ベルグソン

『立教日本文学』に掲載されているオピッツ君の堀辰雄論を一読した。
ベルグソンを視座として」という難しそうな副題が付いているとおり、理解のハードルが高い論文だったけれど、2日のユメキュー論も絵画(絵馬)に関わるベルグソンの把握を使うものになるのだろうと察している。
意外に(?)アタマの良さそうなオピッツ君から難解なベルグソンの思想を噛み砕いて教えてもらえそうな予感もするので、単なる趣味的なユメキュー論議に終わることはなさそうだ。

@ 小林秀雄が学生時代からベルグソンに馴染んでいて、晩年『本居宣長』を書く直前まではベルグソン論である「感想」を長いこと連載していたものの、自らの誤読に気付いて連載を打ち切ったということは知られてないかな?