日々悪夢  老いらくの恋

先日、研究者仲間と会ったら興味深い夢の話を聞いた。
便所に行くなどで3時間も眠れないうちに目が覚めると、その後は眠れないまま朝方(?)に悪夢を見るというのだネ。
ご当人と同じくこの3月に定年退職した研究仲間も、ほぼ同じような日々を送っていると言ったとか。
ご両人の自己分析によると、2人とも定年で仕事をしなくなった罪悪感を感じているためだろうと言う。
まさかと思ったけど、本気でそう信じている模様なので笑ってしまった。
ボクは1年間の特任教員も断って4年間の定年生活を謳歌したけど(その後の2年間は法政大院で1コマの授業)、ジャミラの冷たい視線と非難と待遇に耐えつつも罪悪感など自覚したことなど皆無。
「セキヤさんらしいネ」と言われたけれど、罪悪感などを覚える方がオカシイと思うネ。
定年まで働き続けたのだから、その後の時間はジックリ自分のために使って楽しみたいネ、絶対。
その時は言わなかったけど、(たまにイヤな夢を見ることはあっても)見る夢はほとんど楽しいものだ(と思う、すぐ忘れるけど)。
中でも多いのは「老いらくの恋」の夢かな、恋である限り失恋も得恋もあるけど、得恋の悦びはもちろん失恋の切なさもイイもんだしネ。
相手がいつも若い子であるところに、ボクの美意識が露わかな。
皆さん、前向きに楽観的に行こう!(上記2人には無理かな)。