東京学芸大学大学院授業(春期火曜6・7時限)

レポート再提出

学部の演習欄を参照のこと。

24日は青野季吉「自然生長と目的意識」です  レポート締め切り  教室の鍵

いちおうの確認のために記しました。 青野は芥川賞受賞した聡(そう)の親父ですが、知ってた? 親子してあまり読まれないからなぁ〜。レポートの締め切りは8月16日午後3時ということにします。 教員が事務に成績を提出する締め切り日ですから、遅れると…

次回は久米正雄でした

前回、次回の予告が間違っていました。 正確には久米正雄「私小説と心境小説」です。 訂正してお詫び申し上げます。

荷風は面白い!

問題の「花火」で荷風(文学)の学習。 やはり自己韜晦や自虐という面と、公開しないという前提の「断腸亭日乗」で開陳している現実批判の強さという面を前提にしないと、荷風文学の奥行きが見えてこないと思う。 次回は青野季吉「自然生長と目的意識」。

次回は永井荷風「花火」

「元始、女性は太陽だった」に臨んだマダム・ジョジョだったが、実力不足は否めなかった。 子育てと勉強の両立はタイヘンなのは想像を超えているだろうけど、他にも別種の困難を抱えながらガンバッテいる学生もいるので、特定の学生を特別視することはしない…

次回は平塚らいてう「元始女性は太陽であった」

大杉栄「生の拡充」をキッド君がキチンと解説してくれました。 分かりやすいようで分かりにくい所がある論だということが、ワタル君やズーシーちゃんのからの質疑で判明したのは手柄か。 一番興味深かったのは、李さんが「日本ではアナーキズムも社会主義か…

次回は大杉栄「生の拡充」です

今日の感想は「ツブヤキ・イチロー」のコーナーに記してしまったので、そちらを参照して下さい。 「歌よみに与ふる書」は久々だったけど、大好きな実朝を絶賛してくれているので、読む度に喜ばしさを噛みしめる。 もう一人の好きな歌人である西行を、子規は…

次回は子規の「歌よみに与ふる書」

今日は啄木の有名な、そして少々難解な評論を、リューマンが手際良く料理してくれた印象でしたが、やはり議論がタイヘンでした。 頭脳明晰な啄木らしい行論ではありますが、時々「意余って言葉足らず」という箇所が出てきたので議論になりました。 三節の終…

12日は啄木「時代閉塞の現状」

5日は相馬御風の論を「無事」読みました。 次回は啄木ですが、意外に難しいのでそのつもりで準備すること。

15日は田岡嶺雲です

更新が遅れた理由は、4時限の演習授業案内のブログ記事を参照してください。 手元にテキストが無いので明確には言えないけれど、嶺雲の評論であることは間違いないので読んできて。 一葉文学を社会主義的な観点から評価した人の評論でもあるので、知らない…

二葉亭は切れる!

明治期の評論を読み始めたけれど、皆が予想以上に苦労している模様。 補足しなければならないことがたくさんある。 それでもレポを始め、参加者がそれなりに健闘したお蔭で、意外に時間がかからなかった。 それにしても二葉亭は時代を抜きん出ていたのが、こ…

7時限のみの授業です  二葉亭「小説総論」から

昨年までのように、7時限の授業でありながら6時から始めるということを止め、正規の授業時間に納めたいと思います。 『日本近代文学評論選[明治・大正篇]』(岩波文庫)をテキストに、明治期前半の評論を読んでいきます。 学部生の参加も歓迎します。現在…