2018-01-01から1年間の記事一覧

爆釣!!!

歴史に残る釣果! 半数が20センチ超えのシロギスを40尾近くゲット、ブログの調子が思わしくないので、詳しいことは機会を改めて記すことにして、結果のみの報告に止めます。

訂正

1月27日のゼミは、第一ではなく第二演習室(2階)で行います。

「うつせみ」に決定

1月27日(日曜)午後2時〜 (土曜の26日は演習室が満杯なので) 国語第一演習室 樋口一葉「うつせみ」 (青空文庫でも読めるそうです) 発表者 石川クン(学芸修士課程1年)@ 鏡花と同じくイチローが苦手な明治前半期の作家・作品なので、詳しい人た…

歯痛から頭痛へ  年賀状クイズ?

いきつけの歯医者へ行ったら原因を明快に説明してくれてサッパリした。 右上の歯痛も左下の奥歯の痛みも、それぞれ原因は1つでかみ合わせがずれているせいだとのこと。 イタク納得できたし、原因を解消させるための削ってもらったら、左右上下のかみ合わせ…

歯痛  忘年会  秋刀魚屋  カラオケの鉄人

法政大院の授業も年内は終り、他の年内の仕事も今日でキリがついたのでサッパリかつホッとしているところ。 でも2つの忘年会とも歯痛で十分食べられなかったのが無念だった(皆さんの前では気付かれないようにしていたけど)。 ただの歯痛とはレベルが異な…

法政大学シンポジウム(番外篇)  山本真鳥  東大における《注釈》派 VS 《解釈》派の対立

休み時間に会場で昔の同級生を発見して驚いたものだ。 石川真鳥といっても石川達三の姪ながら今は山本姓なのだけれど、彼女はボクら全共闘の1部が進級試験を拒否したためいっぺんに2年落とされて留年したクラスの同級生なのだ(クラスの有名人は内田樹)。…

法政大シンポジウム(その2)  田中和生

レジュメを見て驚いた! 個人的にもとても興味のある「日本近代文学におけるリアリズムの流れ」(ボクの言葉)というテーマの講演だったのだけれど、設定された「テクノロジーとアート」という全体の(?)テーマの「テクノロジー」をリアリズムにザックリと…

高田知波先生の講演  「雪国」  1月の予定

(途中まで記したままだったのを完成させました。)前回参加した人は、その緻密な読み方で「名作」を未聞の切り口で料理する高田先生のお手並みに驚き、別の作品でその斬新な読解を期待していたことだろう。 事実、前回拝聴したナオさんは今回の講演を聴きな…

海野十三  谷崎潤一郎「陰翳礼讃」

いつもながら日本モダニズム研究という貴重なことをやっている杉本ユウキ君のお蔭で、初めて読む作家との出会いが楽しめる。 アテになる人なので、手許にありながら読みそうもない『吉行エイスケ作品集』とかいう本を上げ、研究に使ってもらうようにしたこと…

朋あり、遠方より来る

一橋大修士でその後は東大博士になった徐さんが先週木曜から日本に来ていたそうで、今日数年ぶりに会ったヨ(明後日には帰国の予定とのことだけど)。 一目見て変らないナ〜と思っていたら、「先生、変りませんネ、若い! 50歳に見える」と言ってくれたか…

忘年クリスマス!

まずは楽しい記事から。 昨日は在職中以来恒例の忘年クリスマス、久しぶりに宇都宮大卒業生の呑み部長・アマッチが高級白ワインと高級ショートケーキをプレゼントしてくれ、ゼミ中に皆といただいた。 酒も美味だけどケーキも旨いものだ、ヨシオ〜カからお土…

向田邦子「阿修羅のごとく」  太田光  いしだあゆみ

ドラマは基本的に大河の歴史ものくらいしか見ない(今の「西郷どん」は、鶴瓶下手な演技をはじめとして、鴎外の言う「歴史離れ」がヒド過ぎるので敬遠しているのは何度か記した)。 そんなボクが初めてみた「阿修羅のごとく」には圧倒されてしまった(放送さ…

カンブルラン(指揮者)  弦楽四重奏曲の演奏  マイスキー  ヨー・ヨー・マ

「阿修羅のごとく」を見ながらだから、軽い話題をネ。 最近まったく書けなかったけど、クラシック音楽の話題を2つ。 1つは読響の指揮者だった(である?)カンブルランは、以前から読響の番組で聴くたびに上手いと思っていたものだ。 アシュケナージを常任…

セキタニサ〜ン!

遅くなったけど、大谷翔平がメジャーでも二刀流で大活躍できて(最後は手術というハメになってしまったものの)、他人事(ひとごと)ならず嬉しくて仕方ない。 同じイチローがメジャーで大活躍してくれていた時も、名前のとおり他人事ならず喜んでいたけれど…

石川淳「明月珠」

創作科の日本人院生2人が息切れ気味で出席も覚束なくなっているので、先週は急遽、関口クンが「専門」にしている石川淳の短篇について発表してもらた。 明後日予定されている博士後期課程の中間発表のネタということなので、詳しい感想は明日の発表が終って…

回復!

