藤田嗣治の絵(訂正)  戦争画集  ジャンセン  ヴラマンク

キンビに展示されている藤田の戦争画の題が正確に思い出せないまま、有名な「アッツ島玉砕」と記してしまったところ、タミルさんから訂正のメールをもらったのでお報せします。
裸体や猫とは対極にある点では似たようなものなので、つい有名な作品名を記してしまいました、訂正してお詫びします。
戦争画でも藤田以外に宮本三郎など、今でも鑑賞に堪えるものもあるのでおススメ、ボクは戦争画集を持っているけど河出の図説シリーズだったかな? ロフトにあるので確認するのがメンドーだ。
関根正二は「三星」が展示されているようだけど、ボクの印象では「信仰の哀しみ」が関根なんだナ。
タミルさんに言われて手許の新潮文庫を見たら、確かに熊谷守一の絵がカヴァーに印刷されていた。
やはりデザイン的なンだネ、熊谷の絵は、展覧会ではホンモノのアブラ(油絵)も見られたので良かったヨ、終ってしまったけど。
そうそう、和田三造の「南風」は素晴らしいヨ、タミルさんが言ってくれて良かった。
和田の他の作品を全て観たくなるほどだネ。
昨夜、タミル・メールの影響なのか、仕事机のすぐ傍の本棚に並べてある大大好きなジャンセンの画集を観たけど、子供(研究室に飾ってあった)やバレリーナ等どのシリーズもスッバラシイ!!!
次にヴラマンクの画集を観たら、感銘が薄れてしまったのはジャンセンのせいかな、いくつかの作品の空はや道は良かったけど。
彼の白と藍色や灰色との対比にはシビレるけど、本物のオーラはもっと迫ってくるのだろうナ、むかし銀座の画廊で観たのに印象が薄れてしまっている。
音楽と同じで、美術について書いてるとキリが無い、タミルさんのメールは以下のとおり。


藤田嗣治戦争画についてですが、今の常設展では「アッツ島玉砕」は見られません。藤田の戦争画はいくつかあり、近美に所蔵されていますが、今回見たのはそのうちの「シンガポール最後の日 ブキ・テマ高地」(1942)です。

オススメの関根正二の「三星」は見られます。和田三造の「南風」や萬鉄五郎の「裸体美人」といった重文指定の有名作品も。
たしかに「三星」は良かったです。

そうそう、ミュージアムショップに新潮文庫志賀直哉作品があって、なぜ?と思ったのですが、よく見ると、表紙の絵が熊谷守一なんですね。