訂正3度(みたび)  「古今集」第二歌

既に訂正済みだけど、賀状に引いた古今集第二歌に書き間違いがあったのを、畏れ多くもヘイカからメールでご指摘いただいた。

《袖ひぢて結びし水の凍れるを春立つ今日の風や解くらん》

この「風」がなんと「水」になっていたのだから、意味の取りようが無かった次第。
《夏場に袖をぬらしながら手ですくって飲んだ水が、冬になり凍ってしまっていたが、立春の今日に吹く風が溶かしてくれることだろう。》という意味にならなければいけないのに、「風」が「水」だったらワケがわからなくなってしまうネ。
それにしても3つの時間層が31文字に凝縮されているのはミゴト!