2013-01-01から1年間の記事一覧
暮も30日だというのに、総勢7人で充実した議論をしました。 教員免許更新講習の受講者も参加してくれ(もう一人は参加予定ながら急用で欠席の連絡あり)、講習も無駄でななかったとも思わせてもらいました。 林芙美子の戦場体験記のテクストですが、種々…
今日は「暗い人」について、石川さんのレクチャで終わり。 10日は井上光晴「暗い人」からプリントの「風狂記」。(プリントは6階) 17日はセンター試験がらみで休講。 24日は龍之介「玄鶴山房」 31日は龍之介の「歯車」か「六の宮の姫君」キム君が…
毎年370枚は出してます。 お前(アンタ・センセイなど)からの年賀状だけはオモシロいから楽しみだ、と期待されるのもプレッシャーですが、喜んでいただけていると思うと作るのもタイヘンながら楽しいです。 親しい人が増えてやり取りするのは楽しみです…
1月6日に始まります。 13日は「火宅の人」の予定。 檀の後は日野葦平です。 多分20日に構クンが「糞尿譚」をやるでしょう。 誰かに「麦と兵隊」をやってもらいたいと思います。
「隆男と美津子」(作品集『十八歳、海へ』に収録)です。 タカジン・サ〜サキ君の選んだ作品だそうです。 先般、一橋大院でナカガミを久しぶりに取り上げましたが、ナカゴーチさんやリューマン等の活躍もあって楽しめました。
目次の3ページに表示されている作品を全て読んでおくこと。 特に「二老婆」「雪の日」はミニマムストーリーを用意すべし。 1月9日から開始。
「師崎行」です。 このところ居残り議論への参加者が微増して、突っ込んだ議論ができて楽しさが増してます。
休みに入るので、久々にヒグラシをやります。 芙美子の戦中の小説、「北岸部隊」という作品。 中公文庫で出ていて、大型古書店にも見かけます。 もちろん全集にも入っています。 戦争中の作品・作家は大きな問題を孕んでいるので、面白い議論ができそうです…
26日は花袋・白鳥・秋声の作品のミニマム・ストーリーを用意しておくこと。
「子供役者の死」ですが、どんな風に論じるのか楽しみです。 綺堂の戯曲については自著『シドク〜漱石から太宰まで』論が収録されていますが、小説の方は昔『解釈と鑑賞』の「大衆小説特集」に短文を書かされたことを覚えていますが、「大衆小説」の論じ方が…
来年は謝さんの希望で芥川作品の読みを競いますが、(キム君が荒地派の詩について発表する気があれば別)、謝さんから希望作品の提示(連絡)がありません。 大学院で龍之介を取り上げたことはありませんが、取り上げたい作品があれば27日に提案して下さい…
「眼の皮膚」不思議なテクストですが、レポのマサダ君を始め、皆の健闘で結構面白く読めました。 27日も授業やります! プリント配布した石川淳の、残りの「風狂記」の一部をやります。
「女方」です。 アフターはもちろん忘年クリスマスです! 卒業生からのケーキやら寿司やら酒やら、沢山の差入れがあります。 来年からはゼミなしで、いきなりアフター(言語矛盾だけど)をやったら?(ボクはいないけど。) 門限のある学生もいることだし。
「リツ子・その死」の第7章に当たります。 余裕があれば、全体を読んでおくといいでしょう。 少なくとも第1章は。
2刷りまで出ている木村陽子『安部公房とはだれか』(笠間書院)に「手」論は収録されてなかったかな? 月曜に「手」論を持参できればいいのだが・・・
マサダ君から連絡が入り、「眼の皮膚」をやるとのこと。 27日が残りの作品。
1日の近代文学会に行けず、明日の昭和文学会こそ行かねば! と思っていたのに、行けそうもない。 アホなことに、自分の退職記念号である『学芸 国語国文』に載せる業績一覧の記録がパソコンにもプリントしたものも見つからない。 ボケの極み! (何度も何度…
13日からは井上光晴を3回ほどやります。 まずは「赤串怪談」から。
テキストで言うと、藤村・花袋・白鳥を読んでおくこと。 中身を詰め過ぎるせいか、なかなか進まないけど、何事も<量より質>だからナ(女も同様)。
最初の頃は殆どの人が次の授業に急ぐので、人数的には淋しい(それでも内容的には充実した)延長議論でしたが、このところ2回は残って議論を盛り上げる人も出てきてオモシロい演習になっています。 12日は「猫八」です。
10日には次の発表者が決まらないという情けない状況。 急遽、欠席していたヨーコ先生とミナちゃんの2人に「二流の人」の発表をやってもらうことになりました。 10日にイシカワ君が盛り上げてくれた「家康」と直結するので、作品としてはヨロシイでしょ…
いろいろ迷ったけど、ロマン主義作家という感じで檀一雄。 「花筐」は三島由紀夫を思わせるので、驚いたことがある。 この際、代表作の長編「火宅の人」もお勧めしながら、関谷一郎という人の「火宅の人」論も紹介しておきます。 檀一雄のテクストがいかに面…
芙美子の代表作の一つ、「晩菊」です。 センちゃんの修論の一部になるはずだから、期待できます!
忙しすぎて授業連絡が遅れました。 10日の安吾は「家康」論です。 安吾では過去2回、イイ議論ができてますが、このテクストで盛り上がれるかナ? 諸君のお手並み、拝見! といったところ。
プリントを作っておきながら学大の研究室に置き忘れたままでした。 明日・3日に配布します。 安吾で何を発表するか、早く決めておくように! 論集には論られてない作品でも、要望があれば相談に来て下さい。@ 自分でも忘れていて、発表誌の『iichiko』も行…
中上を読む最後は上記の作品。 今までの2作品とレジュメ・議論について書きたいのだけれど、時間的余裕が無いのでいずれ。 レポが時間に遅れずに来てくれればいいのだけれど・・・ 昔は韓国の留学生が酒を飲む際に、教員に対して失礼だから横を向いて呑むと…
鷗外作品と小林幸夫の鷗外論の最後として、上記の作品と論文を読みます。 大好きな作品で、以前、編集委員をしている桐原の教科書に採用した記憶もあります。 夫を何十年も待ち続けるなんて、今じゃ考えられないよな。
澁澤龍彦「きらら姫」です。 アイ〜ンのお陰で自分一人では読めない作家・作品に触れることができてアリガタイです。 それに付き合えるミサキちゃんもエライ! (澁澤は評論・エッセイなら、とても興味があって読みたいのだけれど。本も何冊も持ってるし。)
今日、28日は珍しく(レポの意欲の現れか)多めのヒトが残り、熱の入った議論が延長されてビックリ。 善蔵文学のセンモンカであるマンジュ・鳥井さんの参加もあったお蔭か? いずれにしても、なぜこんなひどいテクストが残っているのか?! という強い疑問…
26日はタカシ君の挑発的な読みもあり、安吾テクストの難しさを改めて感じさせてもらった。 議論が白熱してタイヘン面白かったので、次も期待しています。