美術展に行こう!  松本竣介展  川村清雄展  学芸大・学長に対する評価

余裕ができたら記して勧めようと思っていたけれど、今気付いたら川村清雄展の方が12月2日までだと分かったので急ぎ書くネ。
新聞でカラーの「鶏図」というのを見たらビックリこいて是非行こうと決意したんだネ。(久々の「ネ」の調子が出てきたかネ?)
「維新の洋画家」と冠せられているとおりの画業なのだけれど、それが素晴らしいんだネ、高橋由一展の時も感激したけど。
海舟や篤姫などの肖像も良いけど、水を結構描いていてその種々相が面白かったネ(クールベなども想起されて)。
目黒区美術館でも別の川村清雄展をやっているけど、本格的な絵画は江戸博物館の方にあるのでエドハクがお勧めだネ。
エドハクの館長さんは元学大教授の竹内誠先生で、ボクが学大に赴任して間もなく第一部の部長になられ、その時にある問題の処理に感服したのを覚えている。
ボクが来る前に学長選挙に敗れたそうで、その時の学長が時々ダメ人間として例に出す蓮見音彦だったので、学大の教員は何故リッパな竹内先生を選ばなかったのか不思議に思ったネ。
原因の一つは国語科対社会科の対立だったそうで(バカバカしい!)竹内先生ご自身よりもその取り巻きが嫌われたのだとか、おおかたあの政治ゴロツキ・上野某も一味だったのだろネ。
学長評価で言えば、竹内先生に近いのはワッシー前学長で、取り巻きを含めて蓮見レベルなのが村松現学長というところになるんだろうネ。
つまり今は学大としてはヒドイ時代だということだネ。

話がつい汚い連中の方に行ってしまったので戻せば、昨日は世田谷美術館に始まって間もない松本竣介展を観に行ったんだけど、これも良かったネ。
「立てる像」が有名だけど、初期のモダニズムの洗礼を受けた頃のもいいネ。
何じゃルオーじゃないか? と感じていたら、解説にルオーやモディリアニの影響が見られるとあった通りで、モディリアニ風のも確かにあった。
(そう言えばルオー展もやっているけど、あちらはルオー美術館なのでいつでも行けるし、最近も行ったばかりなので数年後に。)
ともあれ竣介は来年まで展示されているものの、川村展の方はすぐに終わってしまうので急ぎ是非ご覧ください!