ゴミ屋敷の話は聞きたくない人は読まないように!  田口ランディ「富士山」

いろいろブログの感想をちょうだいするけど、最近○○リンから「ジャミラのネタが一番好き」という珍しい反応をもらったので、久しぶりに溜まったそのネタを。
ジャミラ田口ランディ「富士山」に登場するゴミ屋敷のババアに由来する名前だということは既に記したネ。
在職中に昭和ゼミで取り上げてくれたので知った作品なので、取り上げてくれた吉岡パン君に感謝している。
それはともかく、2階のジャミラの寝室がゴミ屋敷同然で文字通り「足の踏み場も無い」ことも記した通り。
2階にある6人がけの長テーブルも、食事用のトレイ1枚も置けないほどの状態だし(ボクは毎食トレイに自分の食事をまとめて1階にある仕事机で食べている)、2階の居間もカバンや書類が散乱しているのが常態。
幸い2ケ月ほど前だったか、ジャミラが属している「婦人友の会」の最寄りが自家で開かれたので、稀有なことにジャミラが2階の居間とテーブルを掃除・整頓していたのだナ。
まるで別の部屋に変化したので衝撃を受けたけど、これなら「婦人友の会」に毎週でも利用してもらいたいものだと思ったヨ、台所が2階にあって最寄り中は利用できないのは不便だけど。
しかし判断が甘かったのは、2階の居間とテーブルはスッキリしたものの、代わりに1階の和室がゴミ屋敷に様変わりしてしまったのだナ。
ふだんは畳が見える部屋なのに、今は2階にあった書類その他の雑物にあふれていて「足の踏み場も無い」のだから呆れたものだ。
「婦人友の会」が終ってしばらくしたら、2階に有った小銭入れの箱を知らないか? と疑われてしまったので、知るわけなかろう! と応えておいたけど、今日自分で洗った厚手の毛布を1階の和室にしまいに行ったら、偶然その小銭入れを見つけたヨ。
あまりにもたくさんの雑物を2階から移したので、「足の踏み場も無い」部屋では探し切れなかったのだろネ。
それにしても何でも他人(ひと)のせいにするのは、精神的発達段階はほとんど5歳児だネ(3歳児といえば麻生太郎や学大同僚だったクレイ爺なので、彼らと差異化してみました)。
他ならぬ自分自身のせいだと判明しても絶対に謝らないのは3歳児なのか5歳児なのか・・・

