2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【読む】ハルキ論読んでます  宇佐美毅・千田洋幸編著『村上春樹と1980年代』  大井田義章  山田夏樹

ハルキについての論文チェックを頼まれているので、久しぶりにハルキの作品論などを楽しんでいるヨ。依頼されているのは「風の歌を聴け」なのでシリーズの第1巻である宇佐美毅・千田洋幸編著の『村上春樹と1980年代』(おうふう)を取り出した。本書の…

【近況】身体回復? 

ダルイと記したら少なからずご心配いただきましたが、その後ひたすら布団で眠るように心がけたらだいぶ回復したようだ。朝夜1度ずつ吸うことに処方されているぜん息の薬吸入を、新しい吸入器を机上に出しておくのを失念してたため、2日くらい吸っていなか…

【見る】「キョコロヒー」より芥川賞候補作家の話

子規と晶子は午前中見たので、再放送は忌避して芥川賞の方を録画しながら見たヨ。途中から始まる「キョコロヒー」の方を見たかったけど、芥川賞の方が2度目ながらも面白いので見続けたヨ。 「キョコロヒー」というのは前にも記したけど最近ハマっているヒコ…

【見る】芥川賞候補の女性作家たち(再放送)  子規と晶子と同タイム

キチンと情報を流した方がイイと思うので。 先般おススメした今回の芥川賞の候補者となった女性5名の自作解説のような番組の再放送が、今夜0時からある。特に前半の3人の話も作品も面白いから、ボク自身録画しようかと考えている。「正しさ」をめぐる考え…

【見る】子規(と晶子)  高橋源一郎(小説家)の限界  与謝野晶子  池田理代子もバカ  

いまBSプレミアムで3日連続の文学者シリーズを見ながらブログで情報を流そうとしているのだけど、今日は正岡子規と病気の彼を支えた友人たちを再現している。もちろん漱石が最初で最大の友人だったのだけど、子規に導かれた漱石の俳句に子規の有名な句にパ…

【近況】結石動かず  懐かしのレバニラ炒め  ベトナム戦争映画  「本当の戦争の話をしよう」

尿管結石の検査結果は全く変化なく、超音波検査による腎臓も結石はあるものの(常態)肥大も無いので次回の検査はなんと5ケ月後となった(当初は2月おき、この3回ほどは3月おきだった)。検査のため絶食して行ったけど、それほどツラくもなくハルキの「…

【見る】テレビ放送大学「フランス語」「ハングル」

放送大学の番組について記したので、ついでながら不満の方も。 「フランス語」講座も前回に比べてはるかに良くなったのだけど、同じものを何年も見ていると飽きるので見なくなっているヨ。前の講座は日本人女性が出演していて、堂々と下手な発音をするので不…

【見る】放送大学「日本美術史の近代とその外部」「舞台芸術の魅力」  稲賀繁美はスゲエ!

深夜番組をおススメしていたら、間もなく始まるテレビ放送大学の「日本美術史~」(7時半から3コマ)も勧めたくなった。今まで何度も紹介したことがあるけど、放送大学では最高に充実した番組だネ。講師の稲賀繁美さんは現代美術にも明るいので、近代美術…

【見る】鷗外の子孫の命名など  「プレミアム・カフェ」

NHKBSプレミアム(朝9時~、再放送深夜0時~)の「プレミアム・カフェ」が文豪の逸話を連載した番組の再放送をやり始めた。今日は鴎外で、長女の茉莉の女婿(娘のムコ)山田珠樹との間にできた初孫である男子の命名をめぐり、山田家との確執が展開される模…

【近況】腕は投薬治療の持続だって

暑い中だけど市内の病院だった点は楽だったけど、珍しく午前中に行ったら薬局を含めてメチャ待たされたヨ。お蔭で預かった論文をチェックをするために読んでいる、ハルキの「風の歌を聴け」がかなり進んだヨ。久しぶりの再読だから新鮮味が無いけど、時々上…

【近況】元気回復

最近ダルイと記したので心配いただいたメールももらったけど、それほどの大事じゃないのでご安心ください。 今日は都心で昼間から呑む会合だったので3時間ほどの睡眠をとってから出かけたけど、早めに引き上げてきて夕方から11時過ぎまで寝ていたらだいぶ…

【見る】今回発表された芥川賞候補作  鈴木涼美も候補作?

