昭和文学ゼミ(月6・7時限)

オー・マイ・ゴッド!

我が生涯サイコーの驚き、かつサイコーの歓び! 今日(と言っても、昨日になってしまったけれど)、最後の昭和ゼミに釣りトモダチのユー君と栃木から駆けつけてくれたアマッチ、それに特別ゲストのミチルちゃんを迎えてメチャ楽しく飲んでいたら、何と予告無…

10日は打ち上げ(ゼミ無し)  春合宿

ゼミなしで、来年度取り上げる作家を学生だけで決める日。 卒業生等が来れば、ボクは先に呑み始めることになる。 ユウ君は来ると言っているが、会社しだいで時間は不明。 今年度の打ち上げでもあるが、大げさに言えばボクのゼミ参加の打ち上げでもある。 3…

13日は休みで、20日は善蔵

13日は休みなのは覚えているけれど、20日が何かを忘れてしまった、ゴメン! 著名な作家の作品だったので、プリントを持ち帰らなかったせいもある。 リューマンがいないせいか、第二演習室の黒板告知板に記してないのも原因。 いつまでも院生に頼っている…

6日は中上健次

「隆男と美津子」(作品集『十八歳、海へ』に収録)です。 タカジン・サ〜サキ君の選んだ作品だそうです。 先般、一橋大院でナカガミを久しぶりに取り上げましたが、ナカゴーチさんやリューマン等の活躍もあって楽しめました。

23日は三島由紀夫

「女方」です。 アフターはもちろん忘年クリスマスです! 卒業生からのケーキやら寿司やら酒やら、沢山の差入れがあります。 来年からはゼミなしで、いきなりアフター(言語矛盾だけど)をやったら?(ボクはいないけど。) 門限のある学生もいることだし。

安部公房「手」

2刷りまで出ている木村陽子『安部公房とはだれか』(笠間書院)に「手」論は収録されてなかったかな? 月曜に「手」論を持参できればいいのだが・・・

林芙美子だヨ!

芙美子の代表作の一つ、「晩菊」です。 センちゃんの修論の一部になるはずだから、期待できます!

2日は澁澤

澁澤龍彦「きらら姫」です。 アイ〜ンのお陰で自分一人では読めない作家・作品に触れることができてアリガタイです。 それに付き合えるミサキちゃんもエライ! (澁澤は評論・エッセイなら、とても興味があって読みたいのだけれど。本も何冊も持ってるし。)

18日はハルキの「タイランド」

レポは卒論でハルキ論を執筆中のユー君と、1年生ながら凄いエネルギーで突っ走っているノンベーちゃんだから大いに期待できるヨ。

18日は堀辰雄

といっても「風立ちぬ」ではなく、「ルーベンスの戯画」です。 昔は新潮文庫『燃ゆる頬・聖家族』に収録されていたのですが、堀の文庫は殆ど絶版になっているので、古書店で探すといいでしょう。 やはり青春の頃にこそ、の文学だと思います。 でも読み返すと…

足穂

11日は稲垣足穂「一千一秒物語」、確認です。

28日は深沢七郎

ヒチロー(シチローではない)ファンとしては楽しみ! まだ読んでないけど、「いろひめの水」というあまり聞かない作品。 未読の人は傑作「楢山節考」を読んで感動しましょう! 新潮文庫に入っています。

ご挨拶  近代三ゼミ

半期の間、お疲れさまでした! ハルチンが参加できなくなった今年度もレベルが下がることなく、全国に誇れる高水準の議論を展開できていたと思います。 ずいぶんと刺激されました。 殆ど毎回出席して師範代を務めてくれたクリマン君には、特別の感謝を捧げた…

29日は作家決め

春学期最後なので、恒例の作家決め。 在校生はできるだけ参加して、自分の好みを来期に反映させてもらいたい。 早目に終わるので、卒業生(特に合宿に不参加の)が来てくれるにはイイ機会。

15日もやるヨ!

澁澤龍彦の「ねむり姫」を昭和ゼミのサキちゃん(ロケミツ)とゼミ長が発表します。 シブサワはサキちゃんの彼氏です、期待できます。

8日はハルキの「かえるくん、東京を救う」

久々という感じで村上春樹、『神の子どもは皆踊る』とかいう短編集(文庫あり)に収録されている作品です。 このところゼミにカオを見せず、ひたすらハルキ(卒論対象)に打ち込んでいたユウ君のお手並み拝見といったところ。 ちなみにイチロー君は、ハルキ…

7月1日は川端康成(訂正版)

「生花」という作品ですが、レポのヅガザ君が食中毒で発表が危ぶまれます。 結局ジンマシンまで発症して、レポが務まらないとのことでした。 ツカサがジンマシンに罹って、ヅガザという表記になったしだいです。 皆さん、生煮えの肉には気をつけませう!

