2012-11-21から1日間の記事一覧

昭和文学会秋季大会  鈴木志郎康  閉店までワイン

17日土曜に昭和文学会に行ってきた。 久々の詩歌特集で志郎康の講演があると聞けば、卒業生や現役生にい声を掛けながら行かざるをえない。 その現役院生二人が来たので(エライ!)、ご褒美に終わったら飲食に連れて行こうと思ったら、二人とも別の予定が…

「藪の中」  不確定性理論  大正文学

更新が遅れるばかりで申し訳ない。 明日22日が休講ということで、今頃の更新となったので1週間前のことは忘れていて・・・ 「藪の中」を不確定性理論を使って読むと予告したけれど、それほど奇抜ではないと思う。 現代では<事実は一つではない>というの…

11月23日は授業あり  田村俊子「生血」

16日は近藤さんが緊張して「離魂」を発表、十分な内容でした。 それにしても留学生(日本人留学生も含む)には難しい言葉が多いテクストでした。 次回は勤労感謝の日ながら授業で、新野見クンが「生血」を発表。 これも理解しにくいテクスト、ニノミ君の力…

梶井「闇の絵巻」  次回は横光「機械」

「闇の絵巻」はファンが少なくないのも分かる面白さがある。 個人的には、<自己の輪郭>が溶ける不安と快感の両義性が「闇」を使って絶妙に表現されているので、注目している作品。 レジュメはコーダ君・ドコー君とも議論を誘発する力を具えたもの。 ただし…