24日は清張、31日は潤一郎

10月24日は松本清張「断碑」(新潮文庫『或る「小倉日記」伝』などに収録) レポはテイさん
   31日は谷崎潤一郎「金色の死」 レポはヤン(楊)クン


@ 清張は三島由紀夫がまったく認めない作家だった一方で、「金色の死」は三島が絶賛した作品なので、三島を意識すると奇異な取り合わせだネ。
  そういえば泉鏡花「縷紅新草」も、レポによれば三島が「神仏の作品」だと賛美したそうだから、谷崎と鏡花の間に清張を取り上げる偶然は笑える。