2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「セブンルール」  本谷有希子  《内面の美しさ》

劇作家(小説が芥川賞の候補になったこともあると記憶する)の本谷有希子やオードリーの若林などがコメントする、お気に入りの番組「セブンルール」(フジ夜11時〜)は以前紹介した。 今日は「かつお女子」と言うべき奇異な女性が取り上げられていて笑いな…

ボビー・オロゴン  出川哲朗  イモトアヤコ  ヨネスケ

あまりの暑さの最中、24時間エアコンをかけっぱなしにしていたら、案の定風邪を引いてしまった。 だいぶ良くなったけど、まだ少し咳が出る。 暑さのせいか、気分転換でテレビを点けて不快な存在が現れると、暑苦しさが倍増する感じだネ。 片山さつきや西川…

モロン米大統領  モロバカ日本副首相(麻生太郎)  片山さつき  西川史子

トランプが前国務長官から「MORON(低能)」呼ばわりされたせいか、間もなくティラーソンのクビを切ったわけだけれど、2人が並ぶと大統領はトランプではなくティラーソンに見えて仕方なかったものだ。 日本の政治屋のモロンは麻生太郎だということは周…

修論中間発表会  シベリア抑留体験を強いられた芸術家  「鏡子の家」  山田夏樹

25日は修論中間発表会だというので、去年と今年の授業受講者のものだけを聴きに行った。 最初は長谷川四郎論だというので去年のズムさんかと勘違いしていたら、ウズベキスタンの留学生ではあったものの別人だった(ズムさんにしては早く論ができ過ぎだもン…

「滝のおトイレ」は全国の駅にある?

東北震災後に仙台訪問の際に、宮城在住のリューマンとサカポコに美味しい牛タン屋に案内された時、JR仙台駅のトイレを利用したら滝の流れる豪奢なトイレにカルチャー・ショックを受けた。 トイレの臭いが気になるボクとしては、しじゅう水が流れ落ちて匂わ…

浅利慶太  セクハラ  田嶋陽子  学大・クレイ爺

先日亡くなった浅利慶太と聞くと、すぐに劇団の女性に手を付けまくったエロオヤジというイメージが浮かんでしまう。 最後の結婚相手(?)に禁じられるまでは劇団に集まる女性にセクハラ放題なので、被害者女性はもちろんスタッフも困っていたのは関係者の共…

「Covers」 前野健太

あと20分くらいで始まるという番組を推賞しても間に合わないのは承知ながら、この歌手のこの曲だけは記しておかなければ気が済まない。 まさか今日が再放送日とは知らなかったので、申し訳ない。 ともかくもBSプレミアム、11時半から聴いて欲しい。 主…

浅利慶太

マゴチ釣り  「釣りびと万歳」  渡部陽一

「釣りびと万歳」(NHK)はよく見ている番組だ、もちろん海釣りの場合に限るけど。 「フィッシング」(テレ東)と比べると海釣りが多めだと感じているし、港町の散策や料理の仕方まで紹介してくれる点もイイ。 さらに「フィッシング」と比べるとイヤなヤ…

石川淳「アルプスの少女」

石川淳は気になる作家、太宰治や高見順などと共に「昭和10年代の作家」として、あるいは「語りの作家」として括られているのが一因だろう。 とはいえ太宰や高見ほど好きではないのも確か、好きな作品を上げろと言われても困るのだから。 身近なところでは…

放送大学「日本美術史の近代とその外部」  稲賀繁美  青山昌文  芳賀徹

今、一番の注目番組である「日本美術史の近代とその外部」が最終回で閉じた、残念!(しばらくすれば再放送が始まるだろうから、それを期待しつつおススメ!) 講師の稲賀繁美さんは現在のボクにとってサイコーのインテリとして崇(あが)めているのだけれど…

亀井秀雄さんの思い出  前橋高校  桐原書店  

もう公表してもいいかな、と思うので添付します。 日本の文学研究者として世界に通用した稀な亀井秀雄さん(他には柄谷行人くらいかな)にまつわるエッセイである。 娘さんの亀井志乃さんから指名されて書かせてもらった雑文である。 市立小樽文学館が出版し…

ブログの効用?

