2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【状況への失言】ゴジムに原田龍二が出てきて・・・

驚いたネ、原田がフツーに出演してるヨ、金曜限定のMCとして。この番組ならありうるかとも思ったけど、ホントに何事もないような顔して出ているヨ、今見ているところなんだけど。記者会見はこの後だそうだから出演しやすいのだろネ、「金曜に自分から話す…

【状況への失言】「シドク Ⅱ」  幻冬舎・見城徹社長  箕輪厚介  岩下尚史  百田尚樹「日本国紀」は歴史本にあらず

最近、生涯最後の書となる『シドク Ⅱ』をまとめているのだけれど、この1週間ほどは前書き・後書きの執筆に集中していて、送られた論文を読むのを中断中。前書き等は論文ではないので、テレビの気軽な番組を見ながら書くことができて楽しい。 火曜日のゴジム…

【観る】モロー展

先ほどBS日テレ「ぶらぶら美術館」でモロー展を観たのだけれど、NHKの日美よりは面白くて観に行きたくなったヨ。特に目玉作品となっている「出現」の成立過程途次の下絵が何枚も来ているのだネ。サロメを主題にした作品だけれど、いろんなことを模索し…

【学会】三浦雅士の講演

東京女子大学の近藤裕子先生が主催する「キムケン」から以下の案内をいただきました。せっかくの著名人である三浦雅士さんの講演なので参加をおススメしますが、ボクがもらった案内なので、いちおう参加希望者はイチローまで連絡下さい。その上で近藤ハカセ…

【観る】小津安二郎「お茶漬けの味」  木暮美千代

皇室のみならず角界までも安倍が政治利用しているのを苦々しく思い、テレビニュースを避けてNHK・BSの映画にしたら幸い小津映画だったので観る気十分。 それを観ながらブログを記しているのだけど、デジタル版になってとても見やすくなったネ。「お茶漬…

【観る】樋口可南子のヌード写真  植島啓司

ブログに名前を記したら、ミチル姉さんがメールで『 water fruit 』のみならず、ヌード写真の観方を教えてくれた。そのまま貼り付けて皆さんにも役立てばと思ったけど、姉御からそれは止められたので、紹介してくれた植島啓司の感想のURL(というのかな)…

【ポピュラー音楽】スガシカオ最高!

ずいぶん前にスガシカオの「夜空ノムコウ」を聴いて、つくづくスマップの歌は下手だと痛感した経験を記したことがある。要するにスマップはAKB48並みの学芸会レベルであって、スガシカオが本物の歌手だということなんだナ。それ以後はスガシカオが歌う…

【状況への失言】またやっちまった「日本維新の会」 長谷川豊  フジテレビ  反町理  櫻井よしこ

目の前の話題には触れないと言いながら、また罪つくりの「維新の会」の恥部発覚。例の参院選候補予定者・長谷川豊という元フジテレビアナウンサーの差別発言。講演会で《士農工商の下に、人間以下の存在がいる》と発言したというのだから、もじどおり開いた…

学会不参加

今週の25・26日は専修大学で近代文学会があるのだけれど、わざわざ出かけて聴きたいと思える発表が見当たらないので参加しないことにした。 理事は1期だけにしたいと考えたので、理事になる前提の評議員を辞したのだけど、その代わりとして学会の催しに…

【テクストの読み】「山月記」をめぐって〈メイ(vs)イチロー〉その4

このところ出かけることが多くて疲れが残り、とても「山月記」論議じゃなかったヨ。 その後にもメイからのコメントがあったけど、必要ならそれも紹介して反論を付すヨ。 〈メイより〉 先生、李徴が生きていた玄宗の時代の詩人たち、つまり盛唐の詩人ですが、…

【読み】三浦哲郎「ユタとふしぎな仲間たち」のイチロー読み  『三浦哲郎事典』(鼎書房)

ブログの反響としてヘイカから「ユタとふしぎな仲間たち」についての、ボクの論を読みたいという希望が寄せられた。『宇大論究』の原稿はPCに残ってないけど、『三浦哲郎事典』の原稿が残っていたので事典の宣伝も兼ねてイチロー読みの部分だけを紹介しま…

立教大学関係者へお願い「小澤恵里さん、や~い?!」  『シドクⅡ 太宰・安吾に檀・三島』進行中

ずいぶん前になるけど、立大院で非常勤講師をやっていた時の受講生だった、小澤恵里さんと連絡がとれる人がいたら、ボクか鼎書房に連絡するように伝えて下さい。しばらくの間は年賀状のやり取りが続いていたのだけれど、ある年から届かなくなったままで困っ…

【状況への失言】丸山穂高もバカ過ぎるけど、松井「維新の会」代表も同類だろ  麻生太郎を気遣って辞職勧告案に同調できない自民党

目前の話題には言及しないようにセーブしているのだけれど、誰も言わない観点からなら記しておく価値もあるかなと。 そもそも松井はハナから丸山を国会で辞職勧告するほどの気構えがあったわけではなく、自分から謝罪するなどの指示に大人しく従わないので、…

【読む】 ロブグリエの「嫉妬」ではなく、「去年マリエンバードで」だった

先日の木村仁志クンの論文を取り出したら、「去年マリエンバードで」論だった。なぜ「嫉妬」と勘違いしたかというと、ラジオ放送大学「文学批評への招待」で山田広昭さんが解説していたので読もうという気になり、数ヶ月前にユウ君に頼んでアマゾンに注文し…

