「セカチュー」の何がイイのか分からない

1週間以上前になってしまったけど、テレビで「世界の中心で愛を叫ぶ」をやっていたので、脳が疲れていて仕事向きでなかったこともあり、見ることにした。

ヒグラシゼミなどでヒッキ―先生たちが時々セカチューを例に議論を進めるのだけど、何を言っているのかボクだけ分からずに取り残されるので覗いてみたのだネ。

見始めてすぐに結末が見えるパターンの物語で入って行きにくいけれど、「海街diary」で惹かれた長澤まゆみの少女姿と、昔カフカの「変身」を舞台で前衛的に演じていた(テレビで放映)森山未来が少年の役だったので、見続けることができた感じかな。

最後の場面で例の「愛を叫ぶ」のだけれど、切実感が伝わって来なかったのは物語に入れなかったせいだネ。

この場面だけは話題になっていた頃にも見かけて同じ思いをしたけれど、今どきの若者が何でこの類のありがちな物語に食いつくのか、サッパリ分からないのだナ。

数日後にも同じパターンの物語を放映していたけれど、若い女性(好みでない土屋太鳳)が病で逝去し、愛し合った男が取り残されるというガチな物語がウケていた(いる)のかな、一時的にしろ?

ボクの子供の頃にもこの種の物語が、小説(?)や映画で当っていたようだけど、当時から興味がなかったナ。別に自分がとりわけ冷たい人間とも思えないのだけれど、こういう話には附いていけないのだネ。

ヒッキ―先生たちはメタレベルで楽しんでいるのだろうけど、メタレベルでもいいから楽しみ方を教えて欲しいネ、ホンキで。このままでは議論について行けないからネ。(とはいえヒッキ―先生自身は、以前ヒグラシゼミの時にケイタイ片手にポケモン探し(?)に部屋を出て行ったような人なので、アテにならないかな。)