三島の「百万円煎餅」はエロイ!

カズミンが持ち前の嗅覚を発揮して選んだテクストは、間違いなくエロかったのでピンと来なかったヒトもいたかも?
(この夫婦は何をやったの? という疑問を抱いて来た受講者はどのくらいいたのか? オカキュウは理解できなかったので眠かったのか。)
カズミンが「白黒ショー」という言葉を皆に教えてくれたのは収穫。(実物を見たことがない自分に引け目を感じてしますのは何故?)
このテクストにレポとして「健全」なケイちゃんが乗ったのが意外だったけど、キチンと理解していたので一安心。
それにしてもレポが二人ともテクストをよく読めていたせいで、議論が楽しかった。
三島の反時代的思想がテクストに投影されている点は補足せざるをえなかったけど、読みの基本を皆が理解した上での議論だったので面白かったのだと思う。
清子(或いは二人)の<反知識>的なブリコラージュぶりは、「物」離れした「現代の若者」に対する批判として語り手が語っているのは明らか。
この際、二人の発展形である「潮騒」を一読したら如何?
映画じゃ味わえない感動を感じるかも。
来週は「詩を書く少年」、名作だという印象だけど、、、
昨日の昭和ゼミも三島戯曲「火宅」をやって盛り上がったけど、今年はこれまでになくオモシロイのは両方とも学生のレベルが上がったせいかナ?
それにしても三島の本領は戯曲だと思うので、文庫に入っているものだけでもどうぞ!