2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

テキストあり

レポが「美しき町」のPDFを送ってくれました。 必要な人は関谷までメールして下さい。@ 9日か10日かは28日になれば判明します。

国吉康雄の絵

25日の「観る」欄で紹介した国吉の再放送は、日曜夜8時からEテレでやります。 自家の画集を探し出してみたら不思議な絵の題は「ひっくり返したテーブルとマスク」というもので、画集の解説はオバカな千住明でも言えそうな気の抜けたビール並み。 ホンモノ…

9日は変更かも?  テキスト

1月9日が不都合なので10日なら参加したいという希望が寄せられたので検討中です。 レポも帰国中のゲストも10日でも大丈夫という了解はとれてます。 翌11日が祭日なので、10日に変更する可能性が出てきました。 9か10か「確定」のランプが点くま…

クリスマス・イブ  明石家サンタ  デラックス・マツコは不要

イブも知らずにテレビの小田和正ライブ特集を録画しながら年賀状を作っていて、(在職中は学生・卒業生に強力に協力してもらっていたけれど)何とか独りで仕上げることができてホッとした。 スキマスイッチやJUJUたちもゲストに呼ばれてのジョイントなので、…

国吉康雄展  千住博・明兄弟

先週の日曜美術館で取り上げられていたので紹介しようとしているうちに、もう金曜になってしまった。 明後日の日曜夜8時からEテレで再放送があるはずなのでご覧下さい、おススメします! 10年ほど前だったか、多摩センターで国吉展をしていたのでチョッと…

1月は2回できるかも?  佐藤春夫「美しき町」

先般の昭和文学会でファミリーの石川偉子サンと構大樹クンに出会ったので、これ幸いとヒグラシでの発表を促したら二人とも前向きな返事だった。 ヨリコさんは前記のとおりで、既に初出テキスト10部をボクの自宅まで持参してくれた。 新興宗教モノだという…

小池清治(日本語学者)

ボケ進行と共に蔵書の整理に取り掛かっていて、残りの生涯でも読みそうもない蔵書を若者に献呈しているところ。 先日ヒグラシゼミを機会に上げる本をロフトで探していたら、小池清治『日本語はいかにつくられたか?』(ちくまライブラリー)を見出し再読する…

1月は清張

来年は一橋大院のヨリコさんの松本清張論から始まります。 日程は未定ですが作品は以下の通り。「密宗律仙教」は全集未収録の作品ですが、文庫には三種類、収録されております。 ①文春文庫『証明』 ②角川文庫『三面記事の男と女』 ③新潮文庫『松本清張傑作選…

『現代文学史研究』第二三集  内田道雄

落掌したばかりでこれから読もうとしているのだけれど、小特集として「戦後七十年」を組んでいる。 神谷忠孝・東郷克美・山崎一頴・中島国彦等々そうそうたる顔ぶれが並んでいるので購入を勧めるが(1000円)、その中に内田道雄先生の名が入っている。 …

葛西善蔵でも充実できた!

レポのマンジュ(ちゃんを付すほど子供でなくなったのが分かる発表だったし)がテクスト論で読み換えると息込んだ割には腰が引けていて歯がゆいばかり。 それでも何とかしようとする気持と才覚は伝わってきたので、これなら修論の対象として候補になると判断…

ケーキ・サンタに寿司サンタ  ヘイカ恩賜のワインとチーズ

恒例のファミリー忘年クリスマスで呑み過ぎ、今日は夕方6時まで蒲団に横になったままだった。 アマッチ・サンタの高級ケーキを食した後ながら、ミチルちゃん差入れのアルコール分10パーセントのビールから始めたらそれだけで酔い心地で皆の顔面が朱に染ま…

安野光雅  光嶋裕介  内田樹  いとうせいこう  「オトナの!」

テレビばかり見ているように思われてしまうかもしれないけれど、昨夜の「オトナの!」は面白かった。 (深夜1時過ぎに遅い夕飯を食べながらか、食後の休みを取りながら見たのだヨ。) MCのいとうせいこうがけっこう知性豊かな人で(もう一人のMCのユースケ…

安吾研究会(合同研究会)

主催は「合同研究会」というのだそうで、昔、慶応と学習院の院生中心に「合同」で始めた研究会とのこと。 それで(学習院系の)大原さんが安吾で発表することが安吾研究会に案内が載ったという事情が判明した。 ともあれこのところ一番興味のある安吾につい…

昭和文学会

国立西洋美術館で藤田嗣治展を観てから行ったので、2本目の発表が始まっていた。 小林秀雄とのインネンで林房雄は一番聴きたかったものだけれど、途中からでも問題は無かった。 というのも質問コーナーで要望したとおり、発表が物語内容ばかりに偏っていて…

良寛

Eテレで水曜午後0時(再放送は午前6時)に「100分で名著」という番組をやっていて、今は良寛。 MC(?)の伊集院光が相変わらず存在感を出してイイこと言う(その知性のせいか、同じデブでもマツコのような不快感を感じない)。 その第2回を録画で見て…

