ヒグラシゼミ評価

予想通り、参加者はボクもいれて3人。
土曜日、雨の中だからなおさら。
参加するかと思ってた二人が、大学から帰っていくのとすれ違ったのには苦笑。
それにしては充実したものだった。
英訳・独訳のテクストも参照したくなるのも収穫だし、日本語訳にあるのに中国語訳ではカットされる冒頭の設定(テクスト構造)の差異から、小説観の発展レベルが読めるだろうという補足ができたのは収穫。
それだけレベルの高い話ができたということ。
レポが逃げ腰で誘わなかった、李蓮姫さんが来てくれたお蔭だと言えるだろう。
予想以上のレベルの御仁、受け入れて良かった!
レポも予想外に健闘したせいでもあり、まんざらテクストが読めないわけでもなかった。
基礎ができてないから、お粗末な読みもあるのは困るものの(読みのポシビリティとプロバビリティを取り違えているのは一般的な勘違いか)、本人が素直に研究と日本語の基礎造りをしようとすれば、将来は開かれる。
何よりも自分に素直になることが肝心であり、課題だろう。