2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【状況への失言】「元ネトウヨ」の告白  匿名のネット非難は人間のクズ

ネット非難を気にして自殺したという事件が頭から離れない。 ネトウヨの発信者は、ごく少数が1人ずつ200通ほど(?)書きこんで総数が何万通になるという記事を探していたら、元ネトウヨとして活動していた人が己れの誤りに気付いて記者になったという記…

【見る】韓国映画のおススメ  光州事件

ナオさんからまた貴重な情報が届いているヨ、以下のとおり。未見の映画でとてもありがたい情報。軍政権に対して民衆が蜂起した事件で、個人的にはとっても興味があるネ。チェジュ(済州)島事件もそうだけど、韓国では軍隊相手に民衆が蜂起して多くの犠牲者…

【聴く】ラフマニノフ作曲「前奏曲集」  「ら・ら・らクラシック」  カルロス・クライバー↔カラヤン  クナパーツブッシュ指揮のワーグナー  サイード等の努力

美術館が休館中ながらも、美術の話題は取り上げてきたけど、気付いてみれば音楽ネタを記すことを忘れていたようだ。ブログには書いてないけど、音楽は個人的にメールのやり取りで話題にしているヨ。以前メイがピアノに励んでいると聴いて驚いたのだけど(子…

【状況への失言】平井文夫(フジテレビ)  SNSの誹謗取締り

SNSの攻撃で傷付いて自殺するなど信じがたいと書いたけど、想像以上に傷付きやすい人間がいるもンだネ。きのう昼メシ食べながらテレビを見ていたら、フジテレビの平井文夫という愚物までもすごく傷つくと洩らして、坂上忍にもバカ笑いされていたので驚い…

【状況への失言】木村花事件  独りで悩まない!

ニュースにカワイイ(化粧が上手い)子が取りざたされているナ、と思っているうちに、自殺したとかいうので驚いたしワケが分からなかったヨ。今日の夕刊見たら詳しい記事が載っていたけど、理解しにくいことばかり。「ケアハウス」という番組はドラマ仕立て…

【見る】神田日勝、スゴイ!

録画しながら見たけど、想定を超えてスゴイ画家だったヨ。見なかった人は一生悔やむくらいだけど、再放送もけっこう流す番組だから期待できるネ。とにかく迫力に圧倒されるネ、特に暗い色調の初期は。まるで知らなかったけど、中期にはポップで明るい作風に…

【見る】神田日勝  ぶらぶら美術館  小木博明  千住明

先般ブログで紹介した特異な画家、神田日勝を今夜の「ぶらぶら美術館」(BS日テレ、8時~)で取り上げるようなのでおススメします。殊に日勝を愛した古井由吉のファンは必見だネ。覚悟しておいてもらいたいのは、無知の権化である小木博明が黙っていれば…

【読む】松本和也『太平洋戦争開戦後の文学場』

2ケ月ほど前までは服部徹也さんの漱石論に衝撃が続いていたけれど、先日記したように福岡弘彬さんの安吾「いづこへ」論を見つけてからは、ずっとその関連論文を漁っていたヨ。山根龍一さん(大学の後輩に実力ある安吾研究者がいる幸せ!)や五味淵典嗣さん…

【見る】フランク・ロイド・ライト(建築家)  サイモン&ガーファンクル

放映前に情報を流せば良かったのだけど、ロイド・ライトの建築を特集した番組が2つあったのだネ。NHKの「美の壷」とテレビ東京の「新美の巨人」ネ、ゴメン! 今からでも見る方法があればイイのだけどネ。 S&Gの曲に「ソーロング・フランク・ロイド・…

【つぶやきイチロー】酒生活  《酒とオンナは~》 「神泡」復活!  生ホヤ

テレビではタレント達が「やること無いから毎日呑んでる」と言う例が多いけど、ボクは1日おきにだネ。昔から呑んだ翌日はあまり呑みたい気が起こらないからだネ、合宿で仲間が一緒の時は別だけど。朝から釣りして風呂上りだしネ。自家で独りでいる時に、た…

