是枝裕和・総合監修映画「十年」

今朝偶然NHKニュースを見ていたら、是枝監督の近作を特集していたので驚いた。
初耳だったからだけど、是枝さんは監修の立場で5人の監督作品のオムニバス形式だとのこと。
具体的に内容が紹介されたのは日本人女性監督のキツイ作品だったので、それにもまたビックリ!
将来の日本では老人に安楽死を勧める会社ができるという話だったからで、監督は相模原の障害者殺人事件を憂えながら、障害者の代りに老人を取り上げたとのこと。
映画を観たアナウンサーの感想は「ざわざわした感触」ということだったけれど、フツーなら避けたがる問題に敢えて臨んだ作品ということだろネ。
是枝さんも「問題を提起する方がイイ」映画だという立場を表明していたけど、オムニバス形式の監修はメンドクサイし難しいだろナ。
特定の映画館で放映しているようだから、関心のある人におススメ!