松波太郎が野間文芸新人賞!

「つぶやき」の欄でボッキマンがまた賞を獲ったゾ〜! と書こうかとも思ったけど、今回はマジメに。
文学界新人賞を獲った勢いで芥川賞候補にも挙げられた松波クンが、何と野間文芸新人賞を受賞しました。
情報をくれたのは元昭和ゼミ員のズッカ(旧姓関塚クンで一橋大卒)です。
皆さん、ご一緒に「オメデトー!!!」
講談社が出資している賞なのだが、野間文芸賞と共にその新人賞もホントに力が無いともらえないスゴイ賞だと認識してもらいたい。
受賞対象は『LIFE』(講談社、2014年)という短編集で、同名作と共に「東京五輪」と「西暦二〇一一」の2作が収録されている。
この単行本は3月の「卒業生との集い」の際に持参して来てくれて贈られたのだけれど、仕事机のすぐ横の本棚に並べたまま開いてない。
こんなはずじゃなかったのだけれど、去年(中には一昨年)から贈っていただいたご本を次々と読んで感想と遅ればせのお礼をお伝えしようとしつつ、果たせないままでいる。
『LIFE』もその1つだったけれど、韓国の講演から帰ったら早速読んで感想をブログに記したいと思います。
川上弘美の「神様2011」を批判した「神様」論を書いたばかりなので、「西暦二〇一一」が気にかかるけれど、ダメならダメと率直に批判したい。
お楽しみに!