2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7月はやるゾー!

7月18日(土曜)午後2時〜 学大国語第一(旧第二)演習室 島尾敏雄「鉄路の近く」(全集第五巻収録) 発表者 近藤直子 (ヒグラシゼミは未発表のものが原則ですが、今回は昭和ゼミで発表したものを進展させて異なる内容になることを期待しての採用です。…

立教大学日本文学科春季大会  崎山多美  金子明雄  梅崎春生

立教大学の院(学部も時々)では長いこと非常勤講師として授業を担当させてもらっていたので、たくさんの院生・卒業生の知り合いも多いことだし毎年学会には顔を出すようにしている。 さきほど今年度の春季大会の案内を覗いたらユータやナカイマンが発表する…

ザンデルリンク  ブルックナー  「ロマンティック」

釣りから帰った日曜夜は、疲れていたけれどテレビで「N響コンサート」を聴きながらブログを記していた。 大歓迎の常任指揮者パーヴォ・ヤルヴィではなかったけれど、個人的にはもっとも重要な作曲家であるブルックナーの曲だったからだ。 第4番「ロマンテ…

高田渡  山之口貘  沖縄料理店「おもろ」  デヴィ夫人

たぶん「チマタの噺」という鶴瓶がやっている番組だと思うけど、先週だったか大杉漣が出演してイイ話になった。 (この番組なら火曜の午後11時58分からテレビ東京で、今日のゲストはデヴィ夫人だから容貌と同じくコ汚ねェことしゃべりまくるンだろうから…

館山

釣り部の報告と一緒でも良かったのだけれど、詳細を記し忘れてしまった。 温泉「人魚の湯」自慢の魚料理を味わいながら、4月の那珂湊の呑み部で呑み切れなかった純米大吟醸2本を頂戴した。 5名全員が那珂湊の参加者だから、館山に来れなかったファミリー…

自衛隊機の事故  雫石事件  阿倍のバカ息子・晋三  内田樹の戦後論

今は机上の空論のお坊ちゃまクンである安倍晋三の違憲のハシャギ振りに話題が移っており、沖縄の飛行場で自衛隊機が危うく民間機との空中衝突事故を起こしそうになった事件が忘れられてしまった形である。 日本人は沖縄のことになると忘れやすいようであるが…

身に沁みるなァ〜!

釣りから帰ったら、敬愛する研究者から近況報告のメールが届いていて、感動冷めやらぬままつい紹介したくなったので。一本一本が遺作になる可能性を持つ歳になりましたが、この歳になると、 晩節を汚さない、老醜を晒さないことを肝に銘じたいと思っています…

釣果報告と合宿日程案

20.21日の釣り部にはボクを含め常連5名の参加。 場所はもちろん館山で、宿は温泉付きの人魚の湯。 4名の卒業大学が全部異なるのに気付いたら可笑しかった。 今回の釣果の代表は何と言っても作家カネシロー君のでっかいマダコ。 前回にもマダコを釣っ…

吉本隆明詩集

「林修・世界の名著」の紹介をしたけれど、昨日は何と吉本リュウメイだった。 いったい誰が取り上げたのかと思ったら、幻冬社の社長の見城徹でとても意外だった。 林さんと同じく唇に特色があり、そこは熟視できない人ネ(時々テレビで見とれてしまうほどの…

学芸大の学会  パソコン故障

ご無沙汰していたのは、キーボードが壊れて文章が打てなかったから。 PCがオカシクなったけれど原因が分からなかったけれど、いつもお世話になっているキムラ電機先生にお尋ねしたらキーボードだろうというので、買い換えたら回復したからブログも復活! そ…

昭和文学会・春季大会  大木志門  「黒い雨」

明日の昭和文学会・春季大会なんだけれど、だんだん参加する気持が萎えてきているので、ボクに会える可能性も期待しつつ参加する予定の人(万一いたら)のためにお断わりしておきたい。 常任幹事を降りる時に、代わりに一会員として学会に奉仕するすると宣言…

