2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日大理事長・副理事長(アメフト部監督)の低能ペア  安倍晋三・麻生太郎の「バカのミックス」

26日は近代文学会春季大会で早稲田へ行き、発表4本全部聴いてきた。 27日はヒグラシゼミでマンジュの発表と参加者の議論を楽しく聴いた。 28日に一休みしていたら、前橋の親戚から訃報が届いた(92歳の大往生だからメデタイくらい)。 29日は通夜…

川端康成「禽獣」論  新城郁夫

「禽獣」は正真正銘の傑作だと思うけど、素晴らしい論文もいくつかある。 先般の授業で「禽獣」を取り上げた時には見つからずに読めなかったのだけれど、数日前に別の本を探していたら発見したのでサーッと目を通したら、やはりスゴイ。 『立教日本文学』第…

田村俊子「秋海棠」  清岡卓行の作品

中国の田村俊子研究といえば李蓮姫さんがいて、以前学芸大にも研究留学に来ていた時に俊子作品を一緒に読む機会を得たけど、今回の発表であるマー(馬)さんも李さんの存在は知っているとのこと。 田村俊子研究は日本より中国の方が盛んなのかな? マーさん…

日本近代文学会  江戸川乱歩  井伏鱒二  中野重治  安倍公房

5月26日(土曜)午後2時〜 早稲田大学16号館 江戸川乱歩・井伏鱒二「遥拝隊長」・中野重治「梨の花」・安部公房「人魚伝」と「砂の女」についての発表やパネル討論会があります。 詳しくは学会のホームページを見て下さい。 学会員でなくても歓迎され…

27日の確認

5月27日(日曜)2時〜 学大第一演習室 横光利一「マルクスの審判」(大正12年8月) レポ マンジュ鳥井(学大修士)@ 志賀直哉「范の犯罪」を意識した作品であることが明らかだろう。 マンジュがいかに料理するか楽しみ。 テキストは以下で入手して下…

第二の「日大闘争」!  安倍晋三政権と同じ体質の日大執行部  日大=帝京大の《体質》  内田アメフト部監督=麻生太郎?

あまり直近の事件には言及しないようにしているのだけれど、たった今問題の日大アメフト部の悪質タックルした選手の記者会見を聞いている。 加害選手とはいえ日大(と日大アメフト部)の上層部からの圧力に抗してメディアの前で自分の気持を発表する勇気には…

国吉康雄と清水登之(とし)展  府中美術館

ブログを読んでくれている仲間から、高校時代の友人・金井広秋の情報を伝えてもらえたのは有り難かったけど、福井県在住なのに府中美術館の会員だという仲間までいたのはビックリしたナ。 それならというノリで紹介すると、今「国吉康雄と清水登之 ふたつの…

長谷川利行展

先週、通っている国分寺の病院に行った帰りに、以前も紹介した「七七舎(しちしちしゃ)」という古書店に寄ったら、『三岸好太郎・長谷川利行・靉光』(講談社)という薄い画集が100円で売っていたのでゲット。 三岸は別の画集を持っているし、靉光はむか…

慶応大学の付属高校  野坂昭如の文体  「火垂るの墓」

マエタカ(前橋高校)の同学年にいた「天才」・金井広秋について記した際に、慶応の付属校である三田高校に在職していた可能性が高いと言ってしまったけれど、マチルダさんから慶応大には志木の他には日吉校があるけれど、三田高校は女子校しかない旨を教え…

川端康成「禽獣」  主人公  田村俊子「秋海棠」

太宰研究が主眼だというハンさんがなぜか「禽獣」をやりたいというので(その意欲や良し!)、木島クンが乗って一緒に発表。 難しいテクストだし読みきれないほど多量の先行論があることを断っておいたけれど、案の定2人とも苦労したのが露わとなった。 ハ…

仲俣暁生  金井広秋  糸井重里

昨夜は法政大の非常勤講師の「懇親会」で、さまざまな出会いと情報が得られた。 まずは女性2題。 ① 学大出身の女性講師がいて、聞けば懐かしいタキン先生(田近洵一)に卒論指導を受けたとか。 タキン先生の定年退職を記念して、タキン先生率いる国語教育チ…

