2018-11-06 反戦・厭戦の短歌 (伝えたい・残したい)言葉 「朝日歌壇」(11月4日)に久々湊盈子がコラムに紹介した短歌より。額(ぬか)のうへに集まつてくる赤とんぼ飛行機となり飛びし日ありし 十鳥(じゅうとり)敏夫赤とんぼと聞いても戦時がよみがへる朝顔の紺ひらく夏空 志垣澄幸共に戦争を体験した歌人ゆえに、「赤とんぼ」という言葉が重く伝わってくる。