2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

無事帰宅

前回の額の傷が生々しいので控えめにやろうと宣言してから呑んだせいもあってか、雰囲気は楽しく盛り上がったものの酒の消費はいつもどおりには進まなかった感じだったかな。 レポのテンマ君が膝のケガで歩けなかったのでバイクで来たために呑めなかったのは…

ドリアン助川(明川哲也)  桐原書店の国語教科書

「ニッポンのジレンマ」という番組を見ながら、最近集中してやっている頂戴した手紙や年賀ハガキを(捨てる方向で)整理していた。 中身の無さそうなのに自己肥大し過ぎた感じの古市憲寿というMCが不快感を催させたせいもあってか、あまり面白くなかった。 …

鳥越俊太郎  ゴルビーとエリツィン

鳥越俊太郎といっても若い人は知らないかな、自称「ニュースの職人」で筑紫哲哉と同じような人だけど。 筑紫さんはガンで早く死んでしまったのは惜しかったけれど、鳥越さんは幸い数度のガン治療を乗り越えて今や75歳で健在なのは嬉しいかぎり。 その鳥越…

高橋源一郎の論壇時評  暴力団も憲法で守られるべきか?

小説作品にはほとんど興味が無いし、学界でも話題になった日本文学史を素材にした作品も出だしだけ読んですぐに投げ出したのを覚えているが、彼の政治的主張には基本的に同意できるので朝日新聞の「論壇時評」は毎回楽しんでいる。 今までに違和感を抱いたの…

片山さつき  丸山・丸川ぺアの自民党オバカ議員  オトコ高市早苗  小林ゆみ都議員  性的マイノリティ

片山さつきが自民党の内部資料をそのまま公の席で読んでしまってバカにされて間もないのに、またまた自民党の国会議員がその低劣さで話題になっている。 丸山・丸川という山出し・川出し(そんな言葉は無いか)の山川ペアのあまりのバカぶりは予想されたこと…

天馬クンにメール届かず

発表作品が短いので何かほかに準備するもの(他に読んでおくべきもの)を聞こうとしてメールしたけれど、届かずに戻ってきてしまった。 いつもやり取りしているメアドに送ったのにワケがわからん。 ドタキャンにつながらなければいいのだけれど。

行列のできない相談室(すぐに応じるので)

昨日は少々タイヘンな相談事を受けて4時間超話し込んだせいか(2時間ほどの感覚だったけど)、帰宅後はブログを書く元気が出ぬままウツラウツラの状態だった。 職場の問題と研究の方向性という2つの問題を抱えて悩んでいたけれど、少しでも役に立てばイイ…

研究方法  理論  フッサール

昨日の相談でも話題になったのだけれど、「自分は理論勉強していないから〈読み〉よりも実証的な研究の方が向いていると他の先生からも言われたし、自身でもそう思っている。」ということだ。 確かに〈読み〉ができないヒトも(研究者も)いないわけではない…

野口武彦「三人称の発見」

94年出版の本で在職中に研究室に備えたものの、読むヒマが無いまま退職してしまった。 気になっている本なので改めて借り出して読んでいるところだけれど、オモシロい。 とはいえ眉唾モノの雰囲気もあるので警戒しながらの読書だけれど、専門が近世の人な…

極楽の1週間! サントリー・モルツ「ウマミ」

今朝早く6時過ぎに、ジャミラが1週間の旅に発った。 ヨーロッパへのパック旅行のようだけど、詳細は不明。 自家に居なければイイので、理由・行先はどうでもイイ。 数年前にボクが10日間のモーツァルト旅行に旅経った時は「旅に出る。10日後に帰る。」…

「焼肉ドラゴン」 鄭義信の三部作  真山青果

以前、鄭義信(チョン・ウィシン)の大傑作「焼肉ドラゴン」をおススメしたけれど、3月7〜27日に新国立劇場で上演されると朝日新聞の文化欄にあった。 ビデオを見ることができる人には貸せるけれど(最近はモーツァルト「レクイエム」のビデオとDVDを…

ゼミ予定

2月28日(日曜)は案内した通りです。部屋は2階の第二演習室なので間違わないように! 3月20日(日曜・翌日は春分の日で休み)はクリマン君が探偵小説? 4月2日(土曜) 夢野久作「押絵の奇蹟」 レポはオピッツ君(立大院)

金子兜太の俳句

2・3週間前だったか大佛次郎賞(違う賞だったかな)を受賞した1人に金子兜太がいて、好きな俳人の1人だったので喜んで作品も紹介しようとしたものの、そのままになってしまった。 ボクが持っているのは「朝日文庫の現代俳句の世界14 金子兜太・高柳重…

歌劇「サロメ」  フロベール

先日N響アワーの「サロメ」についてチョッと記したけど、書いておきたいことはまだまだある。 なぜ拘るのかと顧みると、院生だった独身時代の余裕で、ウィーン・オペラが来日してこの演目を上野でやった際に、高額のチケットを買って聴きに行ったのだネ。 大…

坂口安吾研究会

前に情報を流したと思うけど、具体的な内容が送られてきたので貼り付けておきます。 まだ1ケ月以上先だけど、「吹雪物語」を読んでから参加する意志のある人でも、1ケ月では読み切れないかもしれないので。 ちくま文庫版でも2センチ以上の長さだからでも…

「控えよ! (厚切り)ジェイソン & (松村)クリス!」

ジェイソンが受けているようで露出が多く、とっても不愉快! 「ウルサイ! 大声だすナ!!! 面白くもねェのに!」といったところ。 あんなに低レベルなネタに対して笑える方もバカなのだけれど、・・・声がデカ過ぎて迷惑だから銃で黙らせたくなるほど。 カ…

ジャミラ、その3(?) 

