谷川俊太郎の実生活

作家の実生活にはあまり興味がないけれど、ほとんど知られてない(?)谷川俊太郎の実録が朝日新聞の「語る――人生の贈りもの」というシリーズで明け透けに語られているので、毎日読むのが楽しみなくらい(今日が第12回でまだ続く連載)。
在職中に俊太郎はバツイチどころか3回程度離婚歴があるとファン(?)から聞いた時は驚いたし、気に入った女性とは結婚しないと気が済まないようだと聞いた時は理解できなかったものだ。
イチロー語録ではないが、《結婚は1度せぬバカ、2度するバカ》からすれば3度以上結婚している俊太郎は大バカ者に違いない。
新聞の連載を読んで結婚せずにはいられないのと、離婚をくり返すのは、本人が自己分析している通りにマザコンが原因なのだろうと納得。
「100万回生きた猫」の作者である佐野洋子(何番目の妻だったかナ?)との性生活を詩にしているのも知らなかったし、引用を見る限り俊太郎にしてはストレートでツマラナイ作品だと感じた。
作品(表現)とは別次元のものである実生活を知って幻滅する必要もないから、俊太郎のドロドロしたところを読んで笑う(バカにする)のもおススメだネ。