イチロー、是枝裕和を語る

大好きな番組「ワイルドライフ」のSP版で深海の怪魚を追うのを見ていたら、最後のところで寝てしまった。

目覚めたら是枝監督の「海街diary 」が始まっていた。

以前観たし最後まで観たら他の仕事ができないので消そうとしたものの、ズルズル観てしまっている。

目前の仕事が一段落したところなのでイイか、と自分に優しくしたのもあるけど、是枝さんの映画は濃密なので、2度目に観ても発見が多くて感心する。

もちろん(以前にも記したと思うけど)長澤まさみのオンナの魅力や、廣瀬すず・綾瀬はるかの爽やかさに惹かれた上に、樹希希林・大竹しのぶの圧倒的な演技に目が離せなくなったのが実状。

殊に口喧嘩のやり取りは絶妙だネ、台本の言葉も演技も。

4姉妹の物語は、去年だったか「細雪」と比較しながら別の作品の感想を記したのは覚えているけど、作品の方を忘れているのはトシのせいだナ。

ともあれキャスティングも絶妙だし、それぞれの演者のレベルが高いので(リリー・フランキーは他の面では評価するけど演技力はいつもながら疑問)、つくづく良くできた名作だと思う。

あと30分ほどで終わるけど、腹が空いたのもガマンができている。

脚の方も違和感が無いくらい調子がイイので幸せ気分。