2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2000本安打

稲葉の二千本安打はただでさえ嬉しいのに、今年は日ハム応援だから他人事ならぬ喜びだネ。 感激したのは2000本の可能性のある試合前、稲葉は栗山監督に「必要な場面ではバントのサインも出してくれ」と告げていたそうなんだネ。 稲葉も立派だけど、そう…

初出・初刊・校異など

「夏の靴」の初出題が「白い靴」だったことから、原稿・初出・初刊から個人全集に至るテクストの変容という大事な問題。 テクスト・クリティック(校異)は古典文学でも外国文学でも研究の基礎。 テクストに手を入れたがる作家の代表は井伏鱒二や小林秀雄(…

「猫」は続く

「猫」の2回目は末尾の読み。 レポが自分の読みに閉塞しすぎた感じで、前半は堂々巡り。 レポが十分な準備の時間を保証されなかった割には、何とか議論の下地を用意できたとも言えるか。 自宅で資料が手元にないので詳しい指摘ができないが、次のレポの問題…

次は志賀直哉「佐々木の場合」

更新が遅れて申し訳ない。 来週がどうせ休みだからというのもあったけど、実は腸炎でタイヘンだったわけ。 前日までなんともなかったのに、23日朝からずっとヒドイ下痢で元気が出なかった。 昨夜(27日)辺りから薬が効きだして落ち着いてきたのだけれど…

元気になれそう

月曜から続いたヒドイ腸炎だけど、今日は朝から4時限の授業が終わるまで絶食した効果か、だいぶ腸が元に復しつつある感じがしているから安心してネ。 授業は先週の二日酔いの時程ではないけれど、あまり元気が出なかったネ。 やっぱ人間は食べないとネ。 電…

今年の1年はスゲエ! と記したけど、国語じゃなかった?

月曜から体調を崩して、身体がメンドクセエ状態なんだネ。 テキに一服盛られたか、というほど心当たりがないもんネ。 前日まで全く元気そのものだったし、練炭の記憶も無いからキンジョー君のような一酸化炭素中毒とは無関係だよネ。 医者に行ったら腸炎とか…

二葉亭は切れる!

明治期の評論を読み始めたけれど、皆が予想以上に苦労している模様。 補足しなければならないことがたくさんある。 それでもレポを始め、参加者がそれなりに健闘したお蔭で、意外に時間がかからなかった。 それにしても二葉亭は時代を抜きん出ていたのが、こ…

順調以上な滑り出し  次回は花袋「一兵卒」

梶井基次郎「愛撫」というクセモノだったのだけど、レポが二人とも期待以上によく準備をしてきたのでハナから熱気に溢れた議論を聴かせてもらった。 こちらが体調を崩していたので、時々補う程度であとは聴いていられるというのは楽で良かった。 上級生も含…

日本ハム、再び!

マジな路線の後は遊びラインでネ。何でも、バランスが大事。 まったく予想外の喜びなんだけど、日ハムが期待以上に健闘していて嬉しい限り。 時には阪神などどうでもいいから、日ハムが勝ってくれという裏切り者の気持にもなりかねない。 それにしても栗山監…

やっぱ学会役員より、学生との伴走だネ

まだ学会役員の任期が終わったわけではないけれど、2つの学会から解放されて一会員になる気分はホッとするネ。 今まで思うに任せなかった学生・卒業生との対応がそれなりにできるようになって、自分なりに納得できる気分。 殊に他大学の学生等との付き合い…

今年の1年生は(も)スゲエ!

川端の掌編小説「夏の靴」という難物の<読み>から始めたのだが、意見発表3人(堀口・浜崎・高阿田)それぞれとても1年生とは思えない切れ味でビックリ! こちらが前日の大学院新入生歓迎会で二日酔いのために元気がなかったせいか、圧倒される思いだった…

7時限のみの授業です  二葉亭「小説総論」から

昨年までのように、7時限の授業でありながら6時から始めるということを止め、正規の授業時間に納めたいと思います。 『日本近代文学評論選[明治・大正篇]』(岩波文庫)をテキストに、明治期前半の評論を読んでいきます。 学部生の参加も歓迎します。現在…

4月24日、梶井基次郎「愛撫」から始めます。

『近代文学読本』(双文社)をテキストに<読み>を競い、<読む>力を養っていきます。 最初は梶井の「愛撫」から。 ツワモノ揃いの受講生という感じを受けたが、珍しく1年生(表コミ)が数人参加するようでオモシロイ。 今年は上級生や院生は来ないのかな?