ユトリロ展  鴨居玲展  小宮英夫

7日に7年間務めた上野忍丘高校定時制の同窓会があり、4時開始には時間があったので新宿に寄ってユトリロ展を観た。 中学生の時に図書館の司書室にある画集でユトリロを知ったけれど、一緒に収録されていたモディリアニの方が目的だったかも? モディリア…

テレビ番組「林修・世界の名著」 中野正嗣

愛しの中野信子さん(ヘアースタイルを変えてるのはヅラ?)と林修センセイが露出し過ぎで危惧している旨を記したことがあったけど、林さんの「林修・世界の名著」という番組は期待できておススメ。(BS-TBS 木曜夜11時から30分) ゲストが推薦する名著…

三島由紀夫「近代能楽集」論  『現代文学史研究』最新号発売

この間しばらく取り組んできた三島論が掲載された『現代文学史研究』第22集が刊行された。 いつもながら編集局長の野中潤さん(と山根正博クン)の尽力のお蔭である。 在職中はなかなか協力(最低限できる論文寄稿)できなかったので、退職してからはでき…

「武士の家計簿」  磯田道史  森田芳光

BSプレミアムの木曜の朝(再放送)と夜の「英雄たちの選択」は何度か紹介・推薦したけれど、やはり中野信子さんはこの番組が一番! MCが歴史では飛ぶ鳥を落とす勢いの磯田道史さんで「武士の家計簿」という新書で世に出た人。 近々この本をゲットして読もう…

昭和文学会(春季大会)  井伏鱒二「黒い雨」

6月13日(土曜)午後1時から 立教大学池袋キャンパス14号館 特集が「〈知〉の共有のあり方を問う――著作権の権利をめぐって」ということなので全然ソソラレないまま忘れていた。 改めて会報を見たら、大木志門さんが「黒い雨」について発表(1番目)す…

映画「わたし出すわ」  森田芳光  ワイエス  

時間的余裕があるというのはホントに素晴らしい。 1日のNHKBSプレミアムの午後9時から、「わたし待つわ」(あみん?)をパロッたような題の映画の番組が記されていたので、前情報をチェックしたら森田芳光監督だというのでチョッと見始めた。 ブログにも記…

「ウィンズ・オブ・ゴッド」  今井雅之  井戸田潤

先般ガンで亡くなった今井雅之の戯曲「ウィンズ・オブ・ゴッド」は一見の価値があるのでおススメです。 ずいぶん前にテレビで観て(録画もしてあったと思って探しても見つからない)よくできた作品だと感心したものだ。 今は全国ツアーで井戸田潤が出演して…

安吾論

「神様」論を公開したら、以前の安吾論も公開することを思い付いて試みたものの、最初のページしか貼りつけられなかったけれど、とりあえず。 坂口安吾研究会編『坂口安吾 復興期の精神』(双文社)に収録。他に大澤真幸や林淑美の論考もあり。何やらゆかし…

東京学芸大学国語国文学会大会

助手のアザミ嬢(柴田亜紗美さん・学大修士)からポスターを送ってもらったので紹介します(ネットでは検索できなかったので)。 ボクは②と④を聴いてから懇親会に出るつもりながら、その他の時間は近代の研究室にオジャマしているつもり。 あるいは会場で寝…

ジャミラ2題

やっと人心地がついた感じかナ。 久々に病人になった心地で全身の力が入らず。 先ほどやっとパソコンに向かう気になれた。 それまでは蒲団に横たわるか、椅子にふんぞり返っていなければいられない状態だった。 朝飯(といっても11時半ころ)を食してから…

五味渕典嗣  小林秀雄  火野葦平  山城むつみ

ブログに記しておきたいことは、次から次へと出てくるのだけれど、書いてるヒマがないというのはいつものボヤキ。 昨日の「読む」欄は聴く方だったので、本来の「読む」方の報告を。 今何を読んでいるかということなんだけれど、三島論を書いている時は他の…

学会発表の印象記

発表を「聴く」のだけれど、音楽じゃないから「読む」欄に。 学会の「近代天皇制と文学」というパネル発表を聴きに行ってきた。 同時刻の別のパネル発表同様に客の入りがいいのでビックリ。 こちらは林淑美・山田俊治・宗像和重・谷川恵一・(司会)中川成美…