今、BSプレミアムの「ザ・プロファイラー」でシェクスピアを取り上げているので(再放送とのこと)、見ながら更新したい。

MCの岡田准一とゲストの3人(大宮エミリが演出家とは知らんかったけど、可愛らしい貫地谷の方がイイこと言ってるネ)は大した発言をしてないけど、専門家の河合丈一郎さんが時々解説しているほど、意外にレベルの高い番組になっている。

朗読もイイけど、この男はお笑いかと思っていたら、役者のようだネ。

 

早く伝えたかったのだけど、久しぶりに「100分 de 名著」がレベルの高い充実したものとなっている。

ホセ・オルテガ・イ・ガセット「大衆の反逆」を中島岳志さんが解説するのだから、絶対おススメ!

とはいえ、第1回は今日で終わってしまったけど(Eテレで月曜夜と、再放送が水曜朝と昼)、再放送もきっとあるだろうから注目していてもらいたい。

オルテガは馴染みのない人が多いだろうけど、珍しく(?)スペインの思想家で、それ故に19世紀末の米西戦争アメリカとスペイン戦だヨ)の敗北を引きずっていたらしいけど、それと要の「大衆」との関連も含めて番組で学習して欲しい。

オルテガと言えば、先年自殺幇助されて話題となった西部邁が一番の専門なのか、昔NHKの教育テレビで彼が数回にわたって解説していたと記憶する(内容は例によって覚えてない)。

だからボクもオルテガの名を知っているのだけれど、今回の中島さんの解説はとても分かりやすいし、伊集院光がいつもどおりイイ突っ込みをするので理解の補助になる。

中島さんはインド人のボースという政治家の研究で評価されて世に出た人だけれど、ボースは戦前「大東亜共栄圏」に共感してインド政府と対立しつつ日本軍との共闘を試みたものの、当然日本軍に裏切られて抵抗し続けた人。

中島さんがエライのは、純然たる《保守》の思想・立場で考えることができる人である点だけれど、同じ《保守》を目差した西部さんと比べると濁りがない感じ。

《反動》や《革新》は低能でもなれるけど、ホンモノの《保守》はバカではなれない。

中島さんの番組での誠実な姿勢を見れば、ボクの言いたいことも伝わるだろう。

ぜひご覧下さい!

@ オルテガの本は文庫になっているし、西部さんの『大衆への反逆』(昔のPHP文庫)も理解に役立つだろう。

今はNHKBS1の「古田敦のプロ野球名勝負」に換え、ソフトバンク沢村賞投手だった斎藤和己がクライマックス・シリーズで日ハム戦で、9回裏まで投げて0対1でサヨナラ負けして泣き崩れた試合を見ていたのだけど、もらい泣きするほどだったネ。

当時のボクは日ハムのファンではなかったけど、阪神から放出された新庄がいたので応援していたチームだったナ。

野球が終ったので、BSプレミアムの「旅ラン」に回したら宇都宮が舞台になっているので見ていたら、二荒山神社の神輿が映ったので驚いたネ。

10年間、宇都宮に住んでいたのに、祭も神輿も見たことがなかったヨ。

それにしても、この番組で走り続けるつるのという男や、鈴木というカワユイ女性は何故走り続けることができるのか、見ているこちらが苦しくなりそうだネ。

そろそろ仕事に戻らなきゃネ。