23日は宮澤賢治「土神ときつね」

難しい安吾から、いきなり童話かい? と思うのはボクだけじゃないだろう。 でもテクストの易しさが、必ずしも論じる易しさに通じるわけではないのが、文学テクストを<読む>ことの難しさ。@ テキスト(プリント)は関谷研究室前のガラス戸上にあります。 …

N406Bに関する執行部への抗議 & 安吾のファルス

長年使用してきたゼミ室であるN406が、何の相談もなくいきなり国語講座に関係の無い物品に占められて、ゼミ使用ができなくなっている件に関しては、執行部の担当である佐藤郡衛さんと学長等に厳重抗議をしたので、いったん怒りを収めて暫く待ちましょう…

「吾輩は猫である」で無事発進

レポの問題の絞り方が良かったせいだろうが、活発な議論ができて期待以上の出来。 問題を絞りながらも、レポがキチンと自分の読みが出せていなかったために盛り上がったのだろうか? H大のショパンが、皆とは初対面ながらも積極的に発言してくれた効果もあ…

場所は変更するかも

幸い実力者の李蓮姫さん(その他)も参加するというので、研究室には収まらないかもしれないので、16日は様子を見てN406(空いてなければ407)に移動しましょう。

ヒグラシゼミ評価

予想通り、参加者はボクもいれて3人。 土曜日、雨の中だからなおさら。 参加するかと思ってた二人が、大学から帰っていくのとすれ違ったのには苦笑。 それにしては充実したものだった。 英訳・独訳のテクストも参照したくなるのも収穫だし、日本語訳にある…

難しいヨ

オリエンテーションとして、<読む>ことが中心となるということから、テクスト(論)・読者(論)・記号(論)へと話題が展開して行ったから難しく感じただろうけど、今から全て理解できなくても、これから分かっていけばいい。 今の学大は専門学校レベルの…

白鳥美麗  杏  ルー大柴

予定外に呑み過ぎたので、しばらくツブヤいて酒を醒ますことにするネ。 昨日の記事で括弧書きで「藤山直美」と記してしまったけど、白鳥直美を演じているのはもちろん「渡辺直美」の誤記だよネ。 藤山直美というのは藤山寛美という歴史に残る喜劇役者の娘な…

ピカルの定理

「失言」の欄にマジメなことを記したら、居心地が悪いので・・・ 明日11日に「ピカルの定理」というお笑い番組が9時からあるんだネ。 知らない人が多いと思うけど、ナンセンスさでは久々のヒット番組だと思うヨ。 今までは11時からだったけど、「白鳥美…

渡辺憲司はエライ!(今日の言葉 2)

「今日の言葉」というタイトルが良くないので変えたいけど、まだ名案が浮かばない。 これを「状況への失言」欄に記すのも相応しい感じもしないけど、独立の欄を設けるパソコン技術を忘れたので次の機会に。 ともあれ紹介したい言葉はあり余るほどあるので追…

4月14日にハムスン作品

久しぶりに復活。 学会の役員を降りたので土曜が活用しやすくなったため、今後は長期休み中でなくても(修士論文・卒論などの途上のヒトを含む)希望者がいれば土曜日にやることになりそう。 4月14日3時から 研究室 ハムスン「死亡広告」(別の翻訳だと…

「吾輩は猫である」

学大院の3時限の欄を参照のこと。

「吾輩は猫である」を研究室で

今日はオリエンテーションなので、一橋大の学生には来なくてもいいと伝えてありました。 何とか研究室に収まる人数(ボクを入れて14人が最大許容)なので、基本的に研究室でやります。 16日から何回かかけて「猫」をやりますが、留学生用に「草枕」もや…

プレゼミ、最初は安吾

自主ゼミで単位にはなりませんが、意欲的な学生が運営しています。 関谷はあくまでも顧問であって、作家・作品は学生が話し合いで決めています。 近代文学のゼミは3つありますが、昭和ゼミの特色は昔から卒業生や他大学からの参加者がいるという点と、熱い…

前期(夏学期)は学大で、月曜3時限、漱石を読みます

今日、6日に一橋大で授業のオリエンテーションをしました。 キム君と音楽理論で修士論文を目差すM2の学生(参加するまでは匿名にします)が来たけど、正田クンは学大に行ってしまったそうで、先が思いやられます。 ブログの記事は正確に読みましょう! 昨年…

今日の言葉 1

以前から新聞等で心打たれる言葉に出会うと、ブログに引用して皆にも報せてあげたくなったのだけど、多忙にかまけてかなわなかった。 今日は強風が収まるのを待ちながら、最近のを一つ紹介して記す習慣の始まりにしよう。 自分を強いるために番号を振ってお…

5日に来ようかな

特に訂正が無いかぎり、5日2時過ぎをめどに来ようかな・・・

6日のオリ

2時40分から「共同1」教室でオリをします。 一橋大生のみを対象にしたオリなので、この授業を取る学大生は来る必要はありません。