【状況への失言】松本人志の陰に百田尚樹あり  小林よしのりの切れ味

ボッチの情報によれば、関西のローカル番組に「探偵ないとナイトスクープ」というのがあり、MCが松本人志で担当(ディレクター?)が百田尚樹だというから、松本が安倍晋三を支持するような発言を洩らすのは、安倍の狂信的な信者である百田の影響ではない…

【状況への失言】若狭勝、オマエが言うナ!  小池百合子に捨てられた「男メカケ」が何を言うか!  (注記)あり

なんという幕切れ、黒川氏が賭け麻雀をチクられて辞職に追い込まれたとはネ。笑ってしまったけど、これも安倍政権が黒川氏本人の意向を無視しつつ、安倍の悪事追及を免れるべく定年延長したとすれば、それを世間で騒がれたためのストレス解消を図って麻雀に…

【『太宰・安吾に檀・三島』より】三島由紀夫「近代能楽集」論  岡本靖正「近代能楽集」論  カーモード『終りの意識』

当初は三島論は入れない予定で、書名も『太宰・安吾に檀一雄』のはずだったのだけど、既にアップした「金閣寺」論をはじめ三島との縁も深いので3本収録して署名も変更した次第。この「近代能楽集」は書中もっとも長い論だけれど、20代前半で始発した「金…

【状況への失言】傑作ポスター  安倍晋三も「卒業」の時だネ

ナオさんからメチャ笑えるポスターが届いたので披露します。お友達から回ってきたそうです。「漢字が読めなくても大丈夫!」はより低能な麻生太郎向けのメッセージでしょうが、安倍晋三もある研究者によれば「思惑」を「しわく」と読んだそうです。いずれに…

【読む】「ガリバー旅行記」新訳の連載  望月哲男・新訳「戦争と平和 2」  三好行雄師の命日  山田有策氏は元気

朝日新聞の連載小説は、6月12日から柴田元幸さん訳の「ガリバー旅行記」になるそうだ。ガリバーは学大赴任して暫くしたら、敬愛する内田道雄先生の推薦図書だと知り、それならぜひ読みたいと思いつつつもなかなか果たせなかった。在職中だか退職後だか何…

【観る】三谷幸喜「12人の優しい日本人」

ナオさんから貴重な情報が届いたので、皆さんに伝えます。映画(白黒)でも見ることができる三谷幸喜の傑作「12人の優しい日本人」が、朗読劇で放映されているとのこと。ボク個人はPCがユーユー部に対応していないのでダメですが、見ることができる人は…

【つぶやきイチロー】ボビー・オロゴンの暴行  「下仁田通信」検討中  

東出昌大が最初から嫌なヤツだと思っていたら、本性をあらわすように妻子と若い女子を裏切って世間をにぎわしたのは周知のとおり。今度はボビー・オロゴンが本性を出した印象だネ。見た目も声も嫌悪感を覚えるばかりだったヤツだったけど、妻を殴って訴えら…

【つぶやきイチロー】マスク上げます  中国は郵便物拒否状態

覚えている人もいるかもしれない、大柄でポッチャリした中国女性の留学生(一橋大→東大)のジョさん(中国の大学に就職)。彼女から久しぶりにメールが来て、マスクたくさん買ったから送ると言ってくれた。日本では入手しがたいというニュースでも見たのかな…

【つぶやきイチロー】散骨の遺書  秋丸美帆の下品さ!  「つり対決」は見ない

最後の本も出せたし、生前告別式もやってもらったし、思い残すことはないと記したけど、気がかりなのは死んだら葬儀(お別れの会も)をやらないことと、釣り部の仲間に海へ散骨してもらえるように遺書を残してないこと。学生時代の全共闘仲間が弁護士になっ…

【状況への失言】検察庁法改正問題(続き)  元検事総長たちも反対!  稲田朋美は低能、森雅子法相は?  きゃりーぱみゅぱみゅ  丸山真男(史上最高の政治学者?)の名言

スゴイことになったネ! 司法の独立を崩そうとしている安倍晋三の悪辣な魂胆に対して、元検事総長・松尾邦弘さんをはじめ14人の元検察トップ総勢14人が反対意見書を提出したとのこと。 やはり田中角栄の汚職を追及して辞任にまで追い込んだ実績のある人…