6月の予定  泉鏡花

6月10日(日曜)午後2時〜 学芸大学国語第一演習室(予定) 発表者 イー君(今藤) 作品 泉鏡花「甲乙」(文庫は絶版のものしかありませんが、青空文庫で読めます)

バカなヤカラ(輩)ども  安倍晋三と麻生太郎、そして東大生協  麻生太郎の上を行くバカ・浜田幸一(ハマコー)

チョッと時節遅れながら、10日に書き始めた記事なので。窮地に追い詰められたという危機感を抱いたのか、学力欠乏症の安倍晋三と麻生太郎の三代目コンビが2人だけの密談をして、取り引きをしたというニュースを見た。 揃って「お殿様」として育てられた低…

安部公房「公然の秘密」  川端康成「禽獣」

遅ればせながら9日の授業の記録。 第1回の授業でグッチ君が大幅に遅刻した時に、レジュメ作りで完璧を目指すのはイイけれど、完璧はありえないので自分にフン切りを付けて早目に切り上げ、授業に遅れないようにと伝えたばかりなのに、タイメイ君がグッチ君…

ロシア・アヴァンギャルド  クルジン  亀山郁夫(訂正版)

今日の深夜0時45分から、プレミアムカフェで「知られざるロシア・アヴァンギャルドの遺産」が絶対おススメです。 朝9時からの番組の再放送ですが、実は十年以上前だったかの再々放送で素晴らしい内容だからご覧下さい。 スターリン時代はもちろん大弾圧…

丸尾実子の漱石注釈

山本芳明の漱石論を紹介した翌日に、丸尾(坂東)実子ほかの『漱石文学全注釈7「三四郎」』(若草書房)を落掌した。 先日、笠間書院に笠間で出している本を購入するために訪れたばかりなのだけれど、同じビルにあった若草書房が跡形も無くなっていて淋しい…

劇団チョコレートケーキ  ナチと収容所  黒沢清「岸辺の旅」

昨夜はBSプレミアムシアターで劇団チョコレートケーキ公演の、「あの記憶の記録」と「熱狂」を録画しながら観た。 ナチズムの歴史を素材にしているというので興味を持ったけど、観ているうちに引き込まれてしまい、録画の不足分を大好きな番組「英雄たちの…

横光利一「マルクスの審判」

5月27日(日曜)午後2時〜 国語第一演習室(未確定) 横光利一「マルクスの審判」 (発表者)マンジュ・鳥井(学大修士=院生ではなく称号)テキストは以下の青空文庫を利用できます。https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/2159_20177.html@ マ…

落掌した著書・研究同人誌

定年退職した身ながらも、ご著書や同人研究誌をお贈り下さるご厚意にお応えしたいと考えながらも、なかなか思うようにいかないので申し訳ない気持を引きずり続けている。せめてブログに感謝の意を込めて紹介記事を書きとめておこうと考えるのだけれど、少し…

酒も肴も質量ともに充実

ゼミ部ではお手製の抹茶ケーキ(?)を味わわせてくれたナオさんが、自家製のルッコラを差し入れてくれたのでボクがOKストアで買ってきたルッコラと比べたら、本物とニセモノの違いがよく分かって皆さんビックリ。 ミチル姉さんが柿の葉寿司を差し入れてくれ…

唐十郎「の小説

唐十郎『紙女房――楼閣興信所通信』より「皇帝の飲みもの」を、一橋大のオーヴァー・ドクターの石川偉子さんが発表した。 テクストは笑えて面白いし、文章が想定以上に読ませるものの、どう論じていいのか分からない状態が最後まで続いた。 8つの話をまとめ…

龍胆寺雄「L・盆地の汽車」

なにが面白いのだからサッパリ分からない作品に注目した杉本クンのセンスは貴重なものだけれど、テクストの読みには苦労したものと見えてレジュメは語釈中心となった。 むしろ留学生の丁さんが意外なことに自分なりの読みを提起できていて、昨年度の丁さんの…