ン年ぶりかに○○ちゃんからメールが届いた。 読んで笑ってこちらが励まされた感じなので、匿名で紹介しよう。 数多いメールのやり取りもそうだけど、ハッキリ意識しないながらの、ブログの目的の1つが果たせている手応えを感じるネ。《関谷先生お久しぶりで…

芥川龍之介「地獄変」  主人公と決めるのは読者  有光隆司  石川淳「アルプスの少女」

漱石もそうだが、今どき龍之介の作品で新見を出すのは並大抵のことではない。 レポの木島クンの意気込みは伝わってきたものの、文学研究ではまだ初歩的な段階なので大事なところでつまづいた。 語りが一人称である点を軽視し過ぎ、叙述を客観的なもので信じ…

サイモン・ラトル  マーラー

このところ実家の土地の件で少々忙しかったので、久しぶりにブログを記していたら、「プレミアムシアター」でベルリンフィルの常任指揮者を20年務めたラトルが辞任するにあたっての特番が始まった。 楽員のインタビューが面白いので画面から目を離しがたい…

7日の酒  マンゴー  紅秀峰(桜桃)  カンゲキの連発

宿の船盛(特別料理)はヒラメの刺身を中心に、サザエやイセエビの刺身も盛られて言う事なし。 ボッチを始め、イセエビが初めてという仲間がカンゲキしていたのも御もっとも。 風呂上りに呑み部長・アマッチがいつもの高級ビールを呑ましてくれたのもカンゲ…

夏合宿

既にお報せしたと思いますが、今年の合宿は8月4〜6日(土日月)の2泊3日です。 宿は2泊とも「北見」が取れました。 先週の館山はシロギスが久々の大漁だったので、ご期待下さい。 参加希望はイチローまで。

7月は休み

今さらの連絡ですが、14・15日のエントリーが無いので7月のゼミ部は休部とします。 8・9月の発表希望者を募っています。

シロギス大漁、巨大カワハギも!

2日間の釣行と呑み疲れで、帰宅後はずっと寝込んでいたヨ、いつも以上に。 真夏のような日差しを受けたせいもあるかな、顔と手の甲が真っ赤だヨ。 1週間前の予報では初日は雨だと覚悟していたのに、梅雨明け宣言も出て雨に降られることはなかったのは幸い…

長谷川利行展

退職した身ながらなかなか観に行く時間的余裕もないし、身体にも余裕がないのはトシのせいかな? 最終日が8日の3日前の5日にやっと観に行けた。 素晴らしいし、めったにやらないだろう展覧会だから、残り7か8日にぜひご覧ください(ボクは釣り部で館山…

ベートーベン《ヴァイオリン協奏曲》のカデンツァ  篠崎文紀  グローバー

日曜の「クラッシック音楽館」で最高級レベルの信頼を置く指揮者パーヴォ・ヤルヴィとN響がベートーベンのヴァイオリン協奏曲をやるという。 いつもは録画するものの、クレーメルやキョンファ等のヴァイオリン演奏で数種類録音・録画してあるので聴くだけに…

グレオリオ聖歌

2週間ほど前だったか、地元の古書店に並んでいたCDを見ていたら「グレオリオ聖歌」を見つけた。 300円だったのですぐゲット、自家で聴いたけど期待した歌い手たちではなかったのでチョッとガッカリ。 学生時代によく聴いたレコードの演奏家とは違って…

鄭義信「焼肉ドラゴン」

鄭義信(チョン・ウィシン)の戯曲「焼肉ドラゴン」をテレビ(NHKBSプレミアム)で観た時は、久しぶりに文句なしの傑作だと思った。 名前だけは知っていた作家だったけど、こんなにスゴイ作品を書く人とは思わなかった(その後も他の作品が放映されたけ…

三島由紀夫「志賀寺上人の恋」

明日4日は三島の「志賀寺上人の恋」です。 三島らしさがよく出ている作品ですが、「太平記」など古典との関連も興味深いです。 文庫では『岬にての物語』(新潮)に収録されています。

大江健三郎「奇妙な仕事」  テクスト・クリティック  カミュ「シジフォスの神話」

サッカー中継のせいか、感想が遅くなってしまった。 中国の留学生による大江の発表を聴くのは初めてだけど、チョウ君は大江をよく読み込んでいるという印象だった。 それに引き替え授業中にスマホをいじり続けていたので注意した留学生もいたのはザンネンだ…

ジャミラの白ワイン?

今、メールをチェックしながら「ミルベキ!」という番組(TBS)を見ていたら、ホランも出ていて演劇を紹介しているのでイイ番組だと思っていたら、次にはウルトラマンの話題になったと思ったら「ジャミラの白ワイン」なるものを紹介していてビックリ! ボ…