2018-06-03から1日間の記事一覧

清岡卓行「鯨もいる秋の空」

清岡の詩はともかくも、「アカシアの大連」でデビューした時には小説は読むに耐えないものと決め付けたものだ。 学部生だった当時は『文藝春秋』で芥川賞受賞作品を読んでいたものだけれど、選評で三島由紀夫までが褒めていたのに違和感を抱いたのを覚えてい…