ドラフト会議  監督としての能力はラミレス>金本・緒方

たった今、ドラフト会議の中継をしているのを見ながらブログの更新をしているヨ。
7球団が競合した清宮は何と日ハムがクジを引き当てたところ。
引いたのは栗山さんじゃなくて木田(元巨人投手)で、友人の明石屋さんまから左手で引けと言われたままやったら当たりクジだったとのこと。
日ハムは比較的クジ運が良い方だけど、まさか清宮をネ、ファンのホンネからすれば人気より実力の選手を指名して欲しかったのだけどナ。
ハンカチ王子のイメージを自作自演した目立ちたがりの斎藤投手を指名した時も、大学でデキ上がって伸びシロの無い斎藤なんか取っても失敗するだろうと心配していたけど、その通りになっているしネ。
まァ清宮は斎藤ほど裏切らないだろうけどネ、大谷がメジャーに行ってしまうだろうから人気・実力で少しはその穴埋めにはなるだろう。
甲子園を沸かせた広陵高校の中村捕手(スバラシイ走攻守)は本人も球団も広島だと一致していたところに、公言どおり中日が仕掛けてきたけれど緒方監督が引き当てて広島に決まったので気持良かった(ホラン千秋も共感していたネ)。
同じく甲子園組の長距離バッターの安田は第一巡ではどの球団も指名しなかったのは意外だったけど、地元の阪神が取れば安田本人のためにも球団のためにも(清宮より当てになる)良かったはずなのにバカやったネ。
2巡目は3球団の競合になって、予想どおり金本は外れクジでロッテに取られたのは残念!
金本はシーズン中も時々あったけど、クライマックスシリーズでも失敗したネ。
第3戦で先発の能見を引っ張り過ぎたのは明らか、シーズン中ならともかくも短期決戦であんなことやっていたら勝てるわけはない。
そもそもは第2戦の雨が一番の敗因には違いないけれど(あんなに雨がヒドクなければ、いるも通りの継投でかてたはず)、シーズンとクライマックスは別物だということを学ばなければ今後の可能性が狭まるのは必然。
相手のラミレスを見習うべきだろう。
ラミちゃんは見た目と異なりバカじゃない、監督になる前からベンチで緻密にノートを取っていた姿を見た時は意外だったけど、監督として大成功しているのはもっと意外だった。
特にクライマックスでは金本や緒方とは正反対で実に短期決戦の闘い方を理解していて驚かされた。
横浜は大昔は大洋ホエールズという名前で毎年最下位のような弱小球団だったけど、ボクがもっとも尊敬する三原脩監督が就任1年目で初優勝した時の感銘は忘れてない。
ラミレスはその三原監督に匹敵するような奇策(クライマックスでは必然)でセリーグ3位から下剋上でリーグの代表になったのは大したものだ。
阪神が相手の時と同様、広島戦の時も雨に恵まれたのは確かだけれど(三原監督は巨人との日本シリーズの時に、西鉄ライオンズに有利になるように雨が降ってもないうちに地元球団の決定権で中止にしたので、水原巨人監督が激怒したというのは有名)、監督の采配がモノを言ったのが今年のクライマックスの特徴だネ。
広島の弁護をしておけば、やはり1位球団は試合離れしていて試合感覚が鈍っているのが一番の敗因だろう。
昔、阪神もそのデンで日本シリーズに行けなかったことがあったナ。
ちなみにドラフトでもラミレスは東投手を単独指名して簡単に獲得してしまったのもリッパ。
ラミちゃんの監督生命は長くなるだろう。