篠山紀信×樋口可南子『water fruit 』  鰐淵晴子のヌード写真

〈5月15日の記〉 偶然というのは不思議なもの・・・なのか、偶然ではなく意識(自覚)しているからつながるのであって、それが偶然のように見えるだけなのか・・・ 今日のゴジム(東京MXの「5時に夢中」)でヘアー談義となり、例として篠山紀信×樋口可…

「老化は奔る(はしる)」でメチャ疲れ!  ロブグリエ「嫉妬」  目取真俊「面影と連れて」

18日は三好師の墓参と呑み会で、翌19日は私用で午前中から外出、さすがに2日続けて出かけると疲れを感じる。18日は墓のある東中野に行くつもりで、中野の乗り換えで慌てて東西線に飛び乗ってしまい、落合に行ってから戻ったので疲れも倍増。まさに「…

【テクストの読み】「山月記」をめぐって〈メイ(vs)イチロー〉その3

@ その後メイから続けて2度にわたってメールが届いたのを、それぞれを貼り付けながら逐一コメントを付した。その方が論点が散漫にならないだろうと思ったから。 ボクのコメントは「@」印の後にきしたが、まずは1回目のメールから。 ええと、シニフィエな…

【テクストの読み】「山月記」をめぐって〈メイ(vs)イチロー〉その2

〈メイより〉 群馬はヤクザの本場!とは知らなかったです。 強そうですねえ。たしかに、群馬のヤンキーは強いらしいですね。 先生も高校時代は…笑笑 はい、山月記! 文学談義?は楽しいですね^_^ 山月記は、先生のおっしゃるとおり、詩というシニフィアンは…

立川談志のアンドロイドとの対談

再放送だったらしいのだけど、先日たまたまBSプレミアムで立川談志のそっくりなアンドロイド(石黒浩作成)が登場し、3人のゲストと対談するという番組「天国からのお客さま」を見た。見た目は似ていない感じもするけれど、話し方や話す内容が生前の談志…

【テクストの読み】「山月記」をめぐって〈メイ(vs)イチロー〉

「山月記」の〈読み〉をめぐるメイとのやり取りの続き。「論争」への介入歓迎! 〈メイより〉 「山月記」、先生に、読みを理解できるとおっしゃっていただけて、よかったです! 先生は、李徴に欠けているものの原因は、「自尊心のために師につかなかったこと…

第一学習社ではないかも

10日の記事で第一学習社の名を出したけど、「?」を付したのは確信が無かったからだ。後で分かったのは、部活の仲間の質問に応えていた際に、「羅生門」について第一学習社の指導書が話題になっていたので、それと「山月記」の指導書の件を混同していたと…

【テクストの読み】「山月記」のシドク

李徴が世を捨てた理由として《詩》に生きるためだというボクの理解に対して、優れモノのメイが必ずしも《詩》に限らない自己承認欲があったという読みを提示してきた。以下はそれに対するボクの説明を昨夜メールしたもの。 メイの読解力を信用している身とし…

イー君の「真意」

イー君の論文を理解する上で、ボクの勇み足的な勢いがあったようで、本人からの「真意」が送られてきたので(勇み足を重ねないためにも)そのままお伝えする次第。 尚、感想の続きを書く余裕がまだ持てないので、しばらく先になりそう。中村三春さんだと思い…

【ヒグラシゼミ】 6月の確認

6月8日(土)2時~ 国語第一演習室 発表者 赤星クン(学大修士) 作品は牧野信一の「バラルダ物語」にしたいと考えています。(赤星) https://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45223_29425.html 牧野信一 バラルダ物語 - aozora.gr.jp 日照りつゞき…

【音楽】ジョン・ケージ「4分33秒」の演奏会  デュシャンかポロックか?  カニングハム  尼ケ崎彬  青山昌文 

昨日の朝日の夕刊、「around sutege 」という欄にとても面白い記事があったので紹介したくなった。20世紀を代表する曲といえばストラヴィンスキー「春の祭典」だと思うけど、20世紀で一番の問題作といえばジョン・ケージの「4分33秒」だということは…

原武史さんのラジオ放送大学授業

前に紹介した原武史さんのラジオ放送大学の科目名は、「日本の政治思想」らしい。 変更が無ければ、水曜の午前10時45分からだネ。今週は現代の天皇制の話だったと思う。以前聴いた限りでは、今後も話題が多岐にわたるのでかなり面白い、おススメ!

オッサンの心配・ヒザの心配

イー君が弁解ついでにオッサン(静岡で教員やってる大正ゼミ長だった0君、オッサンの「0」ではなく本名の頭文字)が、ボクのブログが更新されないままだと心配しているというと教えてくれた。新しい url を教えてやってくれたというので安心したけれど、こ…

イー君のその後  小森陽一と石原千秋  第一学習社(?)の指導書

イー君(今藤)からメールが来て、ルーさん(小森陽一)の《恣読》を引用したのは《指導書(他からの情報では第一学習社らしい)に参考としてルーさんのものが紹介されているので、それを使う教員もあることを想定して取り上げた》とのこと。成るほどそうい…

今藤晃裕  小森陽一  「山月記」論

締め切りのある当面の仕事からいったん解放され(すぐまた締め切りに追われるのだけど)、この2年間の法政大院の授業からも解放されているので、仕事机の周囲に積んだままの本や資料からアット・ランダムに引き出して読んでいる。イー君(今藤晃裕)の国語…

【美術】モロー展

バカ話ばかり書いていたら、肝心の書きたいことが溜まってしまった。以下はずいぶん前から情報を掴んだので、記しておススメしておきたかった美術展。場所はいち早く情報を流していたパナソニック汐留美術館で、ボクの大好きなルオーを少々、常設室に展示し…