西郷(せご)どん  鈴木亮平  原口泉  林真理子・小池百合子・西川史子

今日(13日)は昼間、「せごどん」の再放送を見ながらメールチェックしていた。
鹿児島弁では「さいごう」じゃなくて「せご」と発音するので、現地ではフツー「せごどん」と呼ぶことは知っていたので、むかし東郷克美さんの書評をした時に鹿児島出身ゆえもあって東郷さんを「せごどん」と呼称しながら書いたのを覚えている。
さて大河ドラマは毎回をキチンを見たことはないけれど、今回も全体の流れは分かる程度に再放送中心で見ていくつもり。
前の「直虎」の時は家康像があまりに歴史離れしてヒドイので嫌いな家康(と演じた阿部サダオ)に同情心が湧いくらいだけど、「西郷どん」のシナリオは同じ轍(てつ)を踏まないようにしてもらいたいものだ。
さて「西郷どん」の主役が鈴木亮平であるお蔭で、きょうEテレでこれも彼が主役を務めたジロドゥ「トロイ戦争は起こらない」を録画できたのは大きな収穫だった、昔から読もうと思っていた作品なので。
自家にある昔のジロドゥ全集の翻訳は鈴木力衛だけど、それを参照しながら観ていたらだいぶ言葉が変っていたものの、作品理解にはいずれも問題ないだろう。
鈴木亮平世界遺産に詳しいだけのタレントだと思っていたら、以前は三島由紀夫「癩王のテラス」の舞台主役も務めていたのだから(ブルーレイ録画貸します)もともとは役者なのかな? 西郷隆盛という感じではないけど。
西郷が大河になる以前も最近でも、鹿児島の歴史ものというとイズミちゃん(原口泉・元鹿児島大教授で大学入学時のクラスメート)をテレビで見かけることが多いけど、啓蒙的な番組ばかりで大好きな「英雄たちの選択」には出してもらえないのは残念(代わりにマナブちゃん[大石学・学大副学長]が独自の意見を述べていたからイイけど)。
「英雄たちの選択」を主宰している磯田通史さんは、ヒトを選ぶ目が厳しいのかな(準レギュラーにしている中野信子さんが好例)。
イズミちゃんは専門分野で注目される研究者という存在じゃないのかな? 切れ味のイイ見解も聴きたいところなんだけど。
龍馬と同じく西郷もすきだけれど、大河の原作が選(よ)りによって林真理子というのはどういう見地で選んだのだろう?
脚本が「直虎」同様に女性だからかな?
林真理子は大の苦手なので、「西郷どん」のせいでむやみとテレビに露出されると不愉快千万だから困るのだナ。
見ただけでオゾマシイので、ヤツの小説も読めないのだ。
己れを知らぬあの厚かましさでシャシャリ出る態度が許せない。
どう見てもオヤジ面なのに美容を語ったりするのだから堪らない。
昔は「全ブス連」という集団があって笑わせていたけれど、「己れを知る」者は嫌われないものなのだナ。
小池百合子が政治家ヅラして身に付かぬカタカナ用語を垂れ流しているのも、西川史子がタレントであるかのようにシワ顔をさらして若い女性の引立て役に満足しているのも、共に醜悪極まるので見るに耐えない。
西郷隆盛の話がブス3態に対する不快感を洩らすことになってしまった、せごどんゴメンなさい。