キムケン(木村敏研究会)の案内  井上ひさし  平田オリザ

既に案内を記したと勘違いしていたようなので、急ぎ頂戴したものを添付しておきます。
東女のハカセ(近藤裕子先生・東京学芸大学博士課程修了の博士)が主催する研究会です。
今回はご存じ松本和也(かつや・立大博士課程修了の博士)クンが発表するので、ボクも参加します。
前日はヒグラシゼミだし、月末に『太宰治研究』の原稿締め切りにも追われていますが、原稿を一時ペンディングにしてでも準備に励もうと考えています。
でも平田オリザのテキストは入手できていないので予習無しの拝聴です。
以前かつや氏からオリザ論の抜き刷りを頂戴しているので、この時とばかり読もうと思い付いて探したのですが発見できないままです(退職後の楽しみの1つだったのに)。
イチローの名言、「女と探し物は探しても出てこない」を改めて実感しています。
なお井上ひさし論は「日の浦姫物語」を中心となる予定だそうです。
これなら初出誌である『すばる』(1978・8)を持っているので予習ができます。
文庫その他に収録されているのかどうかは不明。

・10月27日1時30分より
・24101教室にて

プログラム
・1時30分から3時
後藤隆基先生ご発表(井上ひさし論)
☆タイトル等、追ってご連絡します。
☆コメンテーター:高橋朋子さん
・3時から3時30分
休憩
・3時30分から5時
松本和也先生ご発表
平田オリザの劇作──ロボット演劇『三人姉妹』と文学座『麦の穂の揺れる穂先に』」

〈 概要〉
平田オリザの作品は、これまで主に青年団によって上演されてきた。そのため、劇作や演出、演技のありようについても、その上演を通じて触れる機会が多かった。ただし同時に、平田オリザは脚本提供や外部演出など、いわゆる外での仕事も多い。そこで今回は、平田オリザ作品の内、比較的近年の『三人姉妹』(作・演出=平田オリザ)と文学座『麦の穂の揺れる穂先に』(作=平田オリザ、演出=戌井市郎)を部分的に視聴しながら、両者にどのような差異と同一性があるのか検討したい。
☆コメンテーター:越智玲佳さん