昭和文学会 秋季大会

チョッと遠いけど皆で参加しましょう!
ヒグラシゼミの仲間には思い出深い吉本隆明の話題、ヒッキー先生が学大赴任前に吉本の傑作詩「固有時との対話」論について発表したヨシモトを取り上げた貴重な大会です。
講演者もとっても優れた詩専門の批評家で期待できます。
この際、ヨシモトの代表作、三島由紀夫が読みながら感動して震えたという「共同幻想論」は読んでおくことをおススメします。
在職中、卒業するまで読んでおくべき本として第一に勧めていた迫力満点の著書です(文庫もあるはず)。
基本は柳田国男遠野物語」の分析ですが、漱石「道草」等の文学作品も論じられています。
詳しくは昭和文学会のホームページに発表要旨が掲載されているので、参加できない人も必読です。


日時 11月12日(土)午後1時より

会場 鶴見大学 1号館 5階 501教室
   (〒230-8501 横浜市鶴見区鶴見2-1-3)

大会概要、アクセスなどはこちらを参照ください。



開会の辞

高田 信敬(鶴見大学文学部教授)


【研究発表】
詩的言語と国家の原理――雑誌『無名鬼』『磁場』とその周辺

梶尾 文武



初期吉本隆明の文芸批評と共同体の理論

森岡 卓司



【講演】
吉本隆明の詩と〈罪〉の問題

瀬尾 育生


           
【シンポジウム】

ディスカッサント 安 智史


閉会の辞