2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鷲田清一  「折々のことば」  仙崖

言葉に執着するという点で、朝日新聞連載のコラム「折々のことば」で毎日奮闘している鷲田さんには共感を覚えつつ人知れず応援している。 鑑賞文の方はあまり大したこと言えてないけれど、発見された言葉が「折々」面白いのがある(ツマラナイのもけっこうあ…

舛添知事の痴事は野々村県議並み?  卑しいニンゲン

先般乙武洋匡の世紀(性器)の活躍に際して書いた時と同じ、「調子に乗り過ぎ」ると人間の卑しさが現れるということだと思う。 先日の釣り部の帰りの車中だったか、舛添が話題になった時、ユウ君が舛添の上から目線の態度が大嫌いダと言っていたのを思い出す…

議員と議論は女性に限る?  小笠原登(ハンセン病差別と闘った医師)  片山さつき・高市早苗・丸川珠代  百田尚樹  牧野富太郎

余裕でブログを更新しているように見えるかしれないけれど、テレビを見〈ながら〉の記述なんだナ。 先ほどはETV特集の「ハンセン病隔離にあらがった医師」を見て、一貫して強力に患者の立場で闘い抜いた小笠原登という敬すべき人の存在を知った。 舛添痴…

『中学国語 言語活動アイデア事典』

鈴木一史(茨城大学教育学部准教授)という人の編著で、表題の副教材(?)を贈られた(明治図書、1900円)。 有力な釣り部メンバー(エサどころか魚も触れない)であるダンちゃん(矢崎寛子)も全40章中の6章を執筆しているからだ。 ダンちゃんが書…

学会予定  昭和文学会  日本近代文学会

5月は14日(土曜)に昭和文学会の研究集会が、28・29日に日本近代文学会春季大会があるので、ヒグラシゼミを15日(日曜)に設定した次第です(第3週はイチローの師・三好行雄の命日に重なるのでダメ)。 6月25日(土曜)は学大の学会で仲間のリ…

5・6月予定・補足

5月の「独断者の会話」は有島武郎全集第5巻に収録されているそうです。 6月の「シドニーのグリーン・ストリート」は村上春樹『中国行きのスロウ・ボート』(中公文庫など)に収録されているそうです。 前者はPDFで配布予定ですが、後者は入手しやすい…

5・6月の予定

5・6月はそれぞれ第2・第3週の土日しか空いてないので、希望者との調整に難儀していたけれど、先ほど突如救世主が現れてアッという間に決まった。 詳しいことは後で補足することにして、とりあえず日程と出し物だけを連絡しておきます。 5月15日(日…

イチローの○(グッド)と×(バッド)  藤原耕作

『昭和文学研究』最新号に、松本和也『昭和一〇年代の文学場を考える』の書評を載せたことは記したと思う。 その書評自体も『昭和文学研究』が刊行された後でブログに載せたと記憶している。 先日大学の後輩からの(この欄で紹介した『近代日本とフランス象…

藺草慶子  句集『櫻翳(おうえい)』

25日の朝日新聞コラム「俳句時評」に、以前ブログに記した藺草さんの句集が取り上げられていた。 恩田侑布子(ゆうこ)という俳人が絶賛しているけど、その鑑賞が絶妙で教えられる。 なるほどそう読めば面白い俳句なのか、という感じで納得できる。 当然藺…

良書が100円  国分寺古書店

前にも書いた国分寺の古書店(北口から真っすぐ行って100mチョッとの左側)に寄ったら、本が「更新」されていて充実していたのでおススメ! 折口信夫全集(文庫版)が数冊、その他中上健次などの小説や澁澤龍彦のエッセイが各種、それに「オデッセイ」等…

太宰治「グッド・バイ」  ケラリーノ・サンドロビッチ  小池栄子  北村想

今日は昼間からたくさん更新できたのは、ケラが「グッド・バイ」をもとにして作・演出した舞台録画を観ながらブログを記していたからだ。 前にNHKBSのプレミアム・シアター(日曜深夜)で放送されたものを録画したもので、近年にない傑作かつ笑劇(衝撃…

次回は6月

早くも次回の予定が決定。 6月第二週の土日で、11・12日に館山に行く。 梅雨どきなので、雨天が続きそうなら中止する。 宿はキャンセルしやすい北見を選ぶかも。 参加希望者はイチローまで。* 今回は宇大卒業生の参加者が仕事のため少なかったので、ゴ…

たくさん余って

ツクボーシや(不参加の)フニャ君から日本酒を差し入れてもらい、久々に日本酒のホンモノを味わうことができた。 風呂上りで呑んだアマッチ呑み部長差入れの高級ビールがまたサイコー、湯上りにはやっぱりビールだけど、食事どきに注文した宿のビールがアサ…

アイナメ3尾! ナマコ1匹?  鹿島港はダメ

昔からの憧れだった鹿島港での釣行だったけど、カレイを狙った釣果は・・・ 1日目は木っ葉ガレイ2枚・ドンコ1尾・ギンポ1尾、それに何とナマコ1ケという貧しい結果に。 それでも2日目は作戦が的中してアイナメを3尾(全部25センチ程)上げることが…

「英雄たちの選択」  大谷吉継

何と中野信子さんは熱狂的な大谷ファンだった! 言う事なし! パンクロックのファンのイメージにつながらないンだけどナ。 番組で描いたのは熱血漢ではなく、つねに誠実な調停役だったので驚いた。 それだけに三成に欠けていた人望があった、ということなん…