テレビ番組表で放映される直前に気付いた「ETV特集 史上初! 全員女性 第167回芥川賞を読む」という番組がメチャ面白かったので、再放送などで見ることをおススメします。とっても面白かったヨ! 若い頃と違って芥川賞受賞作を読もうという気が薄らいで久…

【近況】身体がダルイ

気付いたらブログの更新ができてない。心配してくれる向きもあるかもしれないけど、無事なのでご安心! ただ季節の変わり目のせいか、ダルクて眠くて仕方ない。この2日間は寝てばかりいたヨ。きょう25日は朝から都心まで出かける用件があるからネ。たくさ…

【状況への失言】汚倫豚(オリンピッグ)の高橋治之、カドカワもアオキも    汚倫豚にした日本の立役者は森末慎二

新聞ではなくテレビのニュースからの情報なのだけど、アメリカのパタゴニアという企業が自社の株式などの利益を全て地球環境のために寄贈するとか聞いて、近年にない心温まる気持になったヨ。なにせ国民の過半数が反対している中で、極悪人の安倍晋三を国葬…

【近況】電話オカシイぞ

昨夜10時頃に電話が鳴ったので出たけど、向こうの声は聞こえるけどこちらの声が伝わらないので焦ったヨ。先日NTTの専門家が来て完全に回復したと思っていたら、元どおりの故障状態に戻ってしまったのかも。 電話は記憶にない女性の声だったので、仲間の皆…

【見る】多賀幹子も無知そのもの?  英国王室評論家の見識  十字架の形の教会と舞台  「アンチゴーヌ」と三島戯曲  漱石とビクトリア女王の国葬  

いまブログに、安倍晋三を好い意味で「偶像」だとカン違いしている鈴木涼美という御仁の無知さ加減を記しながら「ひるおび」を見ていたら、エリザベスの国葬のテレビ中継を映しながらゲストの多賀幹子という人が衝撃的な発言をしていたのでビックリだネ。「…

【状況への失言】安倍晋三はネトウヨの「偶像」(3)   鈴木涼美は無知以上?

鈴木涼美の聞き書きの最初の引用について異議を付しているだけで3回目となったけど、まだある。鈴木がブッシュ(子)には「2世の育ちの良さ」があり、テロ後のアメリカ人の自尊心を取り戻させたというのがはトンデモナイ誤解だけども、同じことは安倍晋三…

【状況への失言】安倍晋三は「偶像」か?(2)  鈴木涼美はアホなのか?   ブッシュ(子)は歴代一の低能大統領

鈴木涼美はブッシュ(子)まで持ち出して「2世の育ちの良さや親しみやすさ」などとノーテンキなことを言っているのでチョー呆れたヨ、こいつバカなんじゃない?! と思ったヨ。あるいはただの無知なのかな、ブッシュはアメリカの歴代の大統領の中で一番低能…

【見る】「関口宏の一番新しい中世史」  大宅映子の出演はジャマ=田原総一朗並みのボケ老人

1ケ月以上前に終わったBS-TBS「関口宏の古代史」の代わりに「中世史」が始まったのを見ているところなのだけど、講師が加来耕三はまだしも(昔はウサン臭いと感じていた時期もあったけど)無内容な発言をくり返すだけの大宅映子が出演しているのはジャマな…

【状況への失言】安倍晋三は「偶像」ではなく危険な汚物!  鈴木涼美の安倍晋三観の異様さ

何かと忙しいのでブログをゆっくり書いている余裕が無かったヨ。3本目も送られてきた(投稿)論文のチェックもチョッと後回しになっていたので、それを済ませたところだネ(1本目は審査結果を待ってからという了承済み)。一番はジャミラの実父が亡くなっ…

【読む】(訂正)中川成美さんの書評は『日本近代文学』ではなく、『昭和文学研究』だった(疋田雅昭本について)

ヒッキ―先生の本に対する中川成美さんの書評は、『日本近代文学』ではなく『昭和文学研究』の最新号(第85集)だった。それにしても『日本近代文学』最新号が見つからないのは、まだ出てないのかな?

