2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

横光から太宰に変更?

19日のヒグラシは横光だと断言したマンジュが、早速太宰に変更したいと言ってきた。 数日後には誰に変るか分からないけど、固まるのを待ちつつ確定している人の発表申し入れも待とう。 マンジュはいつでもできるから、準備はできてるのに遠慮してる人がい…

映画「桐嶋、部活やめるってよ」  森田芳光  高橋優  JUJU  浅川マキ

先ほどまでメールのチェックやブログ更新しながら見ていたのだけれど(BSプレミアム)、とってもよくできた映画で感心したのでおススメしたい。 原作を読んでいるとたいてい映画には幻滅しがちだけど、この作品は映画の方が向いている感じがした。 原作は読…

安吾の研究会  龍之介がらみのテーマ?

いきなり安吾研究会から以下のようなメールが届いたので情報として流します。 「近代文学合同研究会」の実体は不明ながら、逸物の大原祐治氏も発表するというのだから(小澤純氏とは国立駅で遭った記憶がある)問題無かろう。 そもそも大原さんは安吾研究会…

シベリウス

先般の釣り部の帰りの車中、ラジオにクラシック音楽が流れてたのをタミさんから曲名を尋ねられてすぐにシベリウスの交響曲だと応え、少し聴いて第2番だと分かった。 昨日のクラシック音楽館(今はN響アワーと言わないンだネ)でハンヌ・リントゥ指揮ファン…

長島弘明  兵藤裕己  桐原書店  やまなし文学賞

先日の秋山虔先生の通夜で、長島弘明が会場係をやっていたことは記した。 長島クンは近世文学では傑出した研究者になったけど、院生時代には三好師の演習にも参加して大江で際立った発表をしていた印象が残っている。 お浄めの席では兵藤裕己クン(長島氏同…

安倍(晋三)一賊は殺人へ向かう  百田尚樹  桜井よし子

昨夜eテレのeTV特集「移民の国に咲いた花〜日本ブラジル120年」を見ながらブログを書いていてビックリした。 日本人移民の一部が敗戦を認めたがらず、ポツダム宣言を受諾した後にも拘らず、敗戦を認めていた日本人の言うことをデマ呼ばわりしながら殺し続…

野天湯にgo!

以前に紹介したかどうか・・・「野天湯にGo!」という番組があって絶品! 温泉番組もたくさんあるけれど、清水国明(?)のようなオヤジやジジイの裸じゃ見ていられない。 「野天湯〜」は山田べにこというチョッと外れた女の子(ファミリーのアイ〜ンにそっ…

ビールはサントリー  新酒がまた美味!

昨日今日、国分寺の病院通いのついでにokストアに寄ったのだけれど、そこで2種類のサントリービールの新酒を見つけた。 昨日は「初摘みのホップヌーヴォ―」を試したら、軽みで今までにない味で感銘を受けたので、今日4本ゲットした(値段は500CCで2…

「自由の太刀」の訳者の訂正

先日のゼミの発表の際に翻訳の話を補った時、シェークスピアの翻訳は坪内逍遥以前に「自由の太刀」とかいう表題の訳が出ていたと言ってしまったけれど、鴻巣さんの新書を読んでいたら自分の勘違いに気付いた。 鴻巣さんによれば、まさに「自由太刀余波鋭鋒(…

新潮新書  鴻巣友季子  バフチン  望月哲男  『小林秀雄の言葉』

先日シュウメイ(佐藤秀明)の『三島由紀夫の言葉』という新潮新書を紹介した時に、新潮新書は聞いたこともないと記してしまった。 昨日出歩くので電車で読む本として適当な本を探していたら、鴻巣友季子『明治大正翻訳ワンダーランド』という新潮新書を見つ…

12月は19日

19日に現役院生のマンジュちゃん(いくら可愛くても、もう「ちゃん」じゃないかな?)が横光利一でガンバルことに決まりました。 久しぶりに呑み部長のアマッチも(脳の鍛錬のためにも)参加可能だというので、クリスマスケーキを期待してもいいでしょう。…

ブログを自分のパソコンで記すことが可能になった

諦めていたけれど、アマッチに相談乗ってもらっているうちに大元の方で変更したらしく(説明できないけど)フツーに書けるようになったのでご安心下さい。 そのせいか、眠くなるとすぐにブログを書き始め、そうなるとなかなか止まらないので眠気覚ましになら…

戸嶋靖昌展

スペイン大使館で戸嶋の絵画展をやっているので(28日まで)、気になって観に行ってきた。 作風がほとんど変わらないのでその点では刺激が無いけれど、好きなタイプの画家の作品なので充実した時間を過ごせた。 パスキンの画風に近いかナ、ルノワール初期…

秋山虔先生お通夜

驚くほどの人が集まっていて先生のビッグな存在ぶりに圧倒される思い。 長島クン始め教授連が受け付け付近で会場書係を務めていたのだから、先生の巨大さが察せられる。 桐原の教科書編集仲間の長島クンから「セキヤさんはまだ若いから奥に間に座らせて上げ…

額のケガ

釣り部の活動の際に湯舟で居眠りこいて額が割けて出血が止まらず、居合わせてヤマグチ君に心配かけたけど、たまたま隣りの女湯にいたハッちゃんにはカーン! と乾いた響きに聞こえたそうで笑えた。 タイルに思い切り頭突きをしたのだから、そのくらいの音が…

長谷川千恵子はクビ、橋本昌知事は謝罪!

寝る前に今朝一番のニュースを見ていたら、一昨日のブログで批判した橋元茨木県知事が謝罪会見をやっていてひたすら謝っていた。 ザマアミロ! とは思ったけれど、言葉だけの謝罪で事の本質が分かっている顔には見えなかった。 いかにも頭が悪そうで、生まれ…

大國真希の太宰論

大國本読書の途中経過 前著に比べるとだいぶ日本語が読み易くなっている、とヒッキー先生も言っていたけれど、印象は正反対で実に読みにくい。 というより読んでいてもなかなか頭に入ってこないので困っている。 彼女自身が変ったとも思えないので、ボクの方…

小林秀雄論は延期  12月発表者緊急募集

12月予定していた小林秀雄論は仕事の都合で延期になりました。 代りにでもないですが、12月に発表できる人はいませんか? 予定していた人が立教大だからというわけでもありませんが、久しぶりに立教大の院生・卒業生の人(ヒグラシゼミ初めての人も含め…

バレエ  ベジャール

眠いけど録画中なので眠るわけにはいかない。 予約すれば済むようだけれど、放っておくと4時間番組全部を録画してしまうからで、録りたいのは前半だけだからだ(アホみたいだが、その技術が無い)。 日曜深夜には演奏会や舞台の長時間録画があり、昔と比べ…

長谷川千恵子と橋本昌知事に欠落しているもの

遅まきながら、橋元が謝罪する前に橋本等2匹の小ヒットラーの記事を伝えてくれた仲間に送ったメール第2弾を参考のため。○○さんの個人的な事情を超えて、ヤツ等には「他者の立場で考える」という想像力が決定的に欠けていることが問題だと思うのです。 禍福…

長谷川千恵子・橋本昌茨城県知事、死すべし!

ある温厚な仲間から、次のようなメールが届いて腰が抜けるほど驚いた。 個人的な形で返信するよりも、ファミリーの仲間にもこんな残虐な「人間」(カッコで括ると異なることを示す)が堂々と存在していることを知っておいてもらいたいからだ。先生、19日朝…

秋山虔先生と私

大学者だけあって、ブログで先生の訃報を知った人からメールが届いている。 研究者また教育者としての秋山先生の偉いところは、自分のマネをやらせないところだと思う。 同じ頃の研究者には新しい研究法を頭ごなしに否定する人も沢山いて、ツライ思いや冷や…

秋山虔の文体  研究者の文体

もう1つ秋山先生について記しておかねばならないことがある。 それは研究者としての先生の際立った独自性・が特異性だ。 4・5年前だったかの東大国語国文学会のシンポジウム「研究者の文体」、自分がパネリストを務めた時以外は参加しない学会だけど杉本…

佐藤秀明編『三島由紀夫の言葉』(新潮新書)  松本修監修『読みの交流と言語活動』(玉川大学出版部)

信頼する研究者であるシュウメイが珍しい本を出したので少々驚いたものの、なるほど三島研究を牽引してきただけあって充実して読み応えのある新書になっている。 新潮新書というのは聞いたことも見たこともないけれど、慎太郎(石原)や曽野綾子などという正…

秋山虔先生ご逝去

メル友のケン爺(学大名誉教授)のメールで知ってビックリ! 三好・越智両師には早く死なれた分、秋山先生には長生きしてもらおうと思い期待どおりだったけれど、91歳では仕方ないと諦めている。 グループの組長から確認のメールも届いたけど、まったく知…

安藤宏 (VS) 松本和也

落掌したばかりの『日本近代文学』第93集に、安藤宏が書いた松本和也『昭和10年代の文学場を考える』書評が載っていたので、とっても面白く読んだ。 松本書については通読した感想を記したばかりであり、おまけに安藤氏と共に「畏るべき後生」として2人…

中野信子

この欄に記し止めたい言葉は次々と見つかるのだが、なかなか書き止めて紹介するヒマが追い付かない。 中野信子と記すと欄が違うと思われるかもしれないが、朝日の日曜日に掲載される「朝日求人」の「仕事力」という連載エッセイ(各人4回)でとってもイイこ…

昭和文学会の研究集会

12月13日(日曜)午後1時〜 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館501教室 川端「美しい旅」・林房雄・野間宏「真空地帯」・大江「水死」についての発表 詳しくはホームページを参照して下さい。 個人的には特に林房雄を聴きたいので、この日(と前…

田村景子の「近代能楽集」論

以前この欄に記した著書について『日本近代文学』第89集(2013・11)に書評が載っていて、相も変らぬ自分のウカツさに気付いた。 本屋で偶然見つけた本だったので、学会誌に書評が載っていることを知らなかったのは不勉強な証拠。 在職中は学会誌を…

藺草慶子さんの句集

連合大学院中退の藺草さんから最新の句集『櫻翳』をいただいたので紹介しておきます。 とはいえ俳句も短歌もド素人なので猫に小判、もっと分かる人に読んでもらいたい(貸すヨ)。 それでもNHKの俳句・短歌番組は欠かさず見ているほどの興味はある。 (ノン…