24日は野田秀樹

17日はタイヘン有意義なゼミだったけど、詳しく記している余裕が無いのでいずれまた。 24日は珍しく戯曲で、「贋作桜の森の満開の下」だそうで楽しみ。 長いけど戯曲だとスラスラ読めるので楽。 レポが、ついでに安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と…

次は芥川の「未定稿」

今日は横光の「南北」、ボクの提案を受け入れてもらった作品。 気になっていたけど、こんなにヘンな作品だとは・・・ それをレポ二人が全力投球で(?)料理してみせてくれて、ゼミを盛り上げ充実させてくれた。 鈴春ちゃんは名前の「霜」と現実の「霜」との…

6月10日は横光利一

3日は安部公房の「友達」の力作発表と議論を楽しませてもらいました。 先行研究をなぞる程度かな、と予想していたものの、マンジュとツカサ君が刺激的なレジュメを切ってきました。 ボクも含めて「気持悪い」という感想の多かったテキストでしたが、マンジ…

6月3日は安部j公房「友達」

更新し忘れていて、タイヘン申し訳ありませぬ! 昭和ゼミのメーリスでは報せてあるのだけれど、ゼミ員以外で参加を希望するヒトには情報が遅れました。 小説「闖入者」の戯曲版なので、読み比べておくとより高次の楽しみが味わえる。 新潮文庫『友達・棒にな…

27日は林芙美子

作品は「麗しき脊髄」という珍しいもの。 力のあるレポ二人がどう料理するのか、楽しみ。 先週は勤務校が試験中で身体が空いたというので、ヘイカが参加。 やはりゼミに来ると職場と違って生き生きとして感じられる。 心身がリフレッシュされるし、頭も刺激…

20日は谷崎「青い花」

13日は何と院修了生の黒坂みちるさん(通称ニジル)が参加してくれた。 当方まったく関心も理解も無いタルホだったので、強〜い援軍で助かった。 実はその数日前、図書館に資料を集めに来たニジルが部屋に寄ってくれたので、援軍を頼んでおいたのだがホン…

稲垣足穂!

更新を忘れていてゴメンナサイ! 5月13日は稲垣足穂の「黄漠奇聞」という無名の作品です。 タルホを取り上げるところがいかにも昭和ゼミですが、ケイチャンの仕業です。 ボクは全く不案内なので、また師範代のクリマン君や院生たちの力に縋ります。@ 渡…

22日は吉行淳之介「水族館にて」

今年度もクリマン師範代が参加してくれそうで、学生にもボクにも物すごく有意義かつ嬉しい。 その師範代に、わざわざ生協まで『青銅』を買わせに行かせたのは恥(師範代の気持はありがたかったけど)。テキストは顧問の関谷研究室前の書棚の上に用意されてい…

15日は太宰の「瘤取り」

プレゼミ第1回の15日は、「お伽草紙」中の作品「瘤取り」をやります。 パロディの名手でもある太宰の手際を味わえます。 パロディは、「お伽草紙」以外の短篇では「女の決闘」がお勧め。 長篇の「新ハムレット」は太宰好みのヒトならお勧めできる。@ 場…

2月4日の横光「鳥」

遅ればせながら・・・ せっかくクリマン師範代が発表してくれたのだし。 それにしても難しいテクストなので、師範代が選んだものと思ったら、2年生のユッコリン・イズミンのペアだったのでビックリ。 でも深い思慮の上で選んだのではないと知って、「蛇に怖…

打ち上げ!!!

最近は試験その他、学生も忙しそうなので参加者が減りがちだたけれど、11日は休日ながら結構盛況だった。 クリマン師範代の希望に応じてイチゴのロールケーキを買ってきて慰労の最初としたけど、デパ地下でゲットした高級そうな生ハムをルッコラと合わせて…

次回は横光利一「鳥」

荷風はスゴイ作家だけど、なかなか取り上げる機会が無かったので期待していた。 予めもらったリューマンの刺激的なレジュメを読みながら、研究室で座ったまま寝込んで風邪を引いたらしい。 別件で起こされて、用が済んだらすぐゼミに行く気でストーブの温度…

次回は荷風! で「風ごこち」

今回は朔太郎の散文詩(?)「魔法つかひ」、初めて読んだけど不思議な作品で、乱歩研究者のクリマン師範代にはピッタリのものだと感じた。 クリマン氏も知らなかった作品なので、取り上げてくれてとても有り難いと言っていた。 1年生のスズキちゃんが立派…