ボストン美術館展

涼しくなったら行ってみようと思っていたボストン展なのだけど、安吾研究会みたいに行き忘れるところだった。
メル友の大先輩からドガの踊子が良かったヨ、という感想が届き10月9日までだと言われて焦っている。
ボストンと言えば、フェノロサや天心のお蔭だったかで仏教関係が充実しているとは知っていたけれど、その辺には興味が無い。
山田五郎などの「ぶらぶら美術館」(BS日テレ)で特集していたので蕭白歌麿だけでなく、珍しい英一蝶が来ているということは知っている。
一蝶は高校時代に名前だけ知っていて、Z会の通信添削のペンネームで使っていたけど(一郎が一蝶じゃマンマなので英紫蝶と名乗ったのは国蝶(?)オオムラサキを意識したのだったか)、この御仁が島流しも課せられたとは初耳だった。
もっとも日本画に対する関心が薄れているので、ネライはゴッホなどの近代絵画にある。
ゴッホの実物は、ずいぶん前に「烏のいる麦畠」を観て以来かな、今回はルーラン夫妻の絵が揃って来ているそうだから楽しみだネ。

自家に2冊あったドガの画集の1つに、メル友の先輩が感動したという「腕を組んだバレエの踊子」が載っていたけど、まだ踊子という主題を見出す前に踊子を描いた習作という感じ(でも油彩画)。
表情が肖像画のように豊かだから、踊子というより1人の女性を描くというモチーフだったンだろネ、これも楽しみ。

@ 「子午線の祀り」は1時間半経って義経も出てきたけれど、やっぱりツマラナイな。