2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

27日は火野葦平

前に記したと記憶しているのだけれど、芥川賞を受賞した「糞尿譚」を横国の博士課程院生のカマエ君が発表します。 来週の作品は、発表者のトントン君が決めてくるはずです。 最終週は「麦と兵隊」です。

27日は寺山修司

多忙で記し忘れていたけれど、「レミング」を文芸新人賞受賞(芥川賞にはノミネートもされなかったけど)のカネシロウと、学部の優れもの二人が発表します。 期待できます! ボクは翌日が人間ドックなので、飲み食いができない苦しみに耐えるのがツライです…

新城郁夫氏(立大院修了)のシンポジウム

21日の打ち上げはオツカレサンでした。 こジャレたイタメシ屋で4時間超飲み食いした時間は、サイコーでありました(不参加のヒトにはカワイソーだったけど)。 さて、君たち立教院の先輩である新城氏が、25日一橋大で開催されるシンポジウムにパネリス…

2月6日のテキスト

今日、最終回のテキスト、平出修「逆徒」のプリントを配布しました。 欠席したヒトは、関谷研究室前の棚上の3段引き出しの下段「大学院」の所に入れてあるので取りにくること。 今日の里見紝「銀二郎の片腕」は予想外に盛り上がって、とても刺激的で楽しか…

24日は龍之介「玄鶴山房」

前にまとめて予告したけれど、今週が上記のとおりで、来週が「歯車」で終り。 打ち上げは2月中旬を予定。

2月6日の出し物

テキストだけでは1回分、取り上げる作品が足りないので検討中だとは伝えたとおり。 高見順好みのボクの興味から武林無想庵の「「COCU]の嘆き」か、いかにも大正的だと言われる佐々木茂索「昿日」(「こう」の正字が出ない)のどちらかを考えていたけれど、…

23日は里見紝

今日の有島「小さき者へ」は論じにくいものだと思いましたが、よく議論ができるものだと感心して聴いていました。 もう一人が体調を崩したお蔭で一人発表となったレポ・インパルス君が、突っ込まれる度に揺るいだせいもあるでしょうが、聴かせてもらいました…

21日は「堕落論」、終了後は打ち上げ

問題の「日本文化私観」(とリン先生の論)とユウタ君が奮闘した。 タウトの論も読んだ上で、リン論のみならず、先行研究と自説とを差異化しようとストラッグル(格闘)したユウタ君の意欲は高く評価できる。 問題はリン説とは反対に、安吾の論はタウト説と…

23日は志賀と谷崎

今日は荷風だけで終わった感じです。 それも仕方ないほど、荷風には語るべきものが多いということです。 具体的なことは繰り返しませんが、「深川の唄」についてはテキストの解説が言及していない<批判精神>は忘れないで欲しいと思います。 単に失われたも…

信用しがたい素人(しろうと)・猪瀬直樹 <講演付記>

「付記」というより、こちらが言いたかったこと。 講演でも言い忘れて、話し終わってから質問タイムで補足したもの。 『笑いと創造』(勉誠社、平成20年)第5集でも書いたのだけれど、あのチンケな猪瀬(あまりにピッタリするのでチンケを欠かせない)が…

久しぶりの講演

8日に杉並区の「杉の樹カレッジ」という組織に呼ばれて、井伏文学について話してきた。 「60歳以上の人」という参加資格は初めての集まりだけど、予想どおり、というより予想を超えて熱意が伝わってくる反応だった(もちろん中には生きてるのかな? と思…

16日は荷風と直哉

9日は春学期の概論の復習でもあるREALISMの理解に基づいて、日本の自然主義文学の盛期を中心に講義した。 秋声や白鳥を復習しながら秋江「雪の日」を取り上げたが、秋江の迫力にハマってもらいたいものだ。 自然主義者の発表媒体が3種の雑誌・新聞であるこ…

16日は有島武郎

尾形クンと酒井クンという、2人の大男が「小さき者へ」を発表します、ガハッ!この数回は浜谷・井上両クンのほかに、矢野チャンやマユちゃん達も残ってレベルアップした議論を聴かせてくれるので、次の授業に行かねばならないヒトがカワイソー。 今回は井上…

14日は・・・(増補版)

14日は「日本文化私観」を、最近絶好調のユウタ君(とサットマン?)が発表する。 最近は多忙で不参加の天馬クンが文字通り「馬」のごとく駆けつける模様。7日の「白痴」論は発表者のムック立大博士とヤスオ君が健闘して、ユウタ君を始めとするフロア(現…

13日は休みで、20日は善蔵

13日は休みなのは覚えているけれど、20日が何かを忘れてしまった、ゴメン! 著名な作家の作品だったので、プリントを持ち帰らなかったせいもある。 リューマンがいないせいか、第二演習室の黒板告知板に記してないのも原因。 いつまでも院生に頼っている…

13日は休み

20日は檀一雄の代表作「火宅の人」の第1章。 もちろん全体を読んでおければ、それに越したことは無い。 拙論も配布したが、結構細部も読めるテクストだったので驚いたことを思い出す。 昔、一橋大院でボッキマン・太郎(松波太郎)が発表した作品。