実は2階の和室(ジャミラの寝室)は息子の部屋としてジャミラが用意したので、備え付けの本棚がある上にボクの本棚が1ケ置いてあるので、ゴミ屋敷に行って本を持ち出すのは一苦労なんだナ。
ゴミの中でも最大なのは、息子が学生時代に使っていた折りたたみ用マットレスで、本の出し入れのジャマになって困っていた。
先日決断して市の粗大ゴミ係に電話して、車のベビーシートと一緒に引き取ってもらうことにした(それぞれ手数料が500円)。
2日の火曜日に引き取りにくるからと言われたので、明日の月曜は饗庭孝男さんの墓参りで引き取りの準備ができないから、今日(31日)のうちにゴミ屋敷からマットレス等を運び出してガレージ(車は処分済み)に出しておいたのだナ。
案の定(じょう)帰宅したジャミラが「なぜ粗大ゴミにして出すのか! 売ればいいでしょ!」と息巻いたものだ。
ベビーシートも昔の型のもので売り物にはならないと業者に言われた旨(ホント)を伝えると、言うに事欠いて「何でゴミの心配などするのか、女の腐ったのじゃあるまいし!」と荒ぶる神様(カミさん)に早変わり!
さすがに「ゴミの処分に男女差が関わるのか?!」と質問させてもらったら、「証人喚問の佐川」に変身して応えなかったけどネ。
自分の弱点を突かれて反論できないと、相手の弱点を探して責めるのは5歳児の傾向なのかな?
話が江戸から長崎に飛んでしまうので、つい失笑してしまうのが恒例だネ。
玄関外側の電灯の電球が1つ切れたので取り替えろと言ったのに換えてないじゃないか! とのたまったけど、ずいぶん前に試みたものの踏み台が無いのでダメだと報告したのをお忘れになっていた模様。
その旨をくり返すと、それなら踏み台を買ってきて取り替えろとのたまったので、これ幸いと仰せに従うことにした。
電灯はもう1つあって、そちらが十分機能しているので取り替える必要はないものの、踏み台があると2階のゴミ屋敷の備え付けの本棚(ボクの頭の上から天井まである)が利用しやすいので嬉しい。
のみならず、ジャミラが言うには「雨どいに土やゴミが溜まっているのを掃除するのが先だろ!」とか「温水器(名前は不明ながら屋外にある畳半分くらいの大きさ)の何かが露出しているのをテープで巻いておくのが先だろ!」と初めて言われることを羅列したものだ。
去年、植木が伸び過ぎてお隣りや道路に迷惑だから切れ、と言われてすぐにやった実績はあるけれど、ジャミラが気付きながらボクに言い忘れていたことを急にその場しのぎに連発されても理解しにくい限り。
具体的に雨どいなど該当する場所を尋ねたら、行けば分かるだろとすげない返事ながら、それ等の作業こそが「男」がやるべきで、粗大ゴミの処分は「女の腐ったの」がやることらしい。
それなら何故ジャミラは十数年使わずにいて場所ふさぎだったマットレスやベビーシート等の粗大ゴミを処分しなかったンだろ? ジャミラはあくまでも「女」であって「女の腐ったの」じゃないということなのかナ?
ジャミラが食洗機(電力で食器を洗うやつネ)で洗った食器を、ジャミラが寝たあと毎晩のように食器棚にしまうのはボクだし、物干し器に下がったままの洗濯物を(ジャミラの下着類以外)を畳んでしまうのはボクだし、時には溜まった洗濯物を洗ってしまうのもボクだし、階段や廊下の掃除をするのはボクだけだし、その種のことは「女の腐ったの」がやる仕事なのか「女」がやることなのか、ジャミラに聞いてみたくなったけど・・・危険だネ。
とにかく使ったものを元通りにしまったり、洗った物をたたんでしまったりするのが苦手で大嫌いなようで、何でも出しっぱなしだからジャミラの居る所は必然的にゴミ屋敷に変貌する次第。
ジャミラの下着類は洗濯挟みから下がったまま2階の居間を飾っていて、着替えをする時に外されている模様。
生活空間に下着がぶら下がっていたり、足元がゴミ類でふさがっていても全然苦にならないのは不思議なくらい、育てた親の責任とも思えないのだけどネ。
1階の和室が第2(正確にいえば納戸も十数年来ゴミ屋敷だから第2は納戸だネ)のゴミ屋敷に変じながらも、ジャミラがドアを開け放しているので見にくい(醜い)のでボクが閉めている。
昨日からは炊事もしないので、ボクの食事はお茶漬けだったり・冷奴だったり・5日ほど前に買ったメンチとジャガイモのフライだったり・レトルトカレーだったり・西友で買った菓子パン3個食べたりが続いているけど、明日からも炊事しないのかな?(ご飯だけはたくさん炊いてあった)
今夜は自分だけの食事としてデパートの値引き商品(寿司かな?)らしきものを食していたけど、レトルトカレーの味だって負けてなかったゼ。
「女」の仕事なのか「女の腐ったの」の仕事なのか不明ながら、家事の中でジャミラが嫌いな順位を付ければ、1番は掃除・2番は炊事・3番は洗濯というところかな。
松山千春が師匠と呼ぶ加川良(昔のフォークシンガー)の歌詞に(戦争をイヤがるのは)「女の腐ったの」だと言われても「かまいませんヨ」というのがあるけど、ボクも「女の腐ったの」とジャミラに言われようが、これらの家事を続けていく所存。
幸い退職後には余裕があるし、家事は気分転換にもなるから嫌いじゃないし(著名人ながら大学院後輩でもある兵藤裕己も同じこと言ってたナ)、何よりもボクがやらないと家じゅうゴミ屋敷になってしまうので続けていくゼ!
○○リンのお蔭で溜まりに溜まったジャミラのネタと記していたら止まらなくなってしまったので、この辺でおしまいにしよう(今日は洗った毛布をしまったし)。
松山千春ではないけれど、「生きるのがツライとか、苦しいだとか言う前に」ボクの「女の腐ったの」状態を知ったら勇気を持って生きてちょうだい!


@ 「保存」にクリックしたら4月1日の記事になったけど、上記の記事は決してエイプリル・フールじゃないからネ。