「安倍首相のイスラエル訪問は最低」  高橋和夫(放送大学)  伊勢崎賢治  

連休の余裕という感じで記している。
去年の11月27日の朝日新聞「耕論」の記事なんだけど、「報復の連鎖 断てるか」というテーマで信頼する高橋和夫放送大学教授(この人は授業の下手な教員が多い放送大の中で抜群に上手い)と伊勢崎賢治という東京外大の教授の発言が載っている。
高橋さんのは期待どおりの的を射たもので、様々な差別を強いられているイスラム教徒の「心の隙間」を埋められないかぎりテロを止めることができない、ましてや空爆は憎悪を増大させるだけだと説いている。
ここでは伊勢崎さんの明言(名言)を紹介したい。
《日本がやってはいけないことは「日本を攻撃することは米国を攻撃するのと同じ」とISに思わせることです。安倍首相のイスラエル攻撃は訪問でした。》
昨年のことだから忘れている人もいるかもしれないけれど、世界の良識から強く批判された安倍晋三の愚挙妄動に対する批判だ。
百田尚樹並みの低能右翼がやるなら分かるものの、日本の首相がISを始めとするイスラム過激派を刺激するようなことを誇りかにやるのだから、安倍もバカなら日本人もバカと言うほかない。
集団的防衛権などと浅墓な考えで、作らなくても済む敵を作り・刺激するのだから危なくて仕方ない。
浅い墓では間に合わない多量の日本人死者を作る安倍の浅墓さを支持しているようでは、日本国内にもテロ事件が多発する日も遠くない。
フクシマの海に放射能に汚染された水が垂れ流されているのを知りながら、オリンピックを呼び込むために白々しくも日本(フクシマ)は安全だとデマを流した安倍晋三の詐欺を黙認しつつオリンピックに浮かれているのだから、日本も終りだとも思えてくる。

南シナ海における中国の暴挙は戦前の日本を想起させるなど、中国の軽挙妄動はことごとく日本が犯してきた誤りをくり返しているだけだという話に広げるつもりだったけど、安倍のバカ面が浮かんできて記すのウンザリしてきたので・・・