【見る】ヤドカリの生態  「ワイルドライフ」  目取真俊「魂込め」と「水滴」

ちょっと重い記述が続いたかもしれないので、軽くて面白い情報を。 いま大好きな番組「ワイルドライフ」(NHK)で沖縄大ヤドカリを見ているのだけど、いつも動物について実に興味深い知識を伝えてくれて衝撃を受ける番組の中でも、今回は空前絶後の面白さだか…

【聴く・観る】(今日の情報)「神々の黄昏」(ワーグナー)  ゲルハルト・リヒター(ユダヤ人大虐殺を描く)

今夜のテレビからの情報2つ。 11時20分からBSプレミアムで、貴重なワーグナーの最後の楽劇「神々の黄昏」を放映するそうだヨ。めったに聴けない(観ることができない)ワーグナーの作品を、本場のバイロイト祝祭劇場の演奏で聴けるのだから生涯またとな…

【読む】山根龍一さんの安吾論(続)  第三章

以前、山根さんの論文は論理尽くめなので数学の記号で論を展開しているみたいだ、とか書いたと思う。本書の第三章「風博士」論の71ページでは、文学テクストとは思われない論じ方で不快感が先行するため、2度と読みたくない部分だ。もちろん数学の記号で…

【読む】山根龍一さんの安吾論(?) 「マルクス主義は宗教か」

山根さんの『架橋する言葉 坂口安吾と時代精神』(翰林書房)について書くのは何度目だろう。「(?)」というのはそれを表記したものだけど、表題にある安吾のみならず小林秀雄も論究されているのでボクとしては目が離せない著書だから、時おり取り出しては…

【読む】中川成美さんの疋田本書評  『日本近代文学』第107集

『日本近代文学』の最新号が届いたので目次を見たら、中川成美さんがヒッキ―先生(疋田雅昭)筆の『トランス・モダン・リテラチャー』(ひつじ書房)に対する書評が載っていた。論文があふれるほど並んでいたけど、ほぼ全部興味がなかったせいもあったのか、…

【聴く・読む】好きな音楽評論家は金子建志さんだった(中野○○は間違い) 【見る】ナイター  球児(藤川)の名解説  ショー(中田)の大活躍

先日のブログで信頼できる音楽評論家を「中野○○」と記したけど、今日自家にあるはずの金子さんの著書『ブルックナーの交響曲』を探し出して名前を見たら、金子建志だった。中野という名だと思ったのは、ボケの思い込みだった。昔FM放送で聴いたり録音してい…

【読む】神田由美子『文学の東京 記憶と幻影の迷宮』(鼎書房)

神田さんが上記の著書(鼎書房、2800円+税)を贈ってくれた。故・三好行雄師が日本女子大に非常勤講師に行っていた頃に師事したとのことで、共通する師を偲ぶ墓参でも5月にお会いしている。その時のブログ記事にもお名前が出てきたような気もする。神…

【聴く】チェリビダッケ  デュトワ  沖澤のどか

【観る】方ばかりじゃ【聴く】方のファンの仲間に済まないので。 チェリビダッケについては依然ブログにも記した記憶があるけど、20世紀を代表する指揮者の1人だろネ。ベルリン・フィルの常任指揮者をカラヤンと争ったという話も聞いたことがあるけど、そ…

【観る】「不思議の国のアリス」挿絵  「新美の巨人」  ゲルハルト・リヒター  「日曜美術館」  

「美の巨人」が「新美の巨人」(テレ東、土曜・午後10時~)になってからは、あまり美術作品自体を追求しなくなったので見応えがなくなり、見ることも減っている。でも先日は「不思議の国のアリス」の挿絵を各種たくさん放映したので、久しぶりに録画した…