【状況への失言】定年延長審議「強引矢のごとし」  黒川弘務検事長(厚顔無恥)の定年延長問題  堀田力・元法務省官房長(公正中立の鑑)  稲田伸夫 稲田朋美(バカ)  井浦新↔千住明(バカ)

「強引矢のごとし」というのは、朝日新聞のコラム「かたえくぼ」の見事なもじり!「光陰矢のごとし」の「こういん」に濁点を加えただけで安倍晋三を非難して見せたワザはスゴイ。「かたえくぼ」は毎日でも紹介したくなるほど傑作が続くけど、全部シロウトの…

【観る】神田日勝展  古井由吉

展覧会も多くは中止になってしまったので淋しい限り。4月開催予定だった神田日勝展も中止のままだけど、美術好きなタミルさんが情報を送ってくれたのでコピペしておきます。日勝のことは以前ブログに書いたのをタミルさんが覚えていてくれたようだけど、む…

【『太宰・安吾に檀・三島』より】坂口安吾論

締め切りに追われているうちに、『シドクⅡ』から論文をアップすることを忘れていたヨ。守備範囲から4人の作家を選んだけど、安吾論がまだだった。内田道雄大先生のご指摘のとおり本書は安吾が中心であり、太宰(や志賀直哉など)を始めとする日本文学を相対…

【見る】磯田通史  スペイン風邪  エゴン・シーレ  与謝野晶子

「英雄たちの選択」の魅力は中野信子さんと杉浦友紀さんの女性美も大きいけど、長者番組(?)を支えているのは何といっても磯田道史さんの力量だネ、何度も書いたけど。単なる古文書に埋もれた研究者なぞに止まらず、津波などの災害に対する防災意識も強く…

【状況への失言】中野信子さん、違いますヨ  「帰りはコワイ」  「英雄たちの選択」

先日、例によって「英雄たちの選択」(再放送)を見ていたら、中野信子さんが「行きはよいよい、帰りはこわい」で帰りは怖かったのですネ、という意味の発言をしていたヨ。よく間違えるけど(ボクも学部生の時に友人から正されたけど)、このコワイは怖いじ…

【つぶやきイチロー】酒  (付記あり) 

絶賛したプレミアム・モルツの「神泡」、その後は泡立たないのでガッカリ! 原因は電池が切れ気味なためかと新品と換えたけど、まるで反応なし。夢の泡は泡のごとく消えてしまった。あの神の手ワザのような泡は何だったのだろう?! 日本酒は1度にあまり呑…

【読む】『文豪たちの東京』  小林幸夫

「ビジュアル資料でたどる」という冠語が付された『文豪たちの東京』(日本近代文学館・編、勉誠社・2800円)という本を、小林幸夫さんから贈られた。小林さんが千駄木・団子坂を担当して、鷗外・光太郎・杢太郎について執筆しているからだネ。「ビジュ…

【聴く】《人間こそ地球のウィルス》 HONEBONE(エミリ)

新聞広告がほとんど無くなったくらい減ったのは、とても歓迎しているヨ。紙資源をこんなにムダにして良いのか?! という疑念ネ。大量消費社会も異常なレベルに達している、と思わざるをえなかったからナ。今までくり返してきたプラスチックに頼りすぎた結果…

【読む】坂口安吾「いづこへ」  福岡弘彬  高見順「わが胸の底のこゝには」

新聞の切り抜き中心に論文コピーや手紙の整理を続けていることは何度も記したけど、時間をかけてやってきた成果が出てきて満足してるヨ。あちこちにまとまっていた貴重な紙くず類が、整理されまとめられて書棚に並んでいるのを見ると、とても満足だネ。生来…

【『太宰・安吾に檀・三島』より】檀一雄「火宅の人」論  檀ふみ

目先を変えて檀一雄に切り換えましょう。後書きにも記したように、実は自信作。太宰の論者はたくさんいるものの、檀一雄は論じられることが極めて少ないのが現状。檀の文学のレベルが低いのなら仕方ないけれど、ボクにはそうは思えない。初期の作品は手強い…