イー君の「真意」

イー君の論文を理解する上で、ボクの勇み足的な勢いがあったようで、本人からの「真意」が送られてきたので(勇み足を重ねないためにも)そのままお伝えする次第。

尚、感想の続きを書く余裕がまだ持てないので、しばらく先になりそう。中村三春さんだと思い込んだ原因がイー君の誤記にも由来していたようだけど、人違いだと分かったら批判する気が失せたのも、続きを先送りしたい理由でもある。

 

 

〈読み〉論文の件ですが、補則いたしますと、拙稿は授業で小森論を取り上げることを推奨するものではなく、指導書に載っている小森論(に限らず文学研究的な知見)を授業で一方的に講義してしまうような事態への批判というか、その是非について問題提議をしているつもりです。

 

指導書に載っているということは、授業で使える〈ネタ〉としての役割が期待されているわけで、それを安易に使ってしまうことへの批判でもあります。

 

ということで、授業者としての私は、指導書に載っているからと吟味もせずに授業に投げ込むことに対しては懐疑的な立場です。

 

あと、中「川」千春さんを、私の論文中では中「村」千春さんと、誤って記載していました(改めて引用元を確認して気づきました)。伏してお詫びと訂正をいたします。

 

今藤 晃裕