ののちゃん達はインテリ?  モーツァルト  レスピーギ

これで読者は笑えるのかナ? いつもとは全然調子が違うのだけど。 朝日新聞朝刊、いしいひさいち作の漫画の話なんだけど、ボクの読みが浅いのかな? ① イイカゲンな女性教員である藤原先生の言、音楽の授業中。 「名曲鑑賞はモーツァルトの『リンツ』とかい…

小林秀雄『本居宣長』研究ノート

ゼミで論集を出すという例はよくあるケースだけど、小林秀雄『本居宣長』全11章を1つずつ発表・議論した成果をまとめたものを贈られてビックリしている。 國學院大学の石川則夫さんの大学院ゼミなんだけど、あの分厚い(ツマラナイ?)本をテキストにする…

「オトナの!」  挟土秀平  「英雄たちの選択」  大谷吉継

今日はチョッとダレ気味な一日だったので、以前紹介した「オトナの!」(TBS深夜1時53分〜)は見ないで本を読もうと考えていたところ、挟土(はさど)秀平さんに興味があったので出だしだけ覗いてしまった。 対談相手が矢野顕子なのでそれほど期待でき…

原発大反対!

学部生時代の友人から、以下のようなメールも届いたので「賛同」で送ったものの、パソコン操作に自信が無いので届いたのかどうか・・・ 今わたしは、キャンペーン"川内原発を止めてください。"に賛同しました。ぜひあなたも協力してくれませんか? 私たちの…

熊本地震と川内(九州)原発

脳が知的に働いている人なら誰しも、再稼働した川内原発が熊本地震に連動して事故を起こす可能性を心配するだろう。 その1つ、仲間からの正当な、そして切実な声。九州の川内原発が未だ稼働しています。 原子力安全員会は問題なしと判断しています。何を根…

『坂口安吾研究』

研究会の機関誌第2号が送られてきたが(会員でないと手に入らない)、とっても充実している。 聴きに行けなかった、いとうせいこうの対談も収録されていたのは嬉しい。 研究会を実質的に支えている会員がたくさん書いているだけでなく、リンリン(林淑美)…

乙武洋匡の間違い

イチローがまさかというネタなんだけど、バカバカしいからネ、・・・ あの身体でどんなプレイを? という下世話な騒ぎ方も盛んなようだけれどソリャアンマリダと思うヨ、持てない男の妬みじゃミットモナイだけだし。 「金閣寺」の柏木(放火した男じゃない方…

懲りずに食中り  毒ハタ(築地で販売) コアラとユウカリ(毒草)  イチロー昔話

昨日は二度とやるまいと思っていた食中毒になって、上から出すやら下から出すやら・・・レベルとしては弱かったので少量だったけれど。 何から何まで出しっぱなしのジャミラの、食べ物については特に注意していたのだけれど、柴漬け(と鮭)を絡めたご飯だっ…

立川談志

今までいろんな談志特集をやっていたけれど、さっきまで見ていたのが抜群に面白かったので(再放送を)おススメしておきたい。 BSジャパンの「昭和は輝いていた」という武田鉄也がMCをしている番組で、ゲストが談春・長女・毒蝮三太夫の3人だからたまら…

松本和也『昭和10年代の文学場を考える』  やまなし文学賞  高橋修

マイナーな賞なので一般には知られていないけれど、近代文学研究書も対象に入っている珍しい賞なので狭い世界ながら話題となる。 絶賛・推奨してきた松本氏の大著が授賞を逃したやまなし文学賞は、高橋修『明治の翻訳ディスクール』と川平敏文『徒然草の十七…

国分寺の古書店  おススメ本が100円で!  斎藤環  茂木健一郎  木邨雅文

今日は1月に1度の内科通いで国分寺に行ったけど、この数日風邪なのか咳が3日ほど続いた後で喉も少々痛むので、他人にうつしては申し訳ないので学大には寄らなかった。 その分時間の余裕ができたので、北口を出て150mほど真っすぐに行った左側の小さな…

熊本地震  同調圧力  石坂浩二  渡部昇一  金慶珠  渡部陽一

東京でもド〜ン! と来たネ、食器を洗うので立っていたから焦ったネ。 熊本は3・4回行ったことあるけど(梅崎春生がらみで阿蘇山行きのついでながら)、仲間はいないよナ? 忘れていたらすぐに連絡ちょうだい。 テレビからの情報ではそれほどヒドイ感じで…

井森美幸  5時に夢中  指原莉乃  AKB  前田敦子  「ガッテン」  厚切りジェイソン

昨日は火曜日の習慣なのか、5時過ぎて手の空いた時についゴジムを覗いてしまった。 岡本夏生の代りが誰になったのか気になっていたのかな? レギュラーになったのかは不明ながら、井森美幸だったのでナルホドと納得モード。 岡本ほどキラビヤカでもないし、…

被差別小説集

ボッキマン(松波)太郎の奇妙な味わいの小説が『文藝』に掲載されているというので、地元の本屋に行ってみた。 確かにボッキマンの写真まで載っている、今までにない小説には違いないものの、買って帰って読むほどのモノでもないと思って止めた。 ついでに…

金本監督(阪神)の才覚

野球のことを語り出したら止め処が無いので抑えている。 ただ一言、金本の監督としての能力には疑問が残ったままだ、と言っておきたい。 先日やっと1試合全部を(テレビで)見ることができたので、言わずにいられなくなったというのが正確かな。 今は始まっ…