三島由紀夫論は『現代文学史研究』という同人誌に掲載されることは記したよネ。
今、最終ゲラのチェックをしているところなんだけどネ。
この雑誌は事務局長である野中潤さんが中心となって支えていてくれるお蔭で続いているのだけれど、今回ゲラのやり取りで判ったのはジャマネ(山根正博クン)が野中さんに協力していることネ。
ジャマネはボクが学大に赴任した時は4年生で、ボクが顧問になった昭和文学ゼミの前年のゼミ長だった人ネ。
今でこそ学大附属国際中等教育学校の国語科教員として活躍していて、教育実習の学生がとっても世話になっているのだけれど、当時は上級生(特に河原や城田の2人)のイイ玩具で七味入りのビールを呑まされたり、酔って廊下のソファで眠り込んでいるとマジックインクで顔に落書きされるなどの苛められっ子だったネ。
見かねて酒の飲み方など注意したものだけれど、ジャマネは苛められるのが楽しそうな顔をしていたのを思い出すネ。
もちろんそれが元で身体を悪くしたのは言うまでもないんだけどネ。
ボクが見ていないところでは、伝説の人・ファックが新入生だった時にむりやり酔わせて自転車に乗せたりして苛めていたそうだから、そんなところでサドマゾの帳尻を合わせていたのかもしれないネ。
根っからの善人で精神年齢も幼いままなので一生独り身なのかと思っていたら、いつの間にか結婚して今や子育て中とのこと。
ジャニーズ系の男子が好みだと公言していた嶋中道則さん(3月に学大を定年で退いた人で、この欄でも取り上げたエラブツ)が何故かジャマネのアパートにまで乗り込んだというのだから、世の中分からんものだネ。
(その時は何も起こらなかった、とは双方の証言。)
仕事も子育ても忙しい盛りなのに機関誌の業務もやってくれているのは、この雑誌がジャマネが敬愛する郷土(春日部高校)の大先輩である大久保典夫(つねお)先生が中心となっているからなんだネ。
ジャマネがいかに義理堅いニンゲン(本人はヤマネという小動物だと勘違いしている向きもある)だというのが分かるネ。
ともあれジャマネも機関誌作りを支えていると聞いたら、ボクもできる範囲で編集作業に協力を申し入れたけれど軽〜くスルーされてしまったんだネ。
ボクは赴任した頃から機械オンチでパソコンもメールとブログしか記入できないレベルなのだから、足手まといになるのが見えているのだろうネ。
昔は学大でゲラチェックをしていたのを見かけたものだけれど、今やPDFという機械でやり取りしながら作業をしていてくれているらしい。
ボクにはそんな機械扱えないものネ。
(久々に「つぶやき」を書いているのは三島論のケリがついたせいだけれど、「にっぽん! 歴史鑑定」(BS-TBS 月曜夜10時)や「世界ドキュメント」(NHK BS1 午前0時)を観ながら楽しんで記している。
特に後者は連日、世界大戦の特集だからおススメ。明日はチャーチル明後日はスターリン、その次はアンネだって。)
上記のとおりジャマネが生まれながらの善人だとすると、ジャミラはその真逆の存在としか感じられないネ。
ボクの仕事の核である論文書きに対してはまったく理解が無いのは、20年ほど前の小林秀雄論の後書きに「内助の功なんてナイジョ」と記したままでまったく変わりないネ。
今回も机に向かって三島論を書いている最中でも、生活費が不足だとカネを取り立てに来ながら、「仕事もしないくせに!」と捨て台詞を残したりされたネ。
退職以来この言葉を何度聞かされたことか・・・
一年中ボクのカネ使いにケチを付けながら、先日は孫が来たからと言って特別2万円をもぎ取って行って二日間で2千円残して使ってしまい、追加としてまたせびって行ったのだから呆れたネ。
他人(ひと)のフンドシで相撲を取るのが得意中の得意なので、孫かヨメのために何か買ってやったんだろうネ。
ジャミラの精神年齢の低さはジャマネより遥かに低くて、いつも呆れさせられてばかり。
ボクのストレスのほとんどは自家で生じ、そのほとんどがジャミラが発生源だけれど、釣行後のようにこちらに余裕がある時はハラも立たなくてバカにするだけだネ。
先日は孫の家族が使った蒲団を干しておいたら「なぜ干した、いつ干した?」と追及されてしまったネ。
ジャミラは自分の蒲団はおろか、客蒲団はいつもでも二つ折りしたまま放置したままなのを見かねて干したんだけどネ。
朝方小雨が降ったのを気にしたせいのようだけれど、こちらは洗濯物情報が◎なのを確認して11時すぎに干したのだと応じたら、洗濯物と蒲団は違うと言い張っていたものだネ。
事実、蒲団は乾いてふっくらとしていたんだけどネ。
蒲団どころか洗濯物は干したままの状態で家の中に移し、吊るしたままたたんでしまうということをしないから(研究室に出入りしていた学生には証拠写真を見せたことがあったネ、言っても信じてもらえなかったからネ)、ボクは自分のものと共有のタオルなどはすぐにしまうけどネ。
洗濯物が溜まるとボクがジャミラのも一緒に洗うのだけれど、時には余計なことするナという態度で報いられることもあるネ。
洗濯物は洗濯機が洗うし、食器も食洗機が洗うのだけれど、共に洗ったまま片付けないから、食器もジャミラが寝静まってから毎日のようにボクが片付けるのだけどネ。
カネになる仕事をしないボクにできるだけ多くの家事をやらせたい気持がある一方で、いざボクがやると自分の領分が侵された気になるのか機嫌が悪くなるんだネ。
精神年齢が低すぎるというのも分かってもらえると思うのだけどネ。
自虐ネタはいくらでもあるけれど、そろそろ世界大戦における空襲による民間人の犠牲という特集番組が終るので、これにて。
自分は不幸だと感じているファミリーの皆さん、ボクよりマシだと思ってガンバリなされ!