昨日は無事、昭和文学会に参加できたので、ご安心下され。 チョッとだけ遅れたけど、ずっと起きていられて小林秀雄論に対してはコメントできたし、ユウタ君の発表に対して質問が途絶えて長い沈黙の時間が続いたので、タイムリーな質問もできたヨ。 終ってか…

川端康成「雪国」

12月15日の確認12月にまた高田知波先生のご講演をお願いしました。 作品は「雪国」でテキストは手許にあるもので構いませんが、高田先生は新潮文庫を使うそうです。 12月15日(土曜)午後2時〜 会場は前回と同じ国語第1演習室です。 どなたでも…

やっちまった、食中毒!

梅雨時だったか、立て続けて食中毒で苦しんだのは一昨年だったかな。 今時分は寒いくらいなのでダイジョブかと思って、昨夜ジャミラが作っておいた好物のオジヤに今日気付いたのを(昨夜は呑んだのでメシ抜き)昼ごろ2分でゴハン(チン!)したものの、効果…

大國真希

昨日(2日)は学大で日文協の集まりがあって、学大博士のマギー大國が発表したそうな。 情報が入らなかったので聴けなかったのはザンネンだったけど、先ほどメールしたのに届かずに戻ってきてしまった。 マギー(ブヨブヨと続くのは「マギーブイヨン」とか…

太宰治「お伽草紙」  石川淳「名月珠」

「お伽草紙」から「カチカチ山」を取り上げたハンさんは、太宰研究に年季が入っているだけでなく、TAの関口クンにあらかじめチェックしてもらっていただけあって、留学生としてはまとまりのある発表だった。 しかし「お伽草紙」の中では「カチカチ山」だけが…

昭和文学会へ行こう!  12月8日・法政大学

案内を記そうと思っていたものの、まだ先のことだとタカを括っていたら、何とあと1週間後に迫っていた。 昭和文学会の研究集会が市ヶ谷の法政大学で開催され、何と2つの会場で12本の発表が予定されているという充実ぶり。 前代未聞の多さだけど、大井田…

目取真俊(めどるま・しゅん)を読め!

以前、琉球大学の新城郁夫さんの研究書を紹介した時に言及したと思うけど、沖縄の作家として(というより現代日本の作家としても)群を抜いて面白いと思う目取真俊を法政の院生に強く勧めたら、その中の1人の関口クンが以下の書籍情報を伝えてくれた。 一時…

仲間の法要  全共闘運動

ところでルオー展にはわざわざ出かけたわけではない。 「フランスに行きたしとおもへども フランスはあまりに通し」と歌った朔太郎じゃないけど、多摩地区に住んでいう身には「都心(新橋)はあまりに遠い」のだナ。 今回は保土ヶ谷で大学同期入学の友人の四…

法政大学江戸東京研究センター シンポジウム「文学と東京」  田中和生  山田夏樹

25日のシンポジウムに行ってきた. 昨年度の受講者で今年は茨城県の公立校の教員になっているという須藤クンも参加すると聞いていたので、彼に会うのも楽しみだった。 母校のシンポだけでなく12月の昭和文学会の催しにも参加するという意欲を聞き、とても…

芥川龍之介「六の宮の姫君」  篠崎美生子

レポのリュウさんは文学専攻ではないとのことなので、文学研究の方法やレジュメの作り方がまだ身についていないのが明らかになったものの、来日して間もないとのことなので今後の発奮を期待したい。 日本語のレベルも自覚してアップしていかないと、修士論文…

山田夏樹  中沢けい  法政大学江戸東京研究センター

もっと早く記して周知させなければいけなかったのだけど(ゴメン!)、明日ナッキー山田クンの講演が聴けるヨ。 11月25日午後2時40分から、法政大学市ヶ谷田町校舎5階「マルチメディアホール」(新宿区市谷田町2−33) 《学部とは線路の反対側にあ…

ルオー展

ルオーを沢山所蔵しているパナソニック汐留ミュージアムに行くのは、今度(23日)で5・6度目かな。 もちろん2週間前に、大東文化大での昭和文学会の帰りに寄れなかった無念を晴らした次第。 今回は所蔵作品以外にも少なからぬ絵を観ることができるとい…

「富嶽百景」論の感想

12月の予定を記していたら、前回の感想を書き忘れていたのに気付いた、設楽クン、ゴメン! 教科書の定番作品(桐原でも採用している)のせいか参加者が少な目だったけど、クリマン君に言わせれば「だからこそもっと参加すべきだ」ということになる、ナルホ…

田村俊子「女作者」  太宰の「カチカチ山」

前々回の感想を延ばしていたら、先週の感想も遅れてしまった。 センさんが田村俊子とは驚いたけれど、選び抜かれた作品を集めた岩波文庫の『日本近代短編小説選』(大正篇)に収録されていた中で気に入ったからとのこと。 この文庫アンソロジーは、明治から…

12月15日に再び高田先生のご講演  川端康成「雪国」

予定されていたツクホーシが私的理由で発表できなくなり、その後も他の人からのエントリーがないので、11月は休んで12月にまた高田知波先生のご講演をお願いしました。 あのワクワク感を再び! (でも来年は誰かがガンバッテ発表しておくれ!) 今回は「…