俳句

短歌に反響があったので俳句も(気になって手許に置いてあった新聞から)。
10月28日の朝日俳壇のコラムで、青木亮人という大学教員が「小さな驚き」という題で、最近の句集から4つの俳句を紹介していた。
その中でとりわけ印象に残った作品。


桐一葉いつもの位置に易者きて    堀切克洋


「桐一葉」とくれば有名な「日当たりながら落ちにけり」というフレーズが浮かぶけれど、「いつもの位置に」落ちにけりでも笑えるけれど、易者を登場させるところがスッゴイ!
これに比べるとあとの3句はだいぶランクが落ちるナ。


蛇足ながら、これには下ネタはない。
桐の葉は大きいから、アダムとイブのイチジクの代りにしたネタになりそうだけどネ。