2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

29日は院授業無し(学部だけ)〜とんだ勘違い!

そのつもりで大学に来たら、ムヤミに学生がいる。 変だな、院生がこれほど沢山いるはずがない、と思ったら学部だけの日だった。 (これだから院と学部の日程をズラすな、という意見が圧倒的に多いのだ!) これだからボケはたまらない(誰が?) 卒業生を授…

小島信夫「アメリカンスクール」

多忙にかまけて更新が遅れ、スミマセヌ! 初回ながら先週は4時間超の充実した議論を聴かされて、立教院は落ちてないと実感。 その快い疲労感について、詳しくは改めて記す予定。 参加したいが次の授業があるので4時限の間しか居られない、という申し入れが…

4月29日は授業あり  芥川「開化の殺人」

更新を忘れるほど、あれこれと忙しい。 テキストはⅤ章の2、芥川論です。 小説作品はレポが「開化の殺人」を選びました。

テキスト入荷! 25日は「魚服記」(と「葉」)

テキストが入荷したと生協から連絡がありました。 太宰の『晩年』は前に記したとおり、<方法実験>としても実に充実して興味深い作品集でお買い得です。 先ずは入りやすい民譚「魚服記」をジックリ読んでから参加して下さい。 上田秋成「夢応の鯉魚」のパロ…

天馬現る

天馬クンが遅れながらも参加すると伝えてきてくれたので、たいへん期待している。 学大でもそうだが、上級生は論文のために授業に出ずに閉じがちになり、自分の視野も狭まるだけでなく、後輩への刺激もなくなり、双方にとって良くない傾向だ。 天馬クンのみ…

25日は「小説の筋論争」

テキストは岩波文庫の『日本近代文学評論選(昭和篇)』 昨年の明治・大正篇に引き続いて、昭和期の著名な文芸評論を読んでいく。 25日は表題に沿って、谷崎の「饒舌録」と芥川の「文芸的な、あまりに文芸的な」の二つを取り上げる。

22日は葛西善蔵「蠢く者」論

テキストは樫原修の近著『「私」という方法ーーフィクションとしての私小説』(笠間書院)で、論文をたたき台にして論じられている作品を議論していく。 樫原氏は小林秀雄を一つ一つのテクストに閉じて読みきるという形式で、洋々社から切れ味鋭い著書を出し…

23日は松本清張「赤いくじ」

テキストは石川巧という切れ者が論じているので、叩き甲斐があるというもの。 レポも後期過程の元気者が担当するので楽しみ(清張にはあまり関心が無いけど)。 「赤いくじ」は新潮文庫『或る「小倉日記」伝』にも収録されている。オリで言い忘れたけど、テ…

22日は吉行淳之介「水族館にて」

今年度もクリマン師範代が参加してくれそうで、学生にもボクにも物すごく有意義かつ嬉しい。 その師範代に、わざわざ生協まで『青銅』を買わせに行かせたのは恥(師範代の気持はありがたかったけど)。テキストは顧問の関谷研究室前の書棚の上に用意されてい…

学芸大は大学ではない  二つある講義課目は両方出よう!

トシのせいか、言い忘れるものが多くなったようだ。 近代文学の「概論」は木曜2時限の大井田先生のと、木曜4時限の関谷のものとの二つ開講している(教育効果を狙ったボランティア)。 二人の専門が異なるに応じて、授業内容も異なる(秋学期の「文学史」…

テキスト入荷は23日

今日の授業で言い忘れたことが二つ。 一つはテキスト太宰治『晩年』(新潮文庫)の生協入荷は23日になるということ。 『お伽草紙』は2年生の演習のテキストだから、間違わないように!(もちろん1年生でも歓迎するが) もう一つは、今読んでいるように、…

19日は「大力」

太宰治『お伽草紙』(新潮文庫)がテキスト。 最初は4年生が模範の発表を、西鶴作品のパロディである「大力」でやる。 2年生の受講生は、自分が発表したい作品を決めておくこと! 「お伽草紙」の「瘤取り」は昭和ゼミでやったばかりなので、この演習授業で…

教室変更  テキスト  

人数が納まらないので、広めの教室に変更するという連絡をもらいました。 ウロ覚えで申し訳ないのですが、5207教室だったと思います。 テキスト名は石川巧・川口隆行共編著『戦争を<読む>』(ひつじ書房)で、立教大学の本屋で購入できるそうです。 以…

4月16日から

立教院は3・4年ぶりでしょうか? この20年の中に都合15年間近く担当していたと思います。 最初の受講生の中では、新城郁夫クンや城殿智行クンが大学の教員になってますが、女傑・築山尚美さんの印象が強烈です。 その後の受講生からは、昭和文学会会務…

15日は太宰の「瘤取り」

プレゼミ第1回の15日は、「お伽草紙」中の作品「瘤取り」をやります。 パロディの名手でもある太宰の手際を味わえます。 パロディは、「お伽草紙」以外の短篇では「女の決闘」がお勧め。 長篇の「新ハムレット」は太宰好みのヒトならお勧めできる。@ 場…

最初は太宰治のパロディ作品をやります。

新潮文庫『お伽草紙』に収録されている作品を4〜5回やります。 ただし「瘤取り」(小太りではない)は15日の昭和ゼミでやるとのことなので(発表者の一人は受講者の石島さんとのこと)、授業では取り上げません。 第1回の19日は、西鶴作品のパロディ…

授業時日とテキスト

夏学期は月曜3時限に、学芸大学の関谷研究室でやっているので「学大大学院月3」の授業案内を参照されたい。 樫原修の近著をテキストにして、論じられている作品を論文を参考にしつつ、受講者の発表をたたき台にして<読み>を競う。 太宰・葛西善蔵・龍之…

アカハラ問題

いろいろ「失言」も「つぶやき」もネタが溜まるばかりなのだが、春休みとはいえ種々片付けねばならないものがあり、ブログを記す余裕が無いのはザンネン。 今日(6日)はサイコーの骨休みである海釣りの予定が、大風で中止せざるをえなかったので、その分を…

ヒグラシゼミ

5日のヒグラシはレポと近藤さんとボクの3人という、人数的には淋しいものでしたが、林芙美子研究にとっては充実したものだった。 参加したいものの、この日程では無理という断りのメールは幾つか来ていたので、意欲が無い者ばかりというわけではなかったの…