被差別小説集

ボッキマン(松波)太郎の奇妙な味わいの小説が『文藝』に掲載されているというので、地元の本屋に行ってみた。
確かにボッキマンの写真まで載っている、今までにない小説には違いないものの、買って帰って読むほどのモノでもないと思って止めた。
ついでに河出文庫の棚を物色していたら魅力的なアンソロジーを見つけたので紹介したい。
塩見鮭一郎(編)『被差別小説傑作集』で秋声・藤村(短篇)・鷗外を始め計11作品が集められている。
現在、読まない本を卒業生に引き取ってもらっているので、新しい本を買うのは例外なのだけれど、この種のモノは自家にある本ではカヴァーできないから仕方ない。
ア〜、値段は720円ネ。