【釣り部報告】笑いが出るほど釣れなくて  スーパー銭湯で極楽気分

今回の釣りは、稚アユが川に遡上する前に港や海岸で釣るというもので、十数年前から大洗や那珂湊で釣り部長・ユウ君と始めたもの。宇都宮大卒などの仲間数人と100匹以上釣り、大洗の定宿だった大津屋で揚げてもらって食したこともあった。あの頃は今回久しぶりに参加したエビゾーを始め、皆さん子連れで参加したものだった。

ユウ君と2人の時には一度に十数匹釣れた時もあり、ユウ君が14本の鈎全部に釣った記録も持っている。ところが今回は朝8時過ぎに那珂湊に着いたものの、釣り人たちが少なかったのみならず、一部の名人(?)を除くとほとんどの人が釣果を上げられずにいる模様。1人2人の名人でさえ、1匹ずつ釣れる程度で総数はおそらく30匹くらいだったろう。

それでも回遊してくればと期待しつつ東京組3人で始めたものの、ほとんど当りなし。やっとボクが1匹引っ掛け、その後にカネシローが2匹一度に釣っただけの釣果。栃木組が合流した後も1匹だけで何のこっちゃ! 結局人間の数より少ない総数4匹で諦め、稚アユを止めたユウ君が1匹釣ったシャコを専門に狙うことにして場所を移動した。

那珂湊港は数年前にユウ君とカネシローとボクで、合計5匹以上のシャコをゲットしたことがあるので期待は持てた。竿は少々重くなるけれど、ヒロミ嬢とピリカ嬢にもチャレンジしてもらったけれど釣果なし。辛うじてイヤラシとアマッチがシャコと大ハゼを1匹ずつ釣り上げて面目を果たした。おしゃべりばかりでエアー釣り専門の(「釣れた!」と騒ぐものの勘違いばかり)ツクホーシは何にも釣れずに、ひたすら持参した酒を呑みたがっていた。校長稼業はストレスばかりで、仕事から解放されるとハシャギたがるようだ、同情!

それにしてもツクホーシが昔の卒業生親子と出くわしたり、ヘイカが勤務先の定時制高校の教頭に出会ったり、那珂湊港は奇跡的な出会いの場なのかも。そういえば、ボクも宇都宮大在職中に日立港に釣行した際に、定時制高校の生徒だった釣り好きの丸山クンに、おそらく十数年ぶりにバッタリ出会ってビックリしたことがあったナ。駅と同じく港は人の出会いのトポス(場)なのかもしれない。

 

2日目は朝から雨だったので栃木組は早々と帰宅、東京組は釣りより温泉好きなヘイカ(埼玉)と地元のスーパー銭湯へ。呑み過ぎて朝からフラフラしていたカネシローは、仮眠室でひたすら眠り続けていたけれど、3人はホンモノの温泉で極楽気分。運転手でもあるユウ君は早めに切り上げて仮眠していたようだけど、ヘイカとボクはほぼ全部の湯船に浸かって話し込んだ。湯に浸かりながら話していると、ちょうど目の前にそれぞれ固有で奇異な肉塊がよぎってせっかくの気分を害するので、人が近づくたびに目をつむって話すことにした。男性器は鑑賞に耐えないもののようだ。女性器はと言えば・・・