インパール作戦  牟田口廉也(司令官)  高木俊朗

太平洋戦争中のとりわけ愚かな作戦で無駄に多量の兵士(国民)を殺したものとして、現在日本で生きている者はインパールを記憶しておくべきだ。
学部生の頃から高木俊朗の『インパール』という文庫本が目に付いていたものだけれど、読もうという気にはなれなかった。
歴史ではなく文学を専攻するという気持が固まっていたからだろう。
それでも戦争の犠牲者については強い関心が持続していて、テレビの特集番組はほぼ欠かさず見てきた。
最近ではNHKの「戦慄の記録 インパール」がスゴかったので見ながら怒り心頭、特に牟田口廉也司令官の無能ぶりには殺意さえ覚えてものだ。
陸軍の3バカに数えられているとのことだけれど、この手のバカが3人もいるとは怒りが収まりそうもない。
とはいえ牟田口廉也のような無能な軍人は多数いたのであろうし、牟田口はその典型でたまたま指揮を執る立場にあったために数えきれない兵士を殺すことになったということだろう。
実は今、この番組の再放送を見ていたら黙っていられなくなって書き始めた次第。
ふだんなら読書番組『ゴロウ・デラックス』を見ているところだけれど、やはりもう一度見ておきたかった(いずれまた再々放送もあるだろうからおススメ!)。
牟田口の遺族が、番組に未公開資料を提供して客観的な評価を期待したそうだけど、エライ判断だと思ったネ。


@ 以上を番組が終るまで記したけど、明日早朝から夏合宿に行くので完結できないナ、続きは帰宅後に書きます。