矢野利裕  嵐の活動中止を分析  友川かずき  中原中也  ちあきなおみ

この1週間、殊にこの3日間にブログを更新しようとして果たせなかったために、吾が「間延びした青春」(去年亡くなった大学入学時の同級生が、ボクを評した言葉)を浪費した時間は数えきれないヨ。

学生時代から機械とは相性が悪く、コピー機を壊しかけたりしたものだ。

やはり相手は生もの(なまもの・いきもの)に限るヨ、機械のゲームはノー・グッドで釣りが一番、小学生の頃から魚取りや蝶蒐集の生活だったもンな。

生まの女にはよく振られたもンだけど、それはそれで楽しめたと思う(その時はツラかったけど)。

 

この間(かん)更新しようとして書きこんだものの、消えたまま埋もれた記事がある。

ユウ君とヘイカに対する感謝の記事は、2日続けて書いたけど失せてしまった。

それはもう表現できて2人には伝わっただろうけど、もう1件は書き残しておこう。

矢野利裕クンの朝日新聞に寄稿デビューした記事である。

1月31日の文化欄に嵐の活動中止の記事があったけど、まるで関心がないのでスルーしようとしたところ、執筆者の名前が目に入って驚いた。

矢野クンじゃないかと思って読んだけど、SMAPとの比較などの内容や事情がよく呑み込めなかったものの主張というか、感想はよく伝わってきてナルホドだったネ。

SMAPと違って活動中止は「民主的な合意」だというのだけど、一読をおススメです。

これで矢野クンはますます文学離れをしそうで、もうヒグラシゼミでは発表してもらえなくなりそうなのは残念。

師匠の千田洋幸先生のように、あるいは学大院の先輩である山田夏樹クンのように、文学とサブカルの研究を両立させて続けてもらいたいけどネ。

ともあれお祝いとして、矢野クンに貸したままになっている、中原中也の詩に友川かずきが曲を付けたアルバムのカセット・テープを諦めることにしよう。

個人的には「湖上」(「ポッカリ月がでましたら、 舟を浮かべて出かけませう。」と始まる詩)が一番ハマっていると思う。

授業で詩歌を取り上げる時に使ったテープ(元のレコードはある)だけど、もう授業はしないしネ(聴きたいという人には応じられなくなったけど)。

友川かずきを知らない人が殆どだろうけど、先ほどBSテレ東で放映していた「ちあきなおみ 魂の熱唱」という番組でも取り上げられていた、「夜へ急ぐ人」という歌を作詞作曲したフォーク・シンガーね。

大好きなちあきの歌の中ではとりわけ異色な曲で、最初聴いた時はビックリしたけど、聴き慣れると名曲に思えてきたものだ。

太宰や三浦哲郎などに付きまとう自殺志向を兄弟に持つ青森の人だけど、「生きていると言ってみろ」など素晴らしい自作の曲もあって、これもカセットに録音したものがあるはず。