ジャミラがらみのストレスは後で、などと記してしまったのでいつもながらのネタ(笑?)。 いくら注意しても「シルバーで働いてこい!」とほざくので、最後の手段をとってジャミラの親に「ジャミラの実態」をまとめて報告せざるをえなかった。 付加した自家…

大国真希『太宰治  調律された文学』の書評

マギーが太宰論の2冊目を翰林書房(2800円)から出してもらったということで、発売中(?)の『図書新聞』に書評を頼まれて書いたものを以下に貼り付けます。 まだ発売中かもしれないけど、どうせ買う人はいないだろうからイイよね。 2年ほど前(?)…

胃カメラ異常なし  「日本百名山」

ブログに書いたか忘れてしまったけれど、先月のドックで胃の精密検査の指示が出てしまったので、また絶食して行ってきた。 10年以上前だったか、虎の門病院で胃カメラをヤラれた時にはものすごくヒドイ目に遭ったので、もう一生やるまいと決めていたもの。…

「当麻」とは?

当たり前のように記してしまったけど、小林秀雄の「当麻」とはいわゆる『無常といふ事』としてくくられる古典論と呼ばれる1篇。 各種の日本文学全集中の小林秀雄集には収録されている可能性があるので、図書館に行けば入手できるだろうけど、新潮文庫なら『…

サロメ  

(9日の記事) 放送大の日本美術史をおススメして自分でも観ているけれど(和歌は見なかった)、今日の第9回で佐藤講師が長谷川等伯の傑作「松竹図屏風」は下書きだったかもしれないという説を支持していたので佐藤さんが信用できなくなった。 日本美術の…

額の勲章

今日は車の免許の更新をしてきたのだけれど、場所が府中の試験場なので武蔵小金井行の帰りのバスが前原町(4丁目?)を通ると、学生時代2年目の1年間住んでいた頃を思い出したナ。 1年目は井の頭線の西永福に住んでいたけれど、入学して2ケ月で全学無期…

ゼミ日確定

発表者が多忙で不確定要素もあった発表日が決まりました。 2月28日(日曜)午後2時〜 第二演習室(2階) 小林秀雄「当麻」(テキストは文庫などで入手しやすいので各自ご用意下さい) (発表者)天馬クン(愛称・立大オーバードクター)@ 3月は予定し…

川端文学への誘い  原善

かわさき市民アカデミー2016年前期受講生募集 NPOかわさき市民アカデミー 人間学ワークショップ 『川端康成の美の世界を味わう』(講師)原 善 (成蹊大学講師) 川端康成は、たとえば「日本人の心を見直す不朽の名文」と言われた『美しい日本の私』では、…

MayJ  放送大学  和歌文学と日本美術史

最近のカバーズは真心ブラザーズを始め聴くに堪えない歌手が続いていたような印象で、だから聞かなかったり録画しなかったりが続いたのだけれど、今日のMayJという歌手はホンモノだった。 「アナ雪」にはまったく興味なくて物語は知らないけれど、自然に…

米村でんじろう  自慢の東京学芸大学卒業生

昨夜、というより今朝は5時近くに寝たけど、7時半ころに目覚めてしまったので蒲団の中でチョッとテレビを見てから二度寝をした。 再び目覚めたら「誰だって波瀾爆笑」という番組で米村でんじろうさんが出ていたので、とても嬉しかった。 スゴク面白い実験…

つかこうへい  「引退屋リリー」

朝日新聞の記事で知ったのだけれど、つかこうへいの未発表作品「引退屋リリー」が上演されるとのこと。 オーディション募集のチラシの副題は「偽(にせ)美空ひばり物語」だったそうだから内容は察せられるけれど、主要キャストのオーディションしながらも「…

パーヴォ・ヤルヴィ  ニールセン  片山杜秀

N響の常任指揮者になったヤルヴィの素晴らしさは記したとおり(なかなか「合唱付き」の再放送やらないネ)。 朝日新聞の良さの1つに文化欄の充実を上げたけれど、月に1度レコード(今はレコードじゃないけど)新譜の紹介がある。 それに付して毎回小コラ…

茂木健一郎  小林秀雄  中村光夫  蓮実重彦

先日、中野信子さんについてメディアに消費されるようになってはツマラナイと記した際に、それでも同じ(?)脳科学では茂木健一郎に比べればマシかな、と浮かんだけれど書かなかった。 茂木は以前アサマシイ脱税騒ぎで信用を失くしたことがあったけれど、カ…

大野和士  金子兜太  金時鐘  『論潮』  つかこうへい

スポーツ欄以外は遅れて読んでいることは前に記したけど、今日は1月30日の新聞の文化欄で朝日賞などの受賞者を知って嬉しかった。 「朝日賞」に大野和士と金子兜太がいたのが1つで、大野は4・5ケ国語を操りながらヨーロッパで活躍している指揮者。 小…