セイソン(ハープ奏者)

毎朝(土日を除く)朝5時からBSNHKでクラシック音楽の番組を流しているのはご存じだろうか。
だいたい名演奏だから安心して聴けるからおススメできる。
先日珍しくハープ演奏があって、これが今までになく入ってくる演奏だった。
ハープといえば昔ならミルドニアンとかいったかな、日本人にも美人でも有名(?)な吉野直子さんが世界的な評価をされているし、最近ではウィーン・フィルに属していると記憶するけど何とかいう若手男性が一番手の感じだけれど、どれもハープの音はキレイだネという感じで済んでいたものだ。
ところが同じ男性奏者のセイソンを聴いたら、音楽として感動できたのでおススメしておきたい。
最初の曲がバッハのフランス組曲(3番)だったので、曲のせいで素晴らしいかったのかなとは思ったけれど、バッハの曲はギターでも弾かれることがあっても感銘することは無かったナ(やっぱりピアノでないと、と思っていた)。
でもセイソンの選曲は珍しく「オネーギン」(チャイコフスキー)や「ノルマ」(ベッリーニ)の有名なアリアをハープに編曲したものも素晴らしかったので驚きだった。
同じ曲を他の奏者の演奏と聴き比べをしてから結論を出さねばいけないのだけれど、たぶんセイソンの演奏を超えることはない気がする。