ヒザ通信  画集ゲット

今日は週に1度の整形外科への通院、寒風の中だったけど自家と病院の往復の間、まったく痛みを感じることが無かったので我ながらホッとしました。

ご心配いただいた皆さんにも安心してもらえます。

治療は2週間前からは注射もマッサージも無く、患部を2通りで暖めて終りです。

 

気持良く通えるのは、帰りに七七舎で安価な本が買えるからですが、今日は画集ばかり3冊ゲットしました。

重かったですが、ゲットした嬉しさで気持が軽くウキウキ気味で帰りました。

前回のジョイスの遺著も5000円ほどの本が100円で買える時代であり本屋であるのはありがたい限り。

今回の画集はそれほど高価なものではなく、主婦の友社出版の『世界の美術9 ベルリン、ミュンヘン、ウィーンの美術館』が2500円で、このシリーズが100円で買えるのは不思議な気持ではあるものの、他の10巻ほどは諦めてこの巻だけを入手。

このシリーズは美術のみならず、城・教会・宮殿も付されている点でも充実している。

ウィーン美術史博物館のページを開いたら、日本と違って個室で単独で見ることができたフェルメールの作品が、以前ブログで記したのが記憶違いで(ゴメン!)「絵画芸術の寓意」という表題だったことが判明。

 

表紙が大好きなエゴン・シーレの女性画だったので、シーレの画集かと思って既に自家に2冊あるから不要だろナ、と思って開いたら『プラハ国立美術館秘蔵名画展・Ⅲ』だった。

1984年に来日した時のもので、シーレのみならず同じくらい好きなルオーもあるし、ヴラマンクもココシュカも有名どころのピカソユトリロ等々たくさん名画が収まっていて驚き。

プラハにも行ったことがあるけど、美術館がこれほど充実しているなら訪れる価値があるナと思ったネ。

1984年は宇都宮大に勤務していた頃だから、この美術展については全く知らなかったのも残念。

昔のものだからヴラマンクを始め、色があまり良くないけど仕方ない。

もう1冊は長谷川利行で、以前この古書店で買ったものとは違うシリーズの大型で薄い画集(講談社)。

リコー(利行)はこれで3冊目だけど、ダブっても惜しくない感じで買ってきた。

 

今日の「ぶらぶら美術館」(BS日テレ)では府中美術館の「へそまがり日本美術展」を特集していた。

録画しながら野球やラジオ放送大学のロシア史を見たり聴いたりしていたので前半の内容は未確認だけど、後半を覗いた限りでは禅画・俳画や南画などの傍流美術を取り上げた展覧会で、日本画が好きな人にはおススメできる企画だ。

白隠や雪村などのみならず、あまり著名でない画家の笑える作品ばかりを集めた印象で楽しいヨ。

 

これを書きながら放送大学で心理学史を横目で見ているのだけど、西川泰夫という講師は話が下手でホントにツマラナイね。

大昔の授業さながらで、抑揚のない調子で心理学の歴史を淡々と語るのだけど、これなら自分でテキストを黙読するのと同じで、西川の声が悪いし割れて聴きにくいだけに黙読の方がすっとマシ。

同じくツマラナイ西洋史の草光俊雄とは異なり、ボケてはいないだけが取り柄かな。

ずいぶん長いこと担当しているけど、聴衆のために早く交代すべきだネ。