学会疲れ

土日に続けて研究会・学会に参加した疲れが(トシのせいで一日遅れで)現れ、今日は一度朝5時前に目覚めた後にフランス語講座(放送大)など録画したものを見ているに寝入ってしまい、時々意識が戻りながらも起き上がったのが午後2時近く、久しぶりに「寝…

石井正己『柳田国男の先祖の話』

前著の『全文読破』シリーズ「遠野物語」に続く啓蒙書(三弥井書店)をいただいた。 「先祖の話」は吉本隆明や小林秀雄との関連もあって読もうと思いながらずっと果たせずにいたものなので、石井さんから背中を押された感じがする。 それにしても信じられな…

映画「FOUJITA]  元はじめ  ピート・シーガー「腰まで泥まみれ」

朝日新聞の11月13日に映画の記事が出ていた。 小栗映画では、日本で戦争協力者として戦後批判された藤田がフランスに戻ってFOUJITAになった後ことは描いてないとのこと。 現物の絵画の署名を見たら、フランスで描いたものはFOUJITAの署名だが、帰国後の…

藤田嗣治展  芸術家の戦争責任?

昭和文学会の会場が早稲田だったので、東西線をチョッと乗り過ごして竹橋(国立近代美術館)の藤田嗣治所蔵展(最終日)に寄ってしまった。 前に紹介したとおりむやみと安価な料金だったけど、65歳以上は無料だと記してあったのでさらに嬉しい驚き! 手短…

LGBT  マツコ・デラックスなど

最近覚えたのだけれど、レズ・ゲイ・バイ・トランスの頭文字で、ヘテロ以外のこの種の性的現れをまとめて言う言葉だそうだ。 珍しく放送大学でこの問題を取り上げていたので驚いたが、とても勉強になった。 例えば日本にはこの種の人たちが500万人いると…

テキスト

「子をつれて」のテキストをお持ちでない方は、取りあえず下記の青空文庫で読んできて下さい。 プリントは当日渡せます。http://www.aozora.gr.jp/cards/000984/card47059.html

滝口明祥の井伏論

教科書の編集が終ったあと、書評の依頼原稿も2本ともに書きあがったので、実に久しぶりに解放されている。 いちおう週末には研究会(学会)に出席するので、そのための準備(読書)もあるけれど、この1年半超続いた迫られている感じが無いのは爽快だ。 と…

秋山虔先生

亡くなられるといっそう先生とのことが思い出されるのだけど、そういうものなのだろうか。 結婚して間もない頃、院の後輩のネギシから聞いた話。 ボクが結婚したことを電車内で秋山先生に話したら、「私は呼ばれなかったので知らなかった。」とおっしゃった…

「日本人はバカだから〜」(北野武)  タモリ

昨夜偶然見かけた「TVタックル」で、たけしが「日本人はバカだから五郎丸を〜」という発言に出くわして笑いが止まらなかった。 ボクの評価基準は「知性と色香」だとナオさんに指摘されて苦笑したことがあったが、たけしは意外に思われるかもしれないものの「…

「熱海殺人事件」の再演  つかこうへいの娘  (補遺)二世はニセ

昨日の記事で「あたさつ」の話を書きながら、再演される情報を記し忘れたので、またボケの進行を自覚した。 情報が載ってる新聞記事(朝日の2日夕刊)を取ってあったのに、忘れていたのだから呆れたものだ。 ともあれ再演は昨日記した平田満が変らず新任刑…

「時が流れるお城が見える」

以前、ランボーのこの詩句が小林秀雄の訳だと言われているけれど、中原中也の間違い(というより小林が中也の了解の下でパクッた?)じゃないかと記した。 有能な中也研究者からも賛同を得ているが、この詩句を著書の表題にしていたのが中也好きだった評論家…

(増補版)「母と暮らせば」  加藤健一  つかこうへい

昨日のブログは眠気と闘いながら記したので、イラついていただけでなく誤記も多かったので訂正版として更新したけれど、「母と暮らせば」は多くの字数が必要なので新たにここに書き直すしだいです。 原作は「父と暮らせば」と断言してしまったけれど、これが…

(訂正版)  フジタ(藤田嗣治)  杉原千畝  「母と暮らせば」

今日(5日)夜10時の「美の巨人」でフジタの特集があったので、それに依って@印で訂正をします。 この番組にはオダギリジョーが出ているから、好きな人は再放送(BSジャパン、水曜夜11時)でどうぞ。どこかでフジタ展をやっていたと思っていたので新聞…

葛西善蔵だ〜!

19日の発表作品が決まりました。 二転三転しましたが、葛西善蔵「子をつれて」に決まりました。 12月19日(土曜)2時から 第一演習室 レポはマンジュ女史(学大院1年生) 1作品を通して、葛西文学なり私小説の問題なりについても広げて議論できれば…

長谷川千恵子・橋本昌茨城県知事の犯罪(その後)  最首悟

障害児はこの世に存在してはならないという意味の発言した長谷川千恵子と、それを支持した長谷川昌の件は取り上げたけれど、「ダウン症のイケメン」として知られたタレントのあべけん太という人が抗議をしてるという(朝日新聞12月1